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第十一章 ケンイチ 神々篇 《第三部》
第174話「どうか」
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アスフィが眠りについてから既に三十分が経過していた。しかし、彼はついに目覚めた。
彼であって、彼ではないものが。
「お、おい! アスフィ! 目を覚ましたか! 急に眠っちまうからびっくりしたんだ……ぜ……」
ガーフィはアスフィの異変に気付いた。
「――おいみんな! アスフィから離れろ!!」
「どうしたのですか? アスフィに何か――」
「聞こえなかったのかルクス!! アスフィから離れろって言ってんだ! 死にてぇのかっ!」
ガーフィは皆に下がるように叫び促す。
「……フッフフフフフフフッ……フハハハハハハハハハッ! ふっかーーーーーつ!! フハハハハハハハハハッ!」
道化が覚醒した。仮面は無い。容姿はアスフィのままだが、それだけだ。
(おい、アスフィ! 本当にこいつに任せても良いのか!?)
(……今は彼に任せるほかありません。それに、何もエーシルを首輪無しで散歩させる気はありませんよ。安心して下さい、フィー)
「……おいお前たち、私に会話が筒抜けですよ。アスフィ・シーネット、私に何をした」
「…………お、おいアスフィ……でいいのか? 何を一人でブツブツと……」
「黙りなさい、私の会話を邪魔するとうっかり殺してしまいますよ」
「あ、いや……すまん」
ガーフィは異変を感じつつも、息子に死の宣告と共に注意され大人しく引き下がった。
(そんな事をすれば体は返してもらいます)
「ならやってみるがいい。この体の支配権は既に私に大きく傾いている。それに、私が居なければこの場は打開できない、そうでしょう? アスフィ・シーネット」
(確かに、その通りです)
(おい! 認めるのかよアスフィ!)
「フハハハハハハハッ! なら大人しく――」
(しかし、もしあなたがレイラ以外に手をお出すような真似をすれば、僕はレイラを殺します)
(「何だと?」)
アスフィの脅しにフィーとエーシルは驚愕する。
「……そんなこと出来るはずが――」
(ない、と。本当にそう思いますか? 何なら今試してもいいんですよ)
「やめろっ!!」
「うぉ!? どうしたアスフィ!?」
「さっきからうるさいです! 少し黙りなさい!」
「あ、はい……」
ガーフィは再び落ち込んだ。ただ息子を心配しただけなのに。
(そ、そうだぜアスフィ! コイツの意見に賛同するのは癪だがそれだけは辞めてくれ……頼む)
(もちろん、僕だってしたくありませんよ。ですから、エーシル。コレは盟約……いや、取引です。この話はお互いにメリットしかないんです。ですから――)
「分かりましたよ。私は私の目的を果たすのみです……」
(分かれば良いんです。お互い、仲良くしましょう。同じ”僕”、なんですから)
「……ですネェ」
エーシルの独り言は終了した。実際は違うが、周りから見れば天井を見ながらブツブツと喋っている変人であることに変わりはない。
「レイラ」
「……なに? アスフィ……なの?」
(こいつ! いきなりレイラに近付きやがったぞ!?)
(大丈夫です、フィー。彼がレイラに危害を加えることはありません。あと、さっきからうるさいので引っ込んでて下さい)
(……なんかお前、冷たいよな)
エーシルは突然レイラを抱きしめた。
「ど、どうしたの!? ……アスフィ、怖いの? 体が震えてる……よ?」
「私は……俺………僕は大丈夫だよ。……レイラ、ごめんね。僕は君を救えなかった」
「ううん、アスフィはレイラをちゃんと救ってくれたよ?」
「……ああ、そうだったね。今度は間違えない。君は必ず僕が守る。レイラ・セレスティア」
そういうとエーシルはレイラの手の甲にキスをした。
「……アスフィ」
「大丈夫だ、僕が全て上手くやる。お前は心配するな」
「…………うん、わかった。待ってるね」
「ああ」
エーシルは神々と猫一匹の元へと向かった。
「……アスフィ、あなたはどれが本当のあなたなの……レイラ分かんないよ」
「全部です」
「うむ」
「わたくしもルクスお姉様の同意見です」
ルクスに続き、エルザとアリスが続く。レイラにとってアスフィが全てだった。自分の言葉に反応してくれた三名は友達だ。
しかし、アスフィと居た時間のほうが圧倒的に長い。故にどうしても言葉の重みが違う。それはレイラが眠っていた為に仕方がないが。
***
オーディン、マキナ、アリア、キャルロットの四名は未だ激しい戦いを繰り広げていた。
そして、それを鑑賞するでも無く、ただじっと……まるでそこだけ時間が動いていないかのように、動きが止まったままのエルブレイド。呆然と立ち尽くす……。
「――何をしているんだい」
エーシルは呆然と立ち尽くしていたエルブレイドに声をかけた。
「……」
「無視は良くない」
「……娘が」
「娘? ……エルザがどうかしたかい?」
「そんな筈……」
エーシルが何度声を掛けるも、エルブレイドに気変わりはない。ずっと同じ言葉を繰り返していた。
「これは重症だね」
「娘が……」
エーシルはエルブレイドに呆れ、今度こそ神々の元へと行こうとしたその時――
「ディン……」
エーシルは立ち止まった。
「今なんて……?」
エーシルはやっと今までとは違う言葉を聞き、再びエルブレイドの元へと引き返した。
「おい! じいさん! 今なんて言った!?」
エーシルはエルブレイドの体を揺さぶる。
「娘が……」
「娘が何だ!?」
「ディン……」
「ディン……? ディンって何だ?」
エーシルはエルブレイドの目を覗き込んだ。
「……マズイ、死んでる」
彼であって、彼ではないものが。
「お、おい! アスフィ! 目を覚ましたか! 急に眠っちまうからびっくりしたんだ……ぜ……」
ガーフィはアスフィの異変に気付いた。
「――おいみんな! アスフィから離れろ!!」
「どうしたのですか? アスフィに何か――」
「聞こえなかったのかルクス!! アスフィから離れろって言ってんだ! 死にてぇのかっ!」
ガーフィは皆に下がるように叫び促す。
「……フッフフフフフフフッ……フハハハハハハハハハッ! ふっかーーーーーつ!! フハハハハハハハハハッ!」
道化が覚醒した。仮面は無い。容姿はアスフィのままだが、それだけだ。
(おい、アスフィ! 本当にこいつに任せても良いのか!?)
(……今は彼に任せるほかありません。それに、何もエーシルを首輪無しで散歩させる気はありませんよ。安心して下さい、フィー)
「……おいお前たち、私に会話が筒抜けですよ。アスフィ・シーネット、私に何をした」
「…………お、おいアスフィ……でいいのか? 何を一人でブツブツと……」
「黙りなさい、私の会話を邪魔するとうっかり殺してしまいますよ」
「あ、いや……すまん」
ガーフィは異変を感じつつも、息子に死の宣告と共に注意され大人しく引き下がった。
(そんな事をすれば体は返してもらいます)
「ならやってみるがいい。この体の支配権は既に私に大きく傾いている。それに、私が居なければこの場は打開できない、そうでしょう? アスフィ・シーネット」
(確かに、その通りです)
(おい! 認めるのかよアスフィ!)
「フハハハハハハハッ! なら大人しく――」
(しかし、もしあなたがレイラ以外に手をお出すような真似をすれば、僕はレイラを殺します)
(「何だと?」)
アスフィの脅しにフィーとエーシルは驚愕する。
「……そんなこと出来るはずが――」
(ない、と。本当にそう思いますか? 何なら今試してもいいんですよ)
「やめろっ!!」
「うぉ!? どうしたアスフィ!?」
「さっきからうるさいです! 少し黙りなさい!」
「あ、はい……」
ガーフィは再び落ち込んだ。ただ息子を心配しただけなのに。
(そ、そうだぜアスフィ! コイツの意見に賛同するのは癪だがそれだけは辞めてくれ……頼む)
(もちろん、僕だってしたくありませんよ。ですから、エーシル。コレは盟約……いや、取引です。この話はお互いにメリットしかないんです。ですから――)
「分かりましたよ。私は私の目的を果たすのみです……」
(分かれば良いんです。お互い、仲良くしましょう。同じ”僕”、なんですから)
「……ですネェ」
エーシルの独り言は終了した。実際は違うが、周りから見れば天井を見ながらブツブツと喋っている変人であることに変わりはない。
「レイラ」
「……なに? アスフィ……なの?」
(こいつ! いきなりレイラに近付きやがったぞ!?)
(大丈夫です、フィー。彼がレイラに危害を加えることはありません。あと、さっきからうるさいので引っ込んでて下さい)
(……なんかお前、冷たいよな)
エーシルは突然レイラを抱きしめた。
「ど、どうしたの!? ……アスフィ、怖いの? 体が震えてる……よ?」
「私は……俺………僕は大丈夫だよ。……レイラ、ごめんね。僕は君を救えなかった」
「ううん、アスフィはレイラをちゃんと救ってくれたよ?」
「……ああ、そうだったね。今度は間違えない。君は必ず僕が守る。レイラ・セレスティア」
そういうとエーシルはレイラの手の甲にキスをした。
「……アスフィ」
「大丈夫だ、僕が全て上手くやる。お前は心配するな」
「…………うん、わかった。待ってるね」
「ああ」
エーシルは神々と猫一匹の元へと向かった。
「……アスフィ、あなたはどれが本当のあなたなの……レイラ分かんないよ」
「全部です」
「うむ」
「わたくしもルクスお姉様の同意見です」
ルクスに続き、エルザとアリスが続く。レイラにとってアスフィが全てだった。自分の言葉に反応してくれた三名は友達だ。
しかし、アスフィと居た時間のほうが圧倒的に長い。故にどうしても言葉の重みが違う。それはレイラが眠っていた為に仕方がないが。
***
オーディン、マキナ、アリア、キャルロットの四名は未だ激しい戦いを繰り広げていた。
そして、それを鑑賞するでも無く、ただじっと……まるでそこだけ時間が動いていないかのように、動きが止まったままのエルブレイド。呆然と立ち尽くす……。
「――何をしているんだい」
エーシルは呆然と立ち尽くしていたエルブレイドに声をかけた。
「……」
「無視は良くない」
「……娘が」
「娘? ……エルザがどうかしたかい?」
「そんな筈……」
エーシルが何度声を掛けるも、エルブレイドに気変わりはない。ずっと同じ言葉を繰り返していた。
「これは重症だね」
「娘が……」
エーシルはエルブレイドに呆れ、今度こそ神々の元へと行こうとしたその時――
「ディン……」
エーシルは立ち止まった。
「今なんて……?」
エーシルはやっと今までとは違う言葉を聞き、再びエルブレイドの元へと引き返した。
「おい! じいさん! 今なんて言った!?」
エーシルはエルブレイドの体を揺さぶる。
「娘が……」
「娘が何だ!?」
「ディン……」
「ディン……? ディンって何だ?」
エーシルはエルブレイドの目を覗き込んだ。
「……マズイ、死んでる」
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