1 / 1
さっさと婚約破棄しやがれ
しおりを挟む
「ジュリアナ・マルテス公爵令嬢! お前とは婚約破棄する!」
王立学園の卒業パーティーで、リューク王子の声が響き渡った。
数日後、私ジュリアナと父マルテス公爵は、城の一室で国王陛下夫妻とリューク王子と対面していた。
陛下と父が、黙々と書類を片づけていく。間もなく、幼いころからの私とリューク王子の婚約が解消されるようだ。
ふと窓を見ると、外は奇麗な青空。こんな風に空を見上げるのなんて何年ぶりだろう。
私はすっと窓に近づき、
そのまま身を投げた。
気が付くと、王立学園の馬車止めに立っていた。ガラガラと音を立てて、王家の紋章が付いた馬車が去っていく。
そして、私の横にはリューク王子。後ろに護衛が控えている。
「これは……」
思わず手を見る。傷一つ無い。着ているのは学園の制服だ。
「ジュリアナ、なのか? 死んだのでは…?」
隣のリューク王子が目を見開いている。
「どうやら、三年前に戻ったようですね」
周りの様子から、これから入学式のようだ。突っ立っていても迷惑なので会場を目指して歩き出す。
「な、何なんだ? 『戻った』って!」
慌てて付いてくる王子。
「知りませんわ。死んだのは初めてですもの」
王子を放ってずんずん進む。ちょっと待て!という声が聞こえるが、知るか。
多分、私が死んだ事で王子の起こした醜聞を抑えきれないと思った王家が、王家の秘術「時戻り」を使ったのだろう。
王家の血を引いた王子が術を使ったが、時が戻ったら術を覚えていない頃に戻ってしまったという事か。
後ろから「キャアッ!」という可愛い声がした。
振り返ると、平民ながら治癒魔法に目覚めて聖女判定された少女が王子にぶつかっていた。
あーあ、またこの流れか。
「ご、ごめんなさい! 私ったら」
ペコペコ頭を下げて、可愛らしく去っていく聖女。
「生まれ変わってもまたぶつかるのだな…」
と、うっとりしてる王子に
「そんなわけ無いでしょ。馬鹿じゃない」
と、遠慮ないツッコミを入れる。
「今回は私たち、会場に行く近道を歩いてるのよ。何で聖女様がここにいるのよ。わざとに決まってるじゃない。まったくチョロイんだから」
王子がびっくりしてる。一度死んだ私に怖い物は無い。礼儀なんて知った事か。
私たちの婚約破棄の原因になった聖女。
二度目はもう聖女にも王子にも関わり合いたくない。
「今日、城に戻ったら陛下に婚約解消を申し出てくださいね」
王子がさらにびっくりしてる。
「あなたの傍にいるのも、もうウンザリなんです。二度と声を掛けないで。さっさと他人に戻らせてください」
「ジュ、ジュリアナ…」
「まあ、解消できなきゃまた飛び降りればいいだけですけど」
私の本気度を知って青くなってる王子を置いて会場に向かった。
案の定、王子は婚約解消を進めることも無いまま、聖女と親密になって行った。
私から陛下に何度婚約解消を申し入れても受け入れてもらえない。
懲りない王子が私に話しかけても塩対応するので、学園の皆も私が嫌がっているのを勘づいてる。空気を読まない聖女だけが「ひどいです!」と騒いでいるけど。
放課後、人気のない別学舎の空き教室に向かう。廊下に立っている護衛で、教室の中で誰が何をしているか皆にバレバレだ。
護衛を目線で黙らせて、小さくドアを開けて中に滑り込む。
中では予想通りの淫らな光景が広がっていた。思いっきり声を出す。
「リューク様! ひどいです!」
睦あっていた男女が飛び起きる。
乱れた服装のまま
「ま、待てジュリアナ! これは誤解だ! 私の妃はお前しかいない!」
と、予想通りの反応をする王子。
「これは遊び」「今だけ」「将来はお前と」など、前回言われた言い訳をドアの外で耳を澄ませているだろう護衛に十分に聞かせたところで、机の間に隠しておいた剣を取り出し、王子の胸に突き刺す。
何が起こったか分からない、という顔のまま召される王子。固まっている聖女を無視して
「リューク様ー!! 誰か、誰か来てーーー!」
と、王子を抱きしめて叫ぶ。
護衛が飛び込んでくる。
「聖女様が! 聖女様がリューク様を! ああっリューク様ぁぁ!」
しどけない恰好のまま聖女が拘束された。
もう動くことのないリューク様。あなたは、私が自殺するほどあなたの事を好きなのだと信じていたのでしょうね。
ねえ、あなたは一度も聞かなかったけど、私が窓から飛び降りたのは、あなたの婚約破棄のせいで私は50歳も年上の男の後妻になる事に決まったからなのよ。きっと結婚しても数年後には夫が死んで、夫の息子に邪魔にされながら屋敷のすみで小さくなって死ぬまで生きなくてはならない人生が目に見えたわ。
あなたは、高位貴族の娘が釣り合う結婚相手を見つけるのがどれだけ大変か知らない。幼いころに婚約するのは、早く相手をキープしておく意味もあるのよ。
だから、聖女と遊んでも私と結婚するならと目を瞑ったわ。それを、一番最悪な状況であなたは裏切った。
せめて、二度目は早めに婚約を解消してくれればいいのに、また聖女と関係を持ったのね。王家としては、聖女の純潔を奪ったあなたを聖女の夫にするしかないのよ。
そして、円満な婚約解消だと思わせるために私は急いで結婚相手を決めなくてはならない。
何度私を真実の愛のために婚約破棄される公爵令嬢にするの?
だから、気付いたの。
死ぬのは私じゃなくてもいい、って。
王立学園の卒業パーティーで、リューク王子の声が響き渡った。
数日後、私ジュリアナと父マルテス公爵は、城の一室で国王陛下夫妻とリューク王子と対面していた。
陛下と父が、黙々と書類を片づけていく。間もなく、幼いころからの私とリューク王子の婚約が解消されるようだ。
ふと窓を見ると、外は奇麗な青空。こんな風に空を見上げるのなんて何年ぶりだろう。
私はすっと窓に近づき、
そのまま身を投げた。
気が付くと、王立学園の馬車止めに立っていた。ガラガラと音を立てて、王家の紋章が付いた馬車が去っていく。
そして、私の横にはリューク王子。後ろに護衛が控えている。
「これは……」
思わず手を見る。傷一つ無い。着ているのは学園の制服だ。
「ジュリアナ、なのか? 死んだのでは…?」
隣のリューク王子が目を見開いている。
「どうやら、三年前に戻ったようですね」
周りの様子から、これから入学式のようだ。突っ立っていても迷惑なので会場を目指して歩き出す。
「な、何なんだ? 『戻った』って!」
慌てて付いてくる王子。
「知りませんわ。死んだのは初めてですもの」
王子を放ってずんずん進む。ちょっと待て!という声が聞こえるが、知るか。
多分、私が死んだ事で王子の起こした醜聞を抑えきれないと思った王家が、王家の秘術「時戻り」を使ったのだろう。
王家の血を引いた王子が術を使ったが、時が戻ったら術を覚えていない頃に戻ってしまったという事か。
後ろから「キャアッ!」という可愛い声がした。
振り返ると、平民ながら治癒魔法に目覚めて聖女判定された少女が王子にぶつかっていた。
あーあ、またこの流れか。
「ご、ごめんなさい! 私ったら」
ペコペコ頭を下げて、可愛らしく去っていく聖女。
「生まれ変わってもまたぶつかるのだな…」
と、うっとりしてる王子に
「そんなわけ無いでしょ。馬鹿じゃない」
と、遠慮ないツッコミを入れる。
「今回は私たち、会場に行く近道を歩いてるのよ。何で聖女様がここにいるのよ。わざとに決まってるじゃない。まったくチョロイんだから」
王子がびっくりしてる。一度死んだ私に怖い物は無い。礼儀なんて知った事か。
私たちの婚約破棄の原因になった聖女。
二度目はもう聖女にも王子にも関わり合いたくない。
「今日、城に戻ったら陛下に婚約解消を申し出てくださいね」
王子がさらにびっくりしてる。
「あなたの傍にいるのも、もうウンザリなんです。二度と声を掛けないで。さっさと他人に戻らせてください」
「ジュ、ジュリアナ…」
「まあ、解消できなきゃまた飛び降りればいいだけですけど」
私の本気度を知って青くなってる王子を置いて会場に向かった。
案の定、王子は婚約解消を進めることも無いまま、聖女と親密になって行った。
私から陛下に何度婚約解消を申し入れても受け入れてもらえない。
懲りない王子が私に話しかけても塩対応するので、学園の皆も私が嫌がっているのを勘づいてる。空気を読まない聖女だけが「ひどいです!」と騒いでいるけど。
放課後、人気のない別学舎の空き教室に向かう。廊下に立っている護衛で、教室の中で誰が何をしているか皆にバレバレだ。
護衛を目線で黙らせて、小さくドアを開けて中に滑り込む。
中では予想通りの淫らな光景が広がっていた。思いっきり声を出す。
「リューク様! ひどいです!」
睦あっていた男女が飛び起きる。
乱れた服装のまま
「ま、待てジュリアナ! これは誤解だ! 私の妃はお前しかいない!」
と、予想通りの反応をする王子。
「これは遊び」「今だけ」「将来はお前と」など、前回言われた言い訳をドアの外で耳を澄ませているだろう護衛に十分に聞かせたところで、机の間に隠しておいた剣を取り出し、王子の胸に突き刺す。
何が起こったか分からない、という顔のまま召される王子。固まっている聖女を無視して
「リューク様ー!! 誰か、誰か来てーーー!」
と、王子を抱きしめて叫ぶ。
護衛が飛び込んでくる。
「聖女様が! 聖女様がリューク様を! ああっリューク様ぁぁ!」
しどけない恰好のまま聖女が拘束された。
もう動くことのないリューク様。あなたは、私が自殺するほどあなたの事を好きなのだと信じていたのでしょうね。
ねえ、あなたは一度も聞かなかったけど、私が窓から飛び降りたのは、あなたの婚約破棄のせいで私は50歳も年上の男の後妻になる事に決まったからなのよ。きっと結婚しても数年後には夫が死んで、夫の息子に邪魔にされながら屋敷のすみで小さくなって死ぬまで生きなくてはならない人生が目に見えたわ。
あなたは、高位貴族の娘が釣り合う結婚相手を見つけるのがどれだけ大変か知らない。幼いころに婚約するのは、早く相手をキープしておく意味もあるのよ。
だから、聖女と遊んでも私と結婚するならと目を瞑ったわ。それを、一番最悪な状況であなたは裏切った。
せめて、二度目は早めに婚約を解消してくれればいいのに、また聖女と関係を持ったのね。王家としては、聖女の純潔を奪ったあなたを聖女の夫にするしかないのよ。
そして、円満な婚約解消だと思わせるために私は急いで結婚相手を決めなくてはならない。
何度私を真実の愛のために婚約破棄される公爵令嬢にするの?
だから、気付いたの。
死ぬのは私じゃなくてもいい、って。
208
この作品は感想を受け付けておりません。
あなたにおすすめの小説
いっとう愚かで、惨めで、哀れな末路を辿るはずだった令嬢の矜持
空月
ファンタジー
古くからの名家、貴き血を継ぐローゼンベルグ家――その末子、一人娘として生まれたカトレア・ローゼンベルグは、幼い頃からの婚約者に婚約破棄され、遠方の別荘へと療養の名目で送られた。
その道中に惨めに死ぬはずだった未来を、突然現れた『バグ』によって回避して、ただの『カトレア』として生きていく話。
※悪役令嬢で婚約破棄物ですが、ざまぁもスッキリもありません。
※以前投稿していた「いっとう愚かで惨めで哀れだった令嬢の果て」改稿版です。文章量が1.5倍くらいに増えています。
【掌編集】今までお世話になりました旦那様もお元気で〜妻の残していった離婚受理証明書を握りしめイケメン公爵は涙と鼻水を垂らす
まほりろ
恋愛
新婚初夜に「君を愛してないし、これからも愛するつもりはない」と言ってしまった公爵。
彼は今まで、天才、美男子、完璧な貴公子、ポーカーフェイスが似合う氷の公爵などと言われもてはやされてきた。
しかし新婚初夜に暴言を吐いた女性が、初恋の人で、命の恩人で、伝説の聖女で、妖精の愛し子であったことを知り意気消沈している。
彼の手には元妻が置いていった「離婚受理証明書」が握られていた……。
他掌編七作品収録。
※無断転載を禁止します。
※朗読動画の無断配信も禁止します
「Copyright(C)2023-まほりろ/若松咲良」
某小説サイトに投稿した掌編八作品をこちらに転載しました。
【収録作品】
①「今までお世話になりました旦那様もお元気で〜ポーカーフェイスの似合う天才貴公子と称された公爵は、妻の残していった離婚受理証明書を握りしめ涙と鼻水を垂らす」
②「何をされてもやり返せない臆病な公爵令嬢は、王太子に竜の生贄にされ壊れる。能ある鷹と天才美少女は爪を隠す」
③「運命的な出会いからの即日プロポーズ。婚約破棄された天才錬金術師は新しい恋に生きる!」
④「4月1日10時30分喫茶店ルナ、婚約者は遅れてやってきた〜新聞は星座占いを見る為だけにある訳ではない」
⑤「『お姉様はズルい!』が口癖の双子の弟が現世の婚約者! 前世では弟を立てる事を親に強要され馬鹿の振りをしていましたが、現世では奴とは他人なので天才として実力を充分に発揮したいと思います!」
⑥「婚約破棄をしたいと彼は言った。契約書とおふだにご用心」
⑦「伯爵家に半世紀仕えた老メイドは伯爵親子の罠にハマり無一文で追放される。老メイドを助けたのはポーカーフェイスの美女でした」
⑧「お客様の中に褒め褒めの感想を書ける方はいらっしゃいませんか? 天才美文感想書きVS普通の少女がえんぴつで書いた感想!」
主人公の恋敵として夫に処刑される王妃として転生した私は夫になる男との結婚を阻止します
白雪の雫
ファンタジー
突然ですが質問です。
あなたは【真実の愛】を信じますか?
そう聞かれたら私は『いいえ!』『No!』と答える。
だって・・・そうでしょ?
ジュリアーノ王太子の(名目上の)父親である若かりし頃の陛下曰く「私と彼女は真実の愛で結ばれている」という何が何だか訳の分からない理屈で、婚約者だった大臣の姫ではなく平民の女を妃にしたのよ!?
それだけではない。
何と平民から王妃になった女は庭師と不倫して不義の子を儲け、その不義の子ことジュリアーノは陛下が側室にも成れない身分の低い女が産んだ息子のユーリアを後宮に入れて妃のように扱っているのよーーーっ!!!
私とジュリアーノの結婚は王太子の後見になって欲しいと陛下から土下座をされてまで請われたもの。
それなのに・・・ジュリアーノは私を後宮の片隅に追いやりユーリアと毎晩「アッー!」をしている。
しかも!
ジュリアーノはユーリアと「アッー!」をするにしてもベルフィーネという存在が邪魔という理由だけで、正式な王太子妃である私を車裂きの刑にしやがるのよ!!!
マジかーーーっ!!!
前世は腐女子であるが会社では働く女性向けの商品開発に携わっていた私は【夢色の恋人達】というBLゲームの、悪役と位置づけられている王太子妃のベルフィーネに転生していたのよーーーっ!!!
思い付きで書いたので、ガバガバ設定+矛盾がある+ご都合主義。
世界観、建築物や衣装等は古代ギリシャ・ローマ神話、古代バビロニアをベースにしたファンタジー、ベルフィーネの一人称は『私』と書いて『わたくし』です。
婚約破棄を申し入れたのは、父です ― 王子様、あなたの企みはお見通しです!
みかぼう。
恋愛
公爵令嬢クラリッサ・エインズワースは、王太子ルーファスの婚約者。
幼い日に「共に国を守ろう」と誓い合ったはずの彼は、
いま、別の令嬢マリアンヌに微笑んでいた。
そして――年末の舞踏会の夜。
「――この婚約、我らエインズワース家の名において、破棄させていただきます!」
エインズワース公爵が力強く宣言した瞬間、
王国の均衡は揺らぎ始める。
誇りを捨てず、誠実を貫く娘。
政の闇に挑む父。
陰謀を暴かんと手を伸ばす宰相の子。
そして――再び立ち上がる若き王女。
――沈黙は逃げではなく、力の証。
公爵令嬢の誇りが、王国の未来を変える。
――荘厳で静謐な政略ロマンス。
(本作品は小説家になろうにも掲載中です)
行き場を失った恋の終わらせ方
当麻月菜
恋愛
「君との婚約を白紙に戻してほしい」
自分の全てだったアイザックから別れを切り出されたエステルは、どうしてもこの恋を終わらすことができなかった。
避け続ける彼を求めて、復縁を願って、あの日聞けなかった答えを得るために、エステルは王城の夜会に出席する。
しかしやっと再会できた、そこには見たくない現実が待っていて……
恋の終わりを見届ける貴族青年と、行き場を失った恋の中をさ迷う令嬢の終わりと始まりの物語。
※他のサイトにも重複投稿しています。
不実なあなたに感謝を
黒木メイ
恋愛
王太子妃であるベアトリーチェと踊るのは最初のダンスのみ。落ち人のアンナとは望まれるまま何度も踊るのに。王太子であるマルコが誰に好意を寄せているかははたから見れば一目瞭然だ。けれど、マルコが心から愛しているのはベアトリーチェだけだった。そのことに気づいていながらも受け入れられないベアトリーチェ。そんな時、マルコとアンナがとうとう一線を越えたことを知る。――――不実なあなたを恨んだ回数は数知れず。けれど、今では感謝すらしている。愚かなあなたのおかげで『幸せ』を取り戻すことができたのだから。
※異世界転移をしている登場人物がいますが主人公ではないためタグを外しています。
※曖昧設定。
※一旦完結。
※性描写は匂わせ程度。
※小説家になろう様、カクヨム様にも掲載予定。
幼馴染以上、婚約者未満の王子と侯爵令嬢の関係
紫月 由良
恋愛
第二王子エインの婚約者は、貴族には珍しい赤茶色の髪を持つ侯爵令嬢のディアドラ。だが彼女の冷たい瞳と無口な性格が気に入らず、エインは婚約者の義兄フィオンとともに彼女を疎んじていた。そんな中、ディアドラが学院内で留学してきた男子学生たちと親しくしているという噂が広まる。注意しに行ったエインは彼女の見知らぬ一面に心を乱された。しかし婚約者の異母兄妹たちの思惑が問題を引き起こして……。
顔と頭が良く性格が悪い男の失恋ストーリー。
※流血シーンがあります。(各話の前書きに注意書き+次話前書きにあらすじがあるので、飛ばし読み可能です)
彼女の離縁とその波紋
豆狸
恋愛
夫にとって魅力的なのは、今も昔も恋人のあの女性なのでしょう。こうして私が悩んでいる間もふたりは楽しく笑い合っているのかと思うと、胸にぽっかりと穴が開いたような気持ちになりました。
※子どもに関するセンシティブな内容があります。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる