谷武高校の先生たちの生活

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37日目 ○○と○○の話1

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7月です。10月24日、25日、26日に文化祭があります。


そのことで二人の人物がある事が原因で争いが勃発していた。


〈校長先生〉なにいってんだ!? ちがうだろ! こっちのほうが面白うまいだろ!!


〈教頭先生〉いやいやいや! こっちですよ!


今日は校長室で教頭先生と校長先生がなぜか争っていた。


〈長久保先生〉ん? きょうなんか......


〈辻村先生〉あ~、今日はこれらしいよ


と、辻村先生は親指と小指を立てた。


〈長久保先生〉なるほどね


ふたりはひそひそ話をしていた。


実はこの先生の業界あるあるで、親指をたてると校長先生、小指をたてると教頭先生という。意味らしい。

よく校長先生や教頭先生が怒ってたりしてほかの人に伝えるために編み出したサインだ。

この場合は校長先生と教頭先生が争っているから気をつけろ。という意味だ。


〈大戸先生〉珍しいなー、二人が争っているのは......


〈千代先生〉そうなんですか?


〈大戸先生〉そう。二人はこの高校始まっていらい一番仲のいい校長と教頭らしい。まあ、たしかにあまり喧嘩してるところはみたことない


〈千代先生〉へえ~


〈渡部先生〉たしかに珍しいですね、でもなにで喧嘩してるんだ?


〈安西先生〉では私がみてきます!


〈当間先生〉いや、安西はおとなしくしてて


〈安西先生〉え? なぜですか?


すると、当間先生が安西先生の肩をポンッと手を置いた。


〈当間先生〉安西先生は隠し玉なんです。いざというときの


〈安西先生〉なるほどです!


安西先生は嬉しくなった。そして、急に大人しくなった。


〈当間〉(ふうぅ~ あぶないあぶない! 安西先生はちょっとおっちょこちょいなところがあるからな~)


〈辻村先生〉では私が少し様子を見てきます


〈長久保〉うん! 行ってきてくれ! 頼む


〈辻村先生〉はい! 


辻村先生は校長室に向かった。なぜ争っているのかを忍び忍び、見つからず聴きに行くことになった。


ふたりはどんな会話をしているのだろうか。


ー 37 ○○と○○の話1 ー 続く

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