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87:事件の全容
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あれから____
ブリギッドとトリスタンの取り調べが始まった。
シエラ奪還の裏では、実はランスロットが離宮に戻った時にはヤンが同行していた。だが、ヤンの目的は奪還ではなく、ブリギッドやトリスタン、シュナイダー公爵の犯罪の証拠固めのために、別途に活動していたのだ。
その甲斐あって、言い逃れのできない証拠が集めることができた。離宮には、公爵との契約書やトリスタンの研究室や呪いや隷属魔法で使用したものなどが見つかった為、証拠は揃った。
ブリギッドは、第二夫人という身分に飽きたらず、国母となるべく、我が子を王太子にせんとばかりに、画策していた。
しかし当の本人のランスロットはその気はないし、魔力至上のバランドールでは魔力が少ないというのは、マイナスの印象にしかなりえない。そんな王子が王太子になるには、現王太子ライルの失脚だった。
そこでトリスタンだった。
トリスタンはブリギッドからの紹介として、シュナイダー公爵に取り入り、シエラ王女がいなくなれば、娘のミランダが王太子妃になれると唆した。
シュナイダー公爵を計画に巻き込んだのは、呪いを使った際の呪詛返し用の犠牲者を用意する為だった。それにシュナイダー公爵は魔力至上を唱える、有力貴族だったため、シエラ王女に魔力がないことが、我慢ならなかったことも拍車をかけてしまった。
だが、想定外の出来事が起きてしまった。シエラ王女が持つ『祝福』が呪いの効果を変えてしまい、呪殺ではなく幼女になってしまったからだ。
呪いのオルゴールはトリスタンが作成したアイテムだったのだが、本来であれば呪殺完了と共に消失する仕組みになっていた。しかしシエラ王女の『祝福』によって、本来の目的が達成できなかったため、オルゴールはそのまま残ってしまった。結局そのオルゴールは魔法省の預りとなり、調べれればシエラ王女が幼女になってしまった原因も掴めた。だが、内部スパイがいた為に、関係者は一同隷属魔法を掛けられ、口封じを強いられてしまった。
それでも計画は少し狂ってしまったが、結局シエラとライル王子は、婚約解消となり、ミランダは王太子妃としての婚約者としての地位を確率することができた。シュナイダー公爵としては目論見通りの結果となった為、問題はなかったのだが、ブリギッドの本来の目的の、他国王女の殺害でのライル王子の失脚という点においては、失敗に終わってしまったのだ。
そんな中、ミランダがシュナイダー公爵とトリスタンの悪事をライル王子に密告してしまったことで、ライル王子とランスロット王子の調査が秘密裏に行われることになった。
そしてシエラ王女が再び、Sランクの冒険者を連れ、バランドールの地へ再度足を運んだ為、ここでトリスタンはシエラ王女について、好奇心が湧いてしまった。『祝福』の謎を解いてみたくなったのだ。しかし拉致も試みるも、尽くヤンによって返り討ちになっていた。
呪いや隷属魔法の呪詛返しによる犠牲者は、魔物の森に打ち捨てられていたのだが、魔物のよって遺体は処理されるであろうと楽観視していたようだったが、ここでも想定外な事が起きてしまった。あまりにの理不尽な殺人により、殺された怨念は瘴気を放ち魔物の森の一部を不浄の地へと変えてしまったのだ。
そこで、『特別依頼』により、不浄の地を浄化するために、高位ランクパーティが対応することになった。それに慌てたブリギッド一味は証拠になるものが残っていてはいけないと、隷属魔法をかけられた魔法省の職員を高位パーティに送り込むも、これも敢え無く失敗してしまった。
これは取り調べをして、発覚したことなのだが、ブリギッドはトリスタンに魅了魔法をかけられていた。
さすがに、失敗続きだったためブリギッドは怒り心頭になりトリスタンにも当たり散らしていたらしい。癇癪に嫌気がさしたトリスタンは、ブリギッドに魅了魔法をかけ、苦情を黙らせ、自分の都合よく利用していた。というのが事の顛末であった。
・・・・・
「こうやって書類読んでみると・・・あいつアホなの?」
「確かにな。失敗多すぎだろ。なんかいろいろと杜撰だし。」
「こんな奴にこんな身体にされたのかと思うと、怒りを通り越して複雑な心境だわ。」
「まぁお姫様は『祝福』があったから命は助かったんだしね!」
「ですが・・・結局姫様の『祝福』は何なのでしょうね?」
「あーそれねー多分だけど、現時点は何もないと思うわ。」
「え?何かわかったんですか?」
「んーはっきりするのはまだ少し先ねー」
「「「??」」」
こうして、シエラの幼女化については、いまだ解呪とはならなかったが、事件の幕は降ろされたのであった
ブリギッドとトリスタンの取り調べが始まった。
シエラ奪還の裏では、実はランスロットが離宮に戻った時にはヤンが同行していた。だが、ヤンの目的は奪還ではなく、ブリギッドやトリスタン、シュナイダー公爵の犯罪の証拠固めのために、別途に活動していたのだ。
その甲斐あって、言い逃れのできない証拠が集めることができた。離宮には、公爵との契約書やトリスタンの研究室や呪いや隷属魔法で使用したものなどが見つかった為、証拠は揃った。
ブリギッドは、第二夫人という身分に飽きたらず、国母となるべく、我が子を王太子にせんとばかりに、画策していた。
しかし当の本人のランスロットはその気はないし、魔力至上のバランドールでは魔力が少ないというのは、マイナスの印象にしかなりえない。そんな王子が王太子になるには、現王太子ライルの失脚だった。
そこでトリスタンだった。
トリスタンはブリギッドからの紹介として、シュナイダー公爵に取り入り、シエラ王女がいなくなれば、娘のミランダが王太子妃になれると唆した。
シュナイダー公爵を計画に巻き込んだのは、呪いを使った際の呪詛返し用の犠牲者を用意する為だった。それにシュナイダー公爵は魔力至上を唱える、有力貴族だったため、シエラ王女に魔力がないことが、我慢ならなかったことも拍車をかけてしまった。
だが、想定外の出来事が起きてしまった。シエラ王女が持つ『祝福』が呪いの効果を変えてしまい、呪殺ではなく幼女になってしまったからだ。
呪いのオルゴールはトリスタンが作成したアイテムだったのだが、本来であれば呪殺完了と共に消失する仕組みになっていた。しかしシエラ王女の『祝福』によって、本来の目的が達成できなかったため、オルゴールはそのまま残ってしまった。結局そのオルゴールは魔法省の預りとなり、調べれればシエラ王女が幼女になってしまった原因も掴めた。だが、内部スパイがいた為に、関係者は一同隷属魔法を掛けられ、口封じを強いられてしまった。
それでも計画は少し狂ってしまったが、結局シエラとライル王子は、婚約解消となり、ミランダは王太子妃としての婚約者としての地位を確率することができた。シュナイダー公爵としては目論見通りの結果となった為、問題はなかったのだが、ブリギッドの本来の目的の、他国王女の殺害でのライル王子の失脚という点においては、失敗に終わってしまったのだ。
そんな中、ミランダがシュナイダー公爵とトリスタンの悪事をライル王子に密告してしまったことで、ライル王子とランスロット王子の調査が秘密裏に行われることになった。
そしてシエラ王女が再び、Sランクの冒険者を連れ、バランドールの地へ再度足を運んだ為、ここでトリスタンはシエラ王女について、好奇心が湧いてしまった。『祝福』の謎を解いてみたくなったのだ。しかし拉致も試みるも、尽くヤンによって返り討ちになっていた。
呪いや隷属魔法の呪詛返しによる犠牲者は、魔物の森に打ち捨てられていたのだが、魔物のよって遺体は処理されるであろうと楽観視していたようだったが、ここでも想定外な事が起きてしまった。あまりにの理不尽な殺人により、殺された怨念は瘴気を放ち魔物の森の一部を不浄の地へと変えてしまったのだ。
そこで、『特別依頼』により、不浄の地を浄化するために、高位ランクパーティが対応することになった。それに慌てたブリギッド一味は証拠になるものが残っていてはいけないと、隷属魔法をかけられた魔法省の職員を高位パーティに送り込むも、これも敢え無く失敗してしまった。
これは取り調べをして、発覚したことなのだが、ブリギッドはトリスタンに魅了魔法をかけられていた。
さすがに、失敗続きだったためブリギッドは怒り心頭になりトリスタンにも当たり散らしていたらしい。癇癪に嫌気がさしたトリスタンは、ブリギッドに魅了魔法をかけ、苦情を黙らせ、自分の都合よく利用していた。というのが事の顛末であった。
・・・・・
「こうやって書類読んでみると・・・あいつアホなの?」
「確かにな。失敗多すぎだろ。なんかいろいろと杜撰だし。」
「こんな奴にこんな身体にされたのかと思うと、怒りを通り越して複雑な心境だわ。」
「まぁお姫様は『祝福』があったから命は助かったんだしね!」
「ですが・・・結局姫様の『祝福』は何なのでしょうね?」
「あーそれねー多分だけど、現時点は何もないと思うわ。」
「え?何かわかったんですか?」
「んーはっきりするのはまだ少し先ねー」
「「「??」」」
こうして、シエラの幼女化については、いまだ解呪とはならなかったが、事件の幕は降ろされたのであった
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