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なぎさくん、どこにいるの?
雑音
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今は42度くらいだろうか。
少し肌がピリつくけど、心地よい熱さのお風呂から上がりたくない私は心細い暗がりで待ってくれている窓の向こうの渚くんに話しかける。
苺「いる?」
渚「いるよー。」
と、窓の下から返事してくれる渚くんは紳士でタオルを巻いた私の体を見てこない。
苺「茉耶ばぁって意外と認知症じゃないんじゃないかな。」
私がそういうと少し遠いところでため息が聞こえた。
渚「どう考えたって認知症だよ。僕とお母さんがここに一緒に来るわけないんだから。」
それはどういう意味…?
そういえば茉耶ばぁってあんな足場の悪い階段を上がってわざわざここに住んでるんだよね?
足が悪いのになんで?
そんなことを考えていると、窓から風が入ってきて汗ばんできた私の首元を撫でた。
その風が嫌に生温く、人の手に触れられたような感じがしてなんとなく背後を見たけれど誰もいない。
けど、なにかの目線を感じる私は脇に置いていたタオルを取り、すぐにお風呂から上がって茉耶ばぁから借りた浴衣を着たけれどサイズが合わなくてミニワンピのようになってしまった。
これ、多分禅くんのと間違えてるよね…?
苺「…潮原くーん。別の浴衣借りられないかな。」
私はお風呂場の窓から外を覗くように顔を出したけれど、渚くんの姿は見えなかった。
苺「潮原くん…?」
さっきまで窓の外にいて話してくれてたのに足音たてずに1人で先に部屋へ戻っちゃったの…?
そんな裏切りある?
「苺ちゃん。」
ぼんやりとしたランプの明かりしかない浴室の扉の向こうから禅くんに良く似た幼い男の子の声が聞こえて私は背後にあるすりガラス向こうの扉が見れなくなる。
「苺ちゃん?いるでしょ?」
禅くんにしてはなんだかハキハキしているその声は鍵のない扉を開けることなく、私を何度も呼ぶけど返事をしちゃいけない気がする。
そんな変な勘が働くとまた向こうから名前を呼ばれた。
「苺…?出てきてよ。」
と、次はここにはいないはずの田中くんの声が私に話しかけてきた。
絶対、振り向いちゃいけない。
絶対、扉を開けちゃいけない。
絶対、その姿を見ちゃいけない。
そんな気がしてならない。
さっきまで禅くんがいたはずの扉の向こうからはずっと田中くんが私の名前を呼び続けているけれど、絶対に自分からは開けないらしく入ってこない。
けど、私の逃げ道もそこひとつしかないからどうしようも出来ない。
「まーいーちゃんっ、遊ぼうよー。」
絶対こんなこと田中くんは言わない。
ちゃん付けなんか出会ってから1度もされたことないし、そもそもこの山を登ってはこない。
どうしよう…。
この窓から逃げられるかな。
私はもう1度窓から顔を出して辺りを見渡し、渚くんがいないのと地面からしっかり2mくらい離れているのを確認してやっぱり飛び降りる覚悟が固まらない。
「苺ちゃん、遊ぼ?ねえねえ遊ぼうよ、一緒に。」
少し強引な言葉をかけてくるようになった扉の向こうの田中くんはこちらではそよ風程度にしか感じない風で扉を煽り、ガタガタと震わせる。
それが田中くんでも禅くんでも何にでもないと確信した私は音が出ないように風呂椅子に手を伸ばし、そっと取ってお風呂の縁に置きしっかりと登れるように準備する。
よし、これでここから逃げられる。
そう思い、足をかけた瞬間また声が変わった。
「苺さーん?大丈夫?」
渚くん…?
けど、扉の向こうにいた何かはどうなったの?
私はその考えで頭いっぱいになり、ずっと見ないようにしていた扉を見ようとするとバンッ!と何か大きなものが落ちる音と共に強風が向こうの扉を煽った。
「苺、出ておいで。」
その声で私は背後に向けかけていた顔を前へ戻し、目の前の窓から出る覚悟を決める。
「苺ちゃん、大丈夫だよ。」
死んだはずの乙武先生がずっと私の耳を撫でるように話しかけてくる。
それが怖いよりも先にとても気持ち悪く感じた私はそっと風呂椅子に足を置き、腕を窓枠にかけて体を外へ逃がそうとしていると後ろの脱衣場からの物音が激しくなる。
けど、その音は物が落ちるだけのものではなく、あの日聞いた食器を洗う音や、缶やペットボトルを潰す音、洗濯物のシワを伸ばす音、他にもたくさんの足音や何かがぶつかり合う音がする。
全て別の場所で拾い上げたと思ってしまう物音が悲鳴のように背後から聞こえてきて私は体が震えて身を半分だけ出している窓から動けなくなっていると、目の端に人影が映った。
「…何やってるの?」
全部の声に信じきれなくなった私はその人影が自分の前にやってくるまで信用せず、薄目を開けてその姿を確認した。
苺「変なのがいる。」
その言葉でどこかに行ってた渚くんは何かに気づいてくれたのか私に手を伸ばしてくれた。
私はそれに安心して渚くんの手を借り、外へ逃がしてもらうと渚くんは自分が履いていたサンダルを私に履かせて手を繋いだままみんながいるプレハブ小屋まで連れて行ってくれた。
苺「…ありがとう。」
私は禅くんも茉耶ばぁも寝静まってるのを確認してやっぱりあれは別の“何か”と確信して一気に寒気が襲ってくる。
渚「喋っちゃダメ。」
と、渚くんは水とタオルを用意して私の足についてしまった跳ね返りの泥を拭く。
渚「見ちゃダメ。」
苺「…うん。」
私は言われた通り、慣れた手つきで脚を拭く姿から目をそらす。
渚「存在を認めちゃダメ。」
苺「…え?」
渚「あれは自分が大好きだから存在を認めるとその人を攫うんだよ。」
苺「あれって…、脱衣所にいた…」
私がその存在のことを口に出しかけると渚くんはそれを止めるように自分の口に人差し指を置いた。
渚「口は禍の元。その存在を口にするとやって来る。」
そう言って渚くんは私の足についた泥はねを拭き終わると、同じタオルで自分の足を拭き始めた。
渚「けど、誰にでもお気に入りがあるから絶対とは言い切れないんだけどね。」
と、何故か悔しげに話す渚くんはタオルを強く擦り付けて自分の肌を赤くしてしまうけど、全く痛そうにしない。
渚「使えると思ったのに何も与えてくれない存在って価値ないのにね。」
苺「…どうしたの?」
私は今にも泣いてしまいそうなほど目が潤んでいる渚くんを見るのが初めてであと少しで秘密を言ってくれそうな渚くんに聞くけど、渚くんは首を横に振った。
渚「どうもないよ。」
苺「…なんでも言ってよ。私はいろんなこと知りたい。」
勇気を振り絞って渚くんの頼れる存在になろうと言ったけど、さっきまで1人だと動けなかった私に頼るほど渚くんは弱くないらしくまた首を振られた。
渚「知ってもしょうがない。」
そう言ってなぎさくんはまた音を立てずに布団を敷き、そこに私を寝かせると渚くんは禅くんの隣に行って体を倒した。
川の字で私の隣にいる茉耶ばぁとその隣にいる禅くんは小さくても寝息を立てているのが聞こえるけど、やっぱり渚くんの音は聞こえなくていついなくなっても分からない。
それが嫌な私は勝手に目が閉じるまで静かに動く渚くんの肩を見てそっと眠りについた。
待永 晄愛/なぎさくん。
少し肌がピリつくけど、心地よい熱さのお風呂から上がりたくない私は心細い暗がりで待ってくれている窓の向こうの渚くんに話しかける。
苺「いる?」
渚「いるよー。」
と、窓の下から返事してくれる渚くんは紳士でタオルを巻いた私の体を見てこない。
苺「茉耶ばぁって意外と認知症じゃないんじゃないかな。」
私がそういうと少し遠いところでため息が聞こえた。
渚「どう考えたって認知症だよ。僕とお母さんがここに一緒に来るわけないんだから。」
それはどういう意味…?
そういえば茉耶ばぁってあんな足場の悪い階段を上がってわざわざここに住んでるんだよね?
足が悪いのになんで?
そんなことを考えていると、窓から風が入ってきて汗ばんできた私の首元を撫でた。
その風が嫌に生温く、人の手に触れられたような感じがしてなんとなく背後を見たけれど誰もいない。
けど、なにかの目線を感じる私は脇に置いていたタオルを取り、すぐにお風呂から上がって茉耶ばぁから借りた浴衣を着たけれどサイズが合わなくてミニワンピのようになってしまった。
これ、多分禅くんのと間違えてるよね…?
苺「…潮原くーん。別の浴衣借りられないかな。」
私はお風呂場の窓から外を覗くように顔を出したけれど、渚くんの姿は見えなかった。
苺「潮原くん…?」
さっきまで窓の外にいて話してくれてたのに足音たてずに1人で先に部屋へ戻っちゃったの…?
そんな裏切りある?
「苺ちゃん。」
ぼんやりとしたランプの明かりしかない浴室の扉の向こうから禅くんに良く似た幼い男の子の声が聞こえて私は背後にあるすりガラス向こうの扉が見れなくなる。
「苺ちゃん?いるでしょ?」
禅くんにしてはなんだかハキハキしているその声は鍵のない扉を開けることなく、私を何度も呼ぶけど返事をしちゃいけない気がする。
そんな変な勘が働くとまた向こうから名前を呼ばれた。
「苺…?出てきてよ。」
と、次はここにはいないはずの田中くんの声が私に話しかけてきた。
絶対、振り向いちゃいけない。
絶対、扉を開けちゃいけない。
絶対、その姿を見ちゃいけない。
そんな気がしてならない。
さっきまで禅くんがいたはずの扉の向こうからはずっと田中くんが私の名前を呼び続けているけれど、絶対に自分からは開けないらしく入ってこない。
けど、私の逃げ道もそこひとつしかないからどうしようも出来ない。
「まーいーちゃんっ、遊ぼうよー。」
絶対こんなこと田中くんは言わない。
ちゃん付けなんか出会ってから1度もされたことないし、そもそもこの山を登ってはこない。
どうしよう…。
この窓から逃げられるかな。
私はもう1度窓から顔を出して辺りを見渡し、渚くんがいないのと地面からしっかり2mくらい離れているのを確認してやっぱり飛び降りる覚悟が固まらない。
「苺ちゃん、遊ぼ?ねえねえ遊ぼうよ、一緒に。」
少し強引な言葉をかけてくるようになった扉の向こうの田中くんはこちらではそよ風程度にしか感じない風で扉を煽り、ガタガタと震わせる。
それが田中くんでも禅くんでも何にでもないと確信した私は音が出ないように風呂椅子に手を伸ばし、そっと取ってお風呂の縁に置きしっかりと登れるように準備する。
よし、これでここから逃げられる。
そう思い、足をかけた瞬間また声が変わった。
「苺さーん?大丈夫?」
渚くん…?
けど、扉の向こうにいた何かはどうなったの?
私はその考えで頭いっぱいになり、ずっと見ないようにしていた扉を見ようとするとバンッ!と何か大きなものが落ちる音と共に強風が向こうの扉を煽った。
「苺、出ておいで。」
その声で私は背後に向けかけていた顔を前へ戻し、目の前の窓から出る覚悟を決める。
「苺ちゃん、大丈夫だよ。」
死んだはずの乙武先生がずっと私の耳を撫でるように話しかけてくる。
それが怖いよりも先にとても気持ち悪く感じた私はそっと風呂椅子に足を置き、腕を窓枠にかけて体を外へ逃がそうとしていると後ろの脱衣場からの物音が激しくなる。
けど、その音は物が落ちるだけのものではなく、あの日聞いた食器を洗う音や、缶やペットボトルを潰す音、洗濯物のシワを伸ばす音、他にもたくさんの足音や何かがぶつかり合う音がする。
全て別の場所で拾い上げたと思ってしまう物音が悲鳴のように背後から聞こえてきて私は体が震えて身を半分だけ出している窓から動けなくなっていると、目の端に人影が映った。
「…何やってるの?」
全部の声に信じきれなくなった私はその人影が自分の前にやってくるまで信用せず、薄目を開けてその姿を確認した。
苺「変なのがいる。」
その言葉でどこかに行ってた渚くんは何かに気づいてくれたのか私に手を伸ばしてくれた。
私はそれに安心して渚くんの手を借り、外へ逃がしてもらうと渚くんは自分が履いていたサンダルを私に履かせて手を繋いだままみんながいるプレハブ小屋まで連れて行ってくれた。
苺「…ありがとう。」
私は禅くんも茉耶ばぁも寝静まってるのを確認してやっぱりあれは別の“何か”と確信して一気に寒気が襲ってくる。
渚「喋っちゃダメ。」
と、渚くんは水とタオルを用意して私の足についてしまった跳ね返りの泥を拭く。
渚「見ちゃダメ。」
苺「…うん。」
私は言われた通り、慣れた手つきで脚を拭く姿から目をそらす。
渚「存在を認めちゃダメ。」
苺「…え?」
渚「あれは自分が大好きだから存在を認めるとその人を攫うんだよ。」
苺「あれって…、脱衣所にいた…」
私がその存在のことを口に出しかけると渚くんはそれを止めるように自分の口に人差し指を置いた。
渚「口は禍の元。その存在を口にするとやって来る。」
そう言って渚くんは私の足についた泥はねを拭き終わると、同じタオルで自分の足を拭き始めた。
渚「けど、誰にでもお気に入りがあるから絶対とは言い切れないんだけどね。」
と、何故か悔しげに話す渚くんはタオルを強く擦り付けて自分の肌を赤くしてしまうけど、全く痛そうにしない。
渚「使えると思ったのに何も与えてくれない存在って価値ないのにね。」
苺「…どうしたの?」
私は今にも泣いてしまいそうなほど目が潤んでいる渚くんを見るのが初めてであと少しで秘密を言ってくれそうな渚くんに聞くけど、渚くんは首を横に振った。
渚「どうもないよ。」
苺「…なんでも言ってよ。私はいろんなこと知りたい。」
勇気を振り絞って渚くんの頼れる存在になろうと言ったけど、さっきまで1人だと動けなかった私に頼るほど渚くんは弱くないらしくまた首を振られた。
渚「知ってもしょうがない。」
そう言ってなぎさくんはまた音を立てずに布団を敷き、そこに私を寝かせると渚くんは禅くんの隣に行って体を倒した。
川の字で私の隣にいる茉耶ばぁとその隣にいる禅くんは小さくても寝息を立てているのが聞こえるけど、やっぱり渚くんの音は聞こえなくていついなくなっても分からない。
それが嫌な私は勝手に目が閉じるまで静かに動く渚くんの肩を見てそっと眠りについた。
待永 晄愛/なぎさくん。
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