14 / 61
私と司令官様の日常
まさかの告白②
しおりを挟む
部屋には妙な沈黙が続いている。
ちなみに私はキャパオーバーの為、思考を放棄している。いっそここでウィルさんの登場を期待してみるけれど、物音一つしない。
沈黙やばし。でも、すぐに司令官さまが、口を開いた。
「───………とはいえ、突然このようなことを言われ、君も驚いているだろう」
「はい」
食い気味に答えれば、司令官さまは、ふむといった感じで顎に手を当てながら頷いた。
「…………まさか、ここまではっきり頷かれるとは思わなかったが、これも想定内………としておこう」
いや、想定外ということで、即刻この話、なかったことにしてください。
と、言おうとしたけれど、私はそれよりも前に、純粋な疑問が頭に浮かんだ。
「あのぉ…………質問なんですが、司令官さまは、何で私にそんなことを言うんですか?」
おずおずと手を挙げながらそう問えば、司令官さまは表情を変えずに、あっさりと答えてくれた。
「惚れているからだ」
自信満々に言い切ってくれてありがとうございます。
でも、その答え、ちっとも嬉しくないです。あとそれ、答えになってません。
「いえ、あの…………そうじゃなくって、なんで突然そんなことを私に言うんですか?」
「言わなければ何も始まらないではないか」
「はぁ、そうですが。でも………」
質問を重ねても欲しい答えが返ってこないこの現実に、どうしたら良いのだろうと途方に暮れる。
けれど司令官さまは、頭の出来はそんなに悪くなかったようで、やっとこさ私が聞きたかったこを察してくれた。
でも、先に言っておくけれど、頭の出来は良いけれど、そのヤバイ思考の持ち主だった。
「昨日、君が私に興味を持ってくれたことを知ったから。だからこれはもう、自分の気持ちを伝えるべきだと判断したのだ」
「は?」
興味……ですと?
残念ながら、あなた様に興味を持ったことなど一度もございません。
それと、強迫されて無理矢理絞り出した手袋のワードを、勝手にそんなふうに都合よく解釈しないで欲しい。
っていうか、手袋もお前の身体の一部なのか?ならその手袋、即刻燃やしてやるよ。全部持ってこいっ。
なんてことを言いたいけれど、私はあらぬ方向に視線を泳がせながら、イケメンを視界に入れないようにすることしかできない。
だって、この人、無意識なのか意図的なのかわからないけれど、さっきから口を開くたびに、ぐいぐい近づいてくるのだ。
っという、こちらの心境など良い感じに無視して、司令官さまは、なぜかここで顔を綻ばせた。
「私は、君に興味を持ってもらえて大変嬉しかった。年齢差を考えて一歩踏み出せなかったが、君から話題を振ってくれたことで、自信を持つことができた。それに、結婚式の話も………素敵という素晴らしい感想をもらえ、近い将来、君と共に歩くバージンロードが目に浮かんできた」
そう言いながら、司令官さまは、ちょっと頬を赤く染めている。
あの、わけのわからないうんちく話をしている途中にそんなアホなことを想像していたってこと!?
何そのジャンピング発想、付いていけないっ。嫌だ、キモイ、怖い。マジで引く。
サブいぼ全開になった二の腕をこすりつつ、とにかくこんな頭のイカれたイケメンとこれ以上話すのは不毛だという結論になる。即刻、諦めて貰おう。
ふっ、大丈夫。どんなに頭のイカレたイケメンであろうとも、すぐに私という存在に興味を無くす魔法の言葉を、私はちゃんと知っている。
「ごめんなさい。私、お金持ってないです。そして今後もあなたに援助はできません」
「そうか。だが、この話は、君に何か金銭を要求している類のものではない」
なんですとっ!?じゃあ、何の話をしているんだ!?
思わず食い入るように司令官さまを見つめてしまう。でも2秒が限界でさっと視線をずらす。
そんな中、司令官さまは、ぞっとするほど柔らかい声で私に語りかけた。
「もちろん、君に惚れた経緯はきちんとこれからしっかり時間をかけてじっくり話していきたいと思う。ただ、それより前に、まず私の事を知って欲しい」
「もう、十分知っています」
なにせ、この半月毎日顔を突き合わせてきたのだ。
そして金銭の要求という話ではないのがわかったら、もうこれ以上、このイケメンと会話をする必要はない。
だが、司令官さまは、なかなか食い下がらない。
「私の何を知っているというんだ?」
「………………」
逆に問われると、なんと答えて良いやら…………。だって全部が暴言になりそうだ。
「シンシア殿、私は質問をしている。きちんと答えたまえ」
うわぁー、ここでまさかの命令!?
司令官さまは、ドSというか、良い性格をしていらっしゃる。
しかし、ここは答えなければ。あと、なんかどんどん司令官さまは、前のめりになって顔が近い。
「ええっとぉ………まず、大変勤勉でいらっしゃいます。あと、時間に細か……いえ、きっちりされております。あと、えっと…………何かありましたっけ?」
ずるずるとソファの位置を移動しながら、たった二つの司令官さま情報を口にしただけで、私はネタが尽きた。そして、うっかり質問を質問で返してしまった。
慌てて両手で口元を押さえるけれど、もう遅い。司令官さまは、ここでドヤ顔を決めてきた。
「だろう?君は私の事を何も知らないのだ。だから、これから互いの事を知って行こ───」
「ごめんなさいっ」
私は本日二度目の謝罪の言葉を口にして、深々と頭を下げた。次いできっぱりと自分の気持ちを伝えることにする。
「私、司令官さまのことは好きにはなれません」
「なぜだ?」
急に険しいになった司令官さまは、更にぐいっと前のめりになる。
「だって…………」
「だって、何だ?」
思わず身を引けば、その分……いや、それ以上の距離を司令官さまは詰めてくる。もう、イケメンが視界いっぱいに広がり、私の頭は真っ白だ。
「答えてもらおう、シンシア」
更に顔を近づけられれば、もう互いの息がかかる程の至近距離となってしまう。しかもあろうことか、司令官さまはそれでも足りないのか私に手を伸ばそうとする。
その瞬間、私の中の何かがプッチンと弾けた。
「だって、司令官さまはイケメンですから!あなたの言葉なんて、何一つ信用できませんっ!!」
ああああああああっっ!またやっちゃったっ!
今更だけれど、私はテンパり過ぎると、所構わず本音を口にしちゃう短所がある。
でももう、覆水盆に返らず状態。『言い捨て御免!』と心の中で三度目の謝罪をして、私はソファから逃げ出し、扉のドアノブに手をかけた。
「おっおいっ、待ちたまえっ」
司令官さまの呼び止める声が背後から刺さる。
けれど、私はそれを無視して、廊下へと飛び出し、そのまま自室へと逃げ込んだのであった。
ちなみに私はキャパオーバーの為、思考を放棄している。いっそここでウィルさんの登場を期待してみるけれど、物音一つしない。
沈黙やばし。でも、すぐに司令官さまが、口を開いた。
「───………とはいえ、突然このようなことを言われ、君も驚いているだろう」
「はい」
食い気味に答えれば、司令官さまは、ふむといった感じで顎に手を当てながら頷いた。
「…………まさか、ここまではっきり頷かれるとは思わなかったが、これも想定内………としておこう」
いや、想定外ということで、即刻この話、なかったことにしてください。
と、言おうとしたけれど、私はそれよりも前に、純粋な疑問が頭に浮かんだ。
「あのぉ…………質問なんですが、司令官さまは、何で私にそんなことを言うんですか?」
おずおずと手を挙げながらそう問えば、司令官さまは表情を変えずに、あっさりと答えてくれた。
「惚れているからだ」
自信満々に言い切ってくれてありがとうございます。
でも、その答え、ちっとも嬉しくないです。あとそれ、答えになってません。
「いえ、あの…………そうじゃなくって、なんで突然そんなことを私に言うんですか?」
「言わなければ何も始まらないではないか」
「はぁ、そうですが。でも………」
質問を重ねても欲しい答えが返ってこないこの現実に、どうしたら良いのだろうと途方に暮れる。
けれど司令官さまは、頭の出来はそんなに悪くなかったようで、やっとこさ私が聞きたかったこを察してくれた。
でも、先に言っておくけれど、頭の出来は良いけれど、そのヤバイ思考の持ち主だった。
「昨日、君が私に興味を持ってくれたことを知ったから。だからこれはもう、自分の気持ちを伝えるべきだと判断したのだ」
「は?」
興味……ですと?
残念ながら、あなた様に興味を持ったことなど一度もございません。
それと、強迫されて無理矢理絞り出した手袋のワードを、勝手にそんなふうに都合よく解釈しないで欲しい。
っていうか、手袋もお前の身体の一部なのか?ならその手袋、即刻燃やしてやるよ。全部持ってこいっ。
なんてことを言いたいけれど、私はあらぬ方向に視線を泳がせながら、イケメンを視界に入れないようにすることしかできない。
だって、この人、無意識なのか意図的なのかわからないけれど、さっきから口を開くたびに、ぐいぐい近づいてくるのだ。
っという、こちらの心境など良い感じに無視して、司令官さまは、なぜかここで顔を綻ばせた。
「私は、君に興味を持ってもらえて大変嬉しかった。年齢差を考えて一歩踏み出せなかったが、君から話題を振ってくれたことで、自信を持つことができた。それに、結婚式の話も………素敵という素晴らしい感想をもらえ、近い将来、君と共に歩くバージンロードが目に浮かんできた」
そう言いながら、司令官さまは、ちょっと頬を赤く染めている。
あの、わけのわからないうんちく話をしている途中にそんなアホなことを想像していたってこと!?
何そのジャンピング発想、付いていけないっ。嫌だ、キモイ、怖い。マジで引く。
サブいぼ全開になった二の腕をこすりつつ、とにかくこんな頭のイカれたイケメンとこれ以上話すのは不毛だという結論になる。即刻、諦めて貰おう。
ふっ、大丈夫。どんなに頭のイカレたイケメンであろうとも、すぐに私という存在に興味を無くす魔法の言葉を、私はちゃんと知っている。
「ごめんなさい。私、お金持ってないです。そして今後もあなたに援助はできません」
「そうか。だが、この話は、君に何か金銭を要求している類のものではない」
なんですとっ!?じゃあ、何の話をしているんだ!?
思わず食い入るように司令官さまを見つめてしまう。でも2秒が限界でさっと視線をずらす。
そんな中、司令官さまは、ぞっとするほど柔らかい声で私に語りかけた。
「もちろん、君に惚れた経緯はきちんとこれからしっかり時間をかけてじっくり話していきたいと思う。ただ、それより前に、まず私の事を知って欲しい」
「もう、十分知っています」
なにせ、この半月毎日顔を突き合わせてきたのだ。
そして金銭の要求という話ではないのがわかったら、もうこれ以上、このイケメンと会話をする必要はない。
だが、司令官さまは、なかなか食い下がらない。
「私の何を知っているというんだ?」
「………………」
逆に問われると、なんと答えて良いやら…………。だって全部が暴言になりそうだ。
「シンシア殿、私は質問をしている。きちんと答えたまえ」
うわぁー、ここでまさかの命令!?
司令官さまは、ドSというか、良い性格をしていらっしゃる。
しかし、ここは答えなければ。あと、なんかどんどん司令官さまは、前のめりになって顔が近い。
「ええっとぉ………まず、大変勤勉でいらっしゃいます。あと、時間に細か……いえ、きっちりされております。あと、えっと…………何かありましたっけ?」
ずるずるとソファの位置を移動しながら、たった二つの司令官さま情報を口にしただけで、私はネタが尽きた。そして、うっかり質問を質問で返してしまった。
慌てて両手で口元を押さえるけれど、もう遅い。司令官さまは、ここでドヤ顔を決めてきた。
「だろう?君は私の事を何も知らないのだ。だから、これから互いの事を知って行こ───」
「ごめんなさいっ」
私は本日二度目の謝罪の言葉を口にして、深々と頭を下げた。次いできっぱりと自分の気持ちを伝えることにする。
「私、司令官さまのことは好きにはなれません」
「なぜだ?」
急に険しいになった司令官さまは、更にぐいっと前のめりになる。
「だって…………」
「だって、何だ?」
思わず身を引けば、その分……いや、それ以上の距離を司令官さまは詰めてくる。もう、イケメンが視界いっぱいに広がり、私の頭は真っ白だ。
「答えてもらおう、シンシア」
更に顔を近づけられれば、もう互いの息がかかる程の至近距離となってしまう。しかもあろうことか、司令官さまはそれでも足りないのか私に手を伸ばそうとする。
その瞬間、私の中の何かがプッチンと弾けた。
「だって、司令官さまはイケメンですから!あなたの言葉なんて、何一つ信用できませんっ!!」
ああああああああっっ!またやっちゃったっ!
今更だけれど、私はテンパり過ぎると、所構わず本音を口にしちゃう短所がある。
でももう、覆水盆に返らず状態。『言い捨て御免!』と心の中で三度目の謝罪をして、私はソファから逃げ出し、扉のドアノブに手をかけた。
「おっおいっ、待ちたまえっ」
司令官さまの呼び止める声が背後から刺さる。
けれど、私はそれを無視して、廊下へと飛び出し、そのまま自室へと逃げ込んだのであった。
10
あなたにおすすめの小説
遡ったのは君だけじゃない。離縁状を置いて出ていった妻ーー始まりは、そこからだった。
沼野 花
恋愛
夫と子供たちに、選ばれなかったイネス。
すべてを愛人に奪われ、彼女は限界を迎え、屋敷を去る。
だが、その先に待っていたのは、救いではなかった。
イネスを襲った、取り返しのつかない出来事。
変わり果てた現実を前に、
夫はようやく、自分が何を失ったのかを思い知る。
深い後悔と悲しみに苛まれながら、
失ったイネスの心を取り戻そうとする夫。
しかし、彼女の心はすでに、外の世界へと向かっていた。
贖罪を背負いながらもイネスを求め続ける夫。
そして、母の心を知っていく子供たち。
イネスが求める愛とは、
そして、幸せとは――。
私が王子との結婚式の日に、妹に毒を盛られ、公衆の面前で辱められた。でも今、私は時を戻し、運命を変えに来た。
MayonakaTsuki
恋愛
王子との結婚式の日、私は最も信頼していた人物――自分の妹――に裏切られた。毒を盛られ、公開の場で辱められ、未来の王に拒絶され、私の人生は血と侮辱の中でそこで終わったかのように思えた。しかし、死が私を迎えたとき、不可能なことが起きた――私は同じ回廊で、祭壇の前で目を覚まし、あらゆる涙、嘘、そして一撃の記憶をそのまま覚えていた。今、二度目のチャンスを得た私は、ただ一つの使命を持つ――真実を突き止め、奪われたものを取り戻し、私を破滅させた者たちにその代償を払わせる。もはや、何も以前のままではない。何も許されない。
転移先で日本語を読めるというだけで最強の男に囚われました
桜あずみ
恋愛
異世界に転移して2年。
言葉も話せなかったこの国で、必死に努力して、やっとこの世界に馴染んできた。
しかし、ただ一つ、抜けなかった癖がある。
──ふとした瞬間に、日本語でメモを取ってしまうこと。
その一行が、彼の目に留まった。
「この文字を書いたのは、あなたですか?」
美しく、完璧で、どこか現実離れした男。
日本語という未知の文字に強い関心を示した彼は、やがて、少しずつ距離を詰めてくる。
最初はただの好奇心だと思っていた。
けれど、気づけば私は彼の手の中にいた。
彼の正体も、本当の目的も知らないまま。すべてを知ったときには、もう逃げられなかった。
毎日19時に更新予定です。
王妃の仕事なんて知りません、今から逃げます!
gacchi(がっち)
恋愛
側妃を迎えるって、え?聞いてないよ?
王妃の仕事が大変でも頑張ってたのは、レオルドが好きだから。
国への責任感?そんなの無いよ。もういい。私、逃げるから!
12/16加筆修正したものをカクヨムに投稿しました。
幸せの鐘が鳴る
mahiro
恋愛
「お願いします。貴方にしか頼めないのです」
アレット・ベイヤーは私ーーーロラン・バニーの手を強く握り締め、そう言った。
「君は………」
残酷だ、という言葉は飲み込んだ。
私が貴女に恋をしていると知りながら、私に剣を握らせ、その剣先をアレットの喉元に突き立たせ、全てを終わらせろと言っているのを残酷と言わず何と言うのか教えて欲しいものだ。
私でなくともアレットが恋しているソロモン・サンに頼めば良いのに、と思うが、アレットは愛おしい彼の手を汚したくないからだろう。
「………来世こそ、ソロモンと結ばれる未来を描けるといいな」
そう口にしながら、己の心を置き去りにしたままアレットの願いを叶えた。
それから数百年という月日が経過し、私、ロラン・バニーはローズ・ヴィーという女性に生まれ変わった。
アレットはアンドレ・ベレッタという男性へ転生したらしく、ソロモン・サンの生まれ変わりであるセレクト・サンと共に世界を救った英雄として活躍していた。
それを陰ながら見守っていた所、とある青年と出会い………?
有能女官の赴任先は辺境伯領
たぬきち25番
恋愛
お気に入り1000ありがとうございます!!
お礼SS追加決定のため終了取下げいたします。
皆様、お気に入り登録ありがとうございました。
現在、お礼SSの準備中です。少々お待ちください。
辺境伯領の当主が他界。代わりに領主になったのは元騎士団の隊長ギルベルト(26)
ずっと騎士団に在籍して領のことなど右も左もわからない。
そのため新しい辺境伯様は帳簿も書類も不備ばかり。しかも辺境伯領は王国の端なので修正も大変。
そこで仕事を終わらせるために、腕っぷしに定評のあるギリギリ貴族の男爵出身の女官ライラ(18)が辺境伯領に出向くことになった。
だがそこでライラを待っていたのは、元騎士とは思えないほどつかみどころのない辺境伯様と、前辺境伯夫妻の忘れ形見の3人のこどもたち(14歳男子、9歳男子、6歳女子)だった。
仕事のわからない辺境伯を助けながら、こどもたちの生活を助けたり、魔物を倒したり!?
そしていつしか、ライラと辺境伯やこどもたちとの関係が変わっていく……
※お待たせしました。
※他サイト様にも掲載中
身代わりの公爵家の花嫁は翌日から溺愛される。~初日を挽回し、溺愛させてくれ!~
湯川仁美
恋愛
姉の身代わりに公爵夫人になった。
「貴様と寝食を共にする気はない!俺に呼ばれるまでは、俺の前に姿を見せるな。声を聞かせるな」
夫と初対面の日、家族から男癖の悪い醜悪女と流され。
公爵である夫とから啖呵を切られたが。
翌日には誤解だと気づいた公爵は花嫁に好意を持ち、挽回活動を開始。
地獄の番人こと閻魔大王(善悪を判断する審判)と異名をもつ公爵は、影でプレゼントを贈り。話しかけるが、謝れない。
「愛しの妻。大切な妻。可愛い妻」とは言えない。
一度、言った言葉を撤回するのは難しい。
そして妻は普通の令嬢とは違い、媚びず、ビクビク怯えもせず普通に接してくれる。
徐々に距離を詰めていきましょう。
全力で真摯に接し、謝罪を行い、ラブラブに到着するコメディ。
第二章から口説きまくり。
第四章で完結です。
第五章に番外編を追加しました。
仕事で疲れて会えないと、恋人に距離を置かれましたが、彼の上司に溺愛されているので幸せです!
ぽんちゃん
恋愛
――仕事で疲れて会えない。
十年付き合ってきた恋人を支えてきたけど、いつも後回しにされる日々。
記念日すら仕事を優先する彼に、十分だけでいいから会いたいとお願いすると、『距離を置こう』と言われてしまう。
そして、思い出の高級レストランで、予約した席に座る恋人が、他の女性と食事をしているところを目撃してしまい――!?
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる