死神のお仕事

ジャム

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再会

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僕は公園に着いていた
公園って言っても広い
どこに居ればいいんだろう
とりあえず僕はゲートがあった林のところに居ることにした
しばらく待っていたら

カシャン!

後ろから頭に何かを突き付けられた

???「何者だ?」

「えっと・・・探してる人がいて・・・」

???「遥斗・・・?」

「ん?」

僕は振り向いた
そこにはスーツを着て少しだけ大人っぽくなった光輝がいた

光輝「え・・・遥斗・・・お前、なのか?」

「光輝・・・だよね?老けたね~w」

そういうと光輝は抱き着いて来た

「うわっ!」

光輝は声を出して泣いていた

光輝「会いたかった・・・会いたかった・・・」

「僕も会いたかったよ・・・」

光輝は僕の肩に顔を埋め泣いていた
僕より年上になってしまった光輝
でも、全然変わってない・・・
かっこいい僕の愛しの光輝・・・

光輝「でも、なんで?死んだんじゃ・・・それに・・・姿が・・・」

「色々聞きたいこともあると思うけど、ひとまず落ち着こう?」

そういい公園のベンチに腰を下ろした

「落ち着いた?」

光輝「ああ。少しだけな」

「そうか~」

光輝「で、聞かせてほしい・・・お前は『夜神 遥斗』・・・なのか?」

「うん。そうだよ~・・・たぶん・・・」

光輝「多分って・・・」

「気が付いたら棺桶でさ~何とか出たらお墓でさ。死神界に帰ったら光輝はいないし三年たってるしで・・・」

光輝「生き返った・・・ってことか・・・?」

「なのかな?」

光輝「それからどうしたんだ?」

僕は全部説明した
死神界を滅ぼしたこと
光輝はまた死神になったこと
4か月ずっと探していたこと

光輝「そんな・・・滅ぼすなんて・・・」

「まぁ・・・僕が勝手に復讐しただけだから~」

光輝「まったく・・・お前は・・・変わらないな・・・」

「えへへ~」

光輝「笑いごとじゃない!」

と頭を叩かれた

「痛~い・・・」

光輝「・・・」

「・・・光輝は・・・その・・・恋人とか・・・は?」

光輝「・・・居ないよ。ずっとお前しか考えてなかった。まさか生き返るとは思いもしなかったけどな」

「そうなんだ~。じゃあ、その・・・僕・・・っ!」

光輝はキスをして舌が入ってきた
僕も舌を絡めた

光輝「ずっと・・・会いたかった・・・ずっと・・・ずっと・・・」

「ごめんね?」

光輝「お前が謝ることじゃない・・・」

そう言いながら泣く光輝
僕はただ光輝を抱き締めることしかできなかった
しばらくして泣き止んだ光輝

「そういえば、獅子丸の記憶を改ざんした?」

光輝「ああ。した」

「なんで?」

光輝「最初は復讐のつもりだった・・・幼馴染で親友に殺されるっていうのが一番苦しいかなってさ」

「光輝らしくないね~」

光輝「俺もそう思うよ。でも、結局復讐はできなかった・・・一緒に居たら楽しくてね・・・」

「そこは光輝らしいね~」

光輝「ずっと後悔してたんだよね。復讐しなかったことに」

「なんで?」

光輝「最愛の人を殺した奴と楽しく暮らしてさ・・・遥斗に申し訳ないなって」

「僕はそれでいいと思うよ?」

光輝「?」

「だって僕は光輝に楽しく生きてほしいもん!死んだり、誰かを傷付けたりってのはしてほしくない」

光輝「遥斗・・・」

「だから、これでいいんだよ!」

光輝「・・・ああ!」

そういうとまた抱きしめてきた

光輝「もう二度と離さない!」

「それは生活が大変だ~w」

光輝「・・・冗談じゃないんだぞ?」

「そうだね。僕も光輝から離れたくない」

そして僕たちは光輝の家に向かった
そして

光輝「この部屋に入ってみて?」

そういわれ扉を開けた
そこには

「僕のデスサイズだ!」

それと一緒にふたりで写ってる写真があった

光輝「ここをお前の部屋としてつかってたんだ。」

「そうなんだ。ありがとう!ずっと思っててくれたんだね!」

光輝「当たり前だろう!」

そういい僕を抱き締めた

「あ、そうだ!これ返すよ」

そういい僕は光輝のデスサイズを渡した

光輝「俺のデスサイズか!懐かしいな・・・」

「光輝はまた死神だからね。それぐらい持っておかないと~」

光輝「使う機会はないだろうけどな」

「かもね~」

そして光輝の顔が近づく

「んっ!」

僕たちはキスをした
舌が入ってきて奥まで来る

「ん・・・あ・・・」

光輝「やわらけぇな・・・」

「前にも言ってたねw」

光輝「何回でもいうよ」

そういうと僕を寝室に連れてきた

「仕事は?」

光輝「そんなのよりお前を抱くほうが大事だ!」

そういうとお互いに裸になった
そして

光輝「入れるぞ・・・?」

「うん・・・」

生で入れてきた

「あれ?ゴムは?」

光輝「用意してない・・・でも、我慢できない・・・」

まぁいいかな

そして腰を動かしてきた
すぐにお腹の中が暖かくなった

光輝「もうイッちゃった・・・もう一回な」

そういうと腰を動かしてきた
もちろんキスをされながら

「キス魔なのは相変わらずなんだね~w」

光輝「まぁな。でもまだこれからだぞ?」

そういうと夜中まで何度も何度も身体を重ねた
光輝の携帯が何度もなっていたが光輝はそれを無視して腰を振っていた

次の日の朝
光輝の話声で目を覚ました

光輝「すみません・・・はい・・・失礼します」

「仕事の電話?」

光輝「ああ。昨日連絡しないで飛び出した挙句連絡が取れなくて心配したって怒られた」

「まぁそうだよね・・・なんて説明したの?」

光輝「行方不明だった恋人が見つかったのでそっちに行ってましたって言った」

「光輝にしては大胆な嘘をついたねw」

光輝「半分は嘘じゃないけどね」

まぁそうだけど・・・

光輝「俺はこれから仕事だから行くな」

「僕も仕事探さないと」

光輝「そうだな・・・う~ん。しばらくは専業でいてくれないか?」

「え、なんで?」

光輝「色々な。いい仕事見つけてやろうと思ってな」

「わかった」

光輝「じゃあ行ってくる!」

そういうと光輝は家を出た
やっと会えた・・・
僕はそれだけでも幸せだ
この先なにがあるかわからないが、ずっと・・・ずっと同じときを過ごしていく
最愛の人と共に・・・


END
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