異世界の恋

ジャム

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おまけ・狼原の秘密

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「はぁ・・・あいつもとうとう父親か・・・」

狼原は自宅に着き独り言を言う

「・・・幸せ・・・か・・・いいな・・・」

狼原は自宅のある一部屋に向かった
そこには狼原と人間が写っている写真があった
そして壁には大鎌が飾られていた

狼原は写真に手を合わせた
彼の毎日の日課だ

「ただいま・・・あいつ、父親になったよ・・・」

狼原は写真の人物を見ながらいう

「俺・・・死神やめてから色々頑張ってきたけど、やっぱりお前以上にいい相手には会えないよ・・・」

狼原は涙をながした

「俺・・・お前が好きでしょうがないんだよ・・・」

しばらく泣いたあと涙を拭き

「獅子丸の相手も『遥斗』って言うんだよ。前にもいったけどね。人間ってかわいい生き物なのか?」

人間が現れ始めたのは最近でも死神には昔からいた

「でも、やっぱりお前の方がかわいいよ!今も忘れたことないよ。お前の唇の柔らかさ、身体の相性・・・全部・・・俺、お前以外とはできないんだよね。困ってないからいいけどさw」

そういい狼原は立ち上がった

「さて・・・そろそろご飯でもつくるかな・・・今日は唐揚げにするね」

そういい狼原は部屋を出ようとした

『唐揚げ、楽しみ~』

「!?」

狼原は振り向いた
だけどそこには誰もいない
でも、狼原にはわかった
匂いがある・・・
ここにいると・・・

「フフ、すぐに用意するね!」

そういい部屋をでた・・・

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