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麻痺蜘蛛の集団
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次の日
クルス「準備はいいか?」
「うん!」
キャリー「う、うん・・・」
キャリーさんが浮かない顔をしていた
クルス「どうした?」
キャリー「私・・・こんなのに乗るの初めてだから・・・」
クルス「別に難しいことはない。ただ乗って座るだけだ」
キャリー「わ、わかったわ」
そういいキャリーさんは赤ちゃんを抱きながら二輪に乗った
僕はクルスさんの後ろに乗りクルスさんに捕まった
クルス「いいか?」
「うん!」
キャリー「ええ」
そして・・・
キャリー「キャッ!」
バイクが動き出したと同時にキャリーさんが小さく声を上げた
クルス「安心して乗ってろ」
キャリー「ええ・・・」
しばらく乗っていると慣れたのか周りを見たりしていた
キャリー「すごく風が気持ちいい・・・」
赤ちゃんは気持ちよさそうに寝ていた
「バイクの音でも起きないんだ・・・」
キャリー「フフフッ!そうね。この子は寝つきがいいのよ」
「・・・」
僕は赤ちゃんを見ていた
いつか・・・僕にも・・・
そう思い僕はクルスさんの大きな背中を見た
もちろんクルスさんは気がつくはずはない
クルス「マジカルスーパー、寄って行くか?」
「なにか用事あったっけ?」
クルス「いや、なにか必要な物とかあるならって」
キャリー「そうね・・・オムツが欲しいわ」
クルス「わかった。じゃあ寄ろう」
そして僕達はマジカルスーパーに寄ることになった
中に入り、敵がいないことを確認し
クルス「オムツってどこだ?」
キャリー「こっちよ」
僕達はキャリーさんの後を追った
棚には色々な種類のオムツがあった
クルス「どれが・・・いいんだ?」
キャリー「これがいいわ」
と、オムツを手に取る
「なにか違いがあるんですか?」
キャリー「赤ちゃんってデリケートだからね。その子その子に合ったオムツを選ぶのよ」
「そうなんだ・・・」
覚えておこう
クルス「用事が済んだなら行くぞ」
僕たちはバイクに乗って西に向かった
クルス「一日野営して、明日クリスタルシティに着くからな」
キャリー「ええ。わかったわ」
ゾワッ!
僕は何かに見られているような感覚がして背筋がゾワッとした
「な、なんだろう・・・」
クルス「どうした?」
「なにか・・・見られているような感じが・・・」
クルス「見られている?」
オギャーーー!!オギャーーー!!
キャリー「あらあら、どうしたの?」
キャリーさんは赤ちゃんをあやす
クルスさんはバイクを運転しながら周りを見渡す
クルス「・・・特に・・・何も・・・っ!?」
「!?」
キャリー「!?」
いきなりバイクが揺れた
そして・・・
「うわっ!」
僕の背中になにかが引っ付いて来た
キャリー「!?スパークスパイダーよ!早く振りほどいて!!」
僕は一生懸命身体を動かしてスパークスパイダーを振りほどこうとした
カチン!カチン!
スパークスパイダーの牙が僕を噛み突こうと音を鳴らす
クルス「頭を下げろ!!」
僕は頭を下げた
バン!
クルスさんはスパークスパイダーを撃った
スパークスパイダーはバイクから落ちた
クルス「ふぅ・・・噛まれてないか?」
「うん。大丈夫」
キャリー「あの大きさはまだ子供よ!親が近くに居るはず!」
それを聞き僕は後ろを確認した
「!?」
後ろの方にはたくさんのスパークスパイダーがいて、こちらに猛スピードで向かってきていた
「クルスさん!後ろに!!」
クルス「ああ!ミラーで見た!掴まってろ!!」
そういいバイクのスピードを上げた
でも、スパクスパイダーは徐々に近づいてきていた
キャリー「このままじゃ追い付かれる!」
クルス「・・・仕方ない!」
バババババババ!
クルスさんは運転しながらマシンガンを後ろに向かって撃った
キャリー「ハルトくん!この子を預かって!」
そういい僕に赤ちゃんを預けると
バン!バン!
キャリーさんもピストルで応戦する
ババババババ・・・カチカチカチ
クルス「チッ!」
「クルスさん!」
僕は弾を掴みクルスさんの目の前に持って行った
クルス「すまない!」
クルスさんは僕の手も利用してリロードした
キャリー「すごい数・・・」
クルス「縄張りにでも入っちまったか?」
キャリー「いえ、スパークスパイダーに縄張りなんてないわ!獲物が居れば襲うだけよ!」
クルス「ってことは獲物を捕食するまで追ってくるってことか!?」
いつまでも追ってくる・・・
掴まるまで・・・
キャリー「!?避けて!!」
クルス「うおっ!」
「うわっ!」
僕とクルスさんは身を屈めて何かの液体を避けた
キャリー「麻痺液よ!それに当たったら動けなくなるわよ!」
クルス「そ、そうか・・・うおっ!」
スパークスパイダーたちは次々液は飛ばしてくる
クルスさんはバイクを蛇行させながら避けて行く
クルス「クッ!蛇行するとスピードが落ちる・・・」
「かといって蛇行をやめると液に当たってしまう・・・」
しばらく応戦しながら逃げ続けた
「避けて!避けて!」
クルス「ああ!!」
スパークスパイダーはジャンプして僕たちに襲い掛かって来れる距離まで来ていた
「避けて!」
クルス「ああ!」
飛び掛かってきたタイミングで僕が指示を出しクルスさんがそれを避けるということをしていた
クルス「埒がないな!!」
キャリー「こいつらこんなにしつこいなんて知らなかった・・・」
「な、なにか・・・なにかないか・・・」
僕は指示を出しながら考えた
「・・・!」
そして一つだけ思いついた
「クルスさん!もう少しスピード出せる?!」
クルス「え!?でも、これ以上出すとエンジンが持たないぞ!?」
「少しの間だけでいいの!」
クルス「・・・わかった!」
そしてバイクはスピードを上げた
少しずつスパークスパイダーたちから離れていく
キャリー「!?エンジンから煙が!」
クルス「ハルト!!もう限界だ!!」
「みんな!前を向いて!」
僕はクルスさんの腰にある閃光弾を手に取りピンを外し後ろに投げた
そして辺り一帯閃光が走った
「まだまだ!」
次は煙玉を後ろに投げた
煙は一帯を覆いつくした
「このままできるだけ逃げ切って!」
クルス「ああ!」
そして僕たちはスパークスパイダーから逃れることができた
ギギギ・・・キュルキュルキュル・・・
エンジンから変な音が聞こえ、止まってしまった・・・
クルス「エンジンが完全にいかれたか・・・」
キャリー「でも、逃げ切った後でよかったよ・・・」
クルス「ひとまず、どこか建物を探そう。まだ安全じゃないからな」
僕とキャリーさんは頷いた
クルスさんはバイクを押し、僕はクロスボウを構え、キャリーさんは片手にピストル、もう片手に赤ちゃんを抱きながら建物を探した
しばらく進んでいると
キャリー「あ!あったよ!」
少し離れたところに一軒だけ家があった
クルス「よし!行くぞ!」
僕たちはその家に向かった
家の前にバイクを止め
クルス「・・・周りは異常ないな。中を見てくる。ハルトはキャリーといろ」
「うん」
そしてクルスさんは家に入って行った
「・・・」
キャリー「・・・」
バン!バン!
家の中から銃声が聞こえた
僕もキャリーさんも武器を構え警戒する
しばらくするとクルスさんが出てきて
クルス「もう大丈夫だ!」
それを聞き僕とキャリーさんは家に入った
リビングは案外綺麗だった
キャリー「さっきの銃声は?」
クルス「ああ。あっちの部屋にゾンビが居たからな」
キャリー「そう・・・」
「怪我は?」
クルス「大丈夫だ!」
「よかった・・・」
僕は安心した
キャリー「でも、よくあれを思いついたわね!」
クルス「ホントにな!」
「え、えっと・・・蜘蛛って目がいっぱいあるでしょう?だから、閃光が効くんじゃないかなって・・・」
キャリー「でも、煙玉もやる必要はなかったんじゃない?」
「それはもし閃光が効かなかった時の保険です」
キャリー「すごい・・・あの状態でそこまで・・・」
クルス「それにしても・・・しつこかったな・・・」
「そうだね・・・」
キャリー「スパークスパイダーはデビルアルタイルも尻尾を巻いて逃げるぐらい狂暴なの。倒すことはできるけど、数が多いからね・・・二、三匹相手をしてる間に取り囲まれる・・・なんてこともあるのよ」
クルス「知能があるのか・・・?」
キャリー「そこまではわからない。でも、出会ったら素早く仕留めるか、それが無理なら狭いところに逃げ込むのが一番よ」
「そういえば・・・そんなこと書いてあったね」
クルス「バイクに乗ってるときに襲われるとは思わなかったからな・・・」
キャリー「私もあんなに足が速いとは知らなかった・・・」
クルス「・・・まだ昼頃か?」
外はまだ明るい
でも、移動手段が・・・
クルス「・・・仕方ない。ここでしばらく活動しよう。俺はバイクをなんとか修理してみる」
キャリー「じゃあ、私はご飯の用意をしておくわね」
「じゃあ、僕はクルスさんのお手伝いでもしようかな」
そして僕たちはしばらくここにいることになった・・・
クルス「準備はいいか?」
「うん!」
キャリー「う、うん・・・」
キャリーさんが浮かない顔をしていた
クルス「どうした?」
キャリー「私・・・こんなのに乗るの初めてだから・・・」
クルス「別に難しいことはない。ただ乗って座るだけだ」
キャリー「わ、わかったわ」
そういいキャリーさんは赤ちゃんを抱きながら二輪に乗った
僕はクルスさんの後ろに乗りクルスさんに捕まった
クルス「いいか?」
「うん!」
キャリー「ええ」
そして・・・
キャリー「キャッ!」
バイクが動き出したと同時にキャリーさんが小さく声を上げた
クルス「安心して乗ってろ」
キャリー「ええ・・・」
しばらく乗っていると慣れたのか周りを見たりしていた
キャリー「すごく風が気持ちいい・・・」
赤ちゃんは気持ちよさそうに寝ていた
「バイクの音でも起きないんだ・・・」
キャリー「フフフッ!そうね。この子は寝つきがいいのよ」
「・・・」
僕は赤ちゃんを見ていた
いつか・・・僕にも・・・
そう思い僕はクルスさんの大きな背中を見た
もちろんクルスさんは気がつくはずはない
クルス「マジカルスーパー、寄って行くか?」
「なにか用事あったっけ?」
クルス「いや、なにか必要な物とかあるならって」
キャリー「そうね・・・オムツが欲しいわ」
クルス「わかった。じゃあ寄ろう」
そして僕達はマジカルスーパーに寄ることになった
中に入り、敵がいないことを確認し
クルス「オムツってどこだ?」
キャリー「こっちよ」
僕達はキャリーさんの後を追った
棚には色々な種類のオムツがあった
クルス「どれが・・・いいんだ?」
キャリー「これがいいわ」
と、オムツを手に取る
「なにか違いがあるんですか?」
キャリー「赤ちゃんってデリケートだからね。その子その子に合ったオムツを選ぶのよ」
「そうなんだ・・・」
覚えておこう
クルス「用事が済んだなら行くぞ」
僕たちはバイクに乗って西に向かった
クルス「一日野営して、明日クリスタルシティに着くからな」
キャリー「ええ。わかったわ」
ゾワッ!
僕は何かに見られているような感覚がして背筋がゾワッとした
「な、なんだろう・・・」
クルス「どうした?」
「なにか・・・見られているような感じが・・・」
クルス「見られている?」
オギャーーー!!オギャーーー!!
キャリー「あらあら、どうしたの?」
キャリーさんは赤ちゃんをあやす
クルスさんはバイクを運転しながら周りを見渡す
クルス「・・・特に・・・何も・・・っ!?」
「!?」
キャリー「!?」
いきなりバイクが揺れた
そして・・・
「うわっ!」
僕の背中になにかが引っ付いて来た
キャリー「!?スパークスパイダーよ!早く振りほどいて!!」
僕は一生懸命身体を動かしてスパークスパイダーを振りほどこうとした
カチン!カチン!
スパークスパイダーの牙が僕を噛み突こうと音を鳴らす
クルス「頭を下げろ!!」
僕は頭を下げた
バン!
クルスさんはスパークスパイダーを撃った
スパークスパイダーはバイクから落ちた
クルス「ふぅ・・・噛まれてないか?」
「うん。大丈夫」
キャリー「あの大きさはまだ子供よ!親が近くに居るはず!」
それを聞き僕は後ろを確認した
「!?」
後ろの方にはたくさんのスパークスパイダーがいて、こちらに猛スピードで向かってきていた
「クルスさん!後ろに!!」
クルス「ああ!ミラーで見た!掴まってろ!!」
そういいバイクのスピードを上げた
でも、スパクスパイダーは徐々に近づいてきていた
キャリー「このままじゃ追い付かれる!」
クルス「・・・仕方ない!」
バババババババ!
クルスさんは運転しながらマシンガンを後ろに向かって撃った
キャリー「ハルトくん!この子を預かって!」
そういい僕に赤ちゃんを預けると
バン!バン!
キャリーさんもピストルで応戦する
ババババババ・・・カチカチカチ
クルス「チッ!」
「クルスさん!」
僕は弾を掴みクルスさんの目の前に持って行った
クルス「すまない!」
クルスさんは僕の手も利用してリロードした
キャリー「すごい数・・・」
クルス「縄張りにでも入っちまったか?」
キャリー「いえ、スパークスパイダーに縄張りなんてないわ!獲物が居れば襲うだけよ!」
クルス「ってことは獲物を捕食するまで追ってくるってことか!?」
いつまでも追ってくる・・・
掴まるまで・・・
キャリー「!?避けて!!」
クルス「うおっ!」
「うわっ!」
僕とクルスさんは身を屈めて何かの液体を避けた
キャリー「麻痺液よ!それに当たったら動けなくなるわよ!」
クルス「そ、そうか・・・うおっ!」
スパークスパイダーたちは次々液は飛ばしてくる
クルスさんはバイクを蛇行させながら避けて行く
クルス「クッ!蛇行するとスピードが落ちる・・・」
「かといって蛇行をやめると液に当たってしまう・・・」
しばらく応戦しながら逃げ続けた
「避けて!避けて!」
クルス「ああ!!」
スパークスパイダーはジャンプして僕たちに襲い掛かって来れる距離まで来ていた
「避けて!」
クルス「ああ!」
飛び掛かってきたタイミングで僕が指示を出しクルスさんがそれを避けるということをしていた
クルス「埒がないな!!」
キャリー「こいつらこんなにしつこいなんて知らなかった・・・」
「な、なにか・・・なにかないか・・・」
僕は指示を出しながら考えた
「・・・!」
そして一つだけ思いついた
「クルスさん!もう少しスピード出せる?!」
クルス「え!?でも、これ以上出すとエンジンが持たないぞ!?」
「少しの間だけでいいの!」
クルス「・・・わかった!」
そしてバイクはスピードを上げた
少しずつスパークスパイダーたちから離れていく
キャリー「!?エンジンから煙が!」
クルス「ハルト!!もう限界だ!!」
「みんな!前を向いて!」
僕はクルスさんの腰にある閃光弾を手に取りピンを外し後ろに投げた
そして辺り一帯閃光が走った
「まだまだ!」
次は煙玉を後ろに投げた
煙は一帯を覆いつくした
「このままできるだけ逃げ切って!」
クルス「ああ!」
そして僕たちはスパークスパイダーから逃れることができた
ギギギ・・・キュルキュルキュル・・・
エンジンから変な音が聞こえ、止まってしまった・・・
クルス「エンジンが完全にいかれたか・・・」
キャリー「でも、逃げ切った後でよかったよ・・・」
クルス「ひとまず、どこか建物を探そう。まだ安全じゃないからな」
僕とキャリーさんは頷いた
クルスさんはバイクを押し、僕はクロスボウを構え、キャリーさんは片手にピストル、もう片手に赤ちゃんを抱きながら建物を探した
しばらく進んでいると
キャリー「あ!あったよ!」
少し離れたところに一軒だけ家があった
クルス「よし!行くぞ!」
僕たちはその家に向かった
家の前にバイクを止め
クルス「・・・周りは異常ないな。中を見てくる。ハルトはキャリーといろ」
「うん」
そしてクルスさんは家に入って行った
「・・・」
キャリー「・・・」
バン!バン!
家の中から銃声が聞こえた
僕もキャリーさんも武器を構え警戒する
しばらくするとクルスさんが出てきて
クルス「もう大丈夫だ!」
それを聞き僕とキャリーさんは家に入った
リビングは案外綺麗だった
キャリー「さっきの銃声は?」
クルス「ああ。あっちの部屋にゾンビが居たからな」
キャリー「そう・・・」
「怪我は?」
クルス「大丈夫だ!」
「よかった・・・」
僕は安心した
キャリー「でも、よくあれを思いついたわね!」
クルス「ホントにな!」
「え、えっと・・・蜘蛛って目がいっぱいあるでしょう?だから、閃光が効くんじゃないかなって・・・」
キャリー「でも、煙玉もやる必要はなかったんじゃない?」
「それはもし閃光が効かなかった時の保険です」
キャリー「すごい・・・あの状態でそこまで・・・」
クルス「それにしても・・・しつこかったな・・・」
「そうだね・・・」
キャリー「スパークスパイダーはデビルアルタイルも尻尾を巻いて逃げるぐらい狂暴なの。倒すことはできるけど、数が多いからね・・・二、三匹相手をしてる間に取り囲まれる・・・なんてこともあるのよ」
クルス「知能があるのか・・・?」
キャリー「そこまではわからない。でも、出会ったら素早く仕留めるか、それが無理なら狭いところに逃げ込むのが一番よ」
「そういえば・・・そんなこと書いてあったね」
クルス「バイクに乗ってるときに襲われるとは思わなかったからな・・・」
キャリー「私もあんなに足が速いとは知らなかった・・・」
クルス「・・・まだ昼頃か?」
外はまだ明るい
でも、移動手段が・・・
クルス「・・・仕方ない。ここでしばらく活動しよう。俺はバイクをなんとか修理してみる」
キャリー「じゃあ、私はご飯の用意をしておくわね」
「じゃあ、僕はクルスさんのお手伝いでもしようかな」
そして僕たちはしばらくここにいることになった・・・
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