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とある日・・・
議員「議長!今こそ絶好の好機です!」
「なにがだね?」
議員「ハルト・デュオスとその子供の捕獲です!」
私たちは会議でもめていた
いや、これはもうそういうレベルでない
「捕獲?誰が?いつ?どうやって捕獲をするのだね?」
議員「それは・・・ここの警備を総動員してでも・・・」
「そんなことしてどうするというんだい?それに総動員って・・・ここの守りはどうするつもりだね?」
議員「守りはそもそも必要ないんですよ。ここは一番安全な場所なんですから」
でた・・・
平和慣れしすぎた結果の言葉が・・・
「なぜ、安全と言い切れる?」
議員「今まで何も問題は起きていません。現に事件などはここ数年、いや、このアンダーヘブンズができてから起きていません」
「それは我々が把握していないだけで起きている可能性があるのではないだろうか?不満を持たない者はいない」
議員「不満?そんな物持っている奴がいるというのか?」
「現に私は君たちから『不満』をぶつけられているのだがね?」
議員たち「・・・」
議員たちは全員沈黙した
議員「ふ、不満もあって当然だ!」
「先ほど、不満を持つ者はいないと聞いたような気がしたのだが?」
議員「そ、それは議長、あなたに問題があるからです!」
「私に?どのような問題があるというのかね?」
議員「情報によれば地上の者と密かに会っているというではないか」
「それは地上の状態を把握するためであり、必要なこと」
議員「でも、我々はそれを知らされていない。不満を抱いても仕方あるまい?」
「では、私からもあなた方に『不満』を言わせていただこう」
議員「我々に不満があると?」
「ああ。私が忙しくしている時、密かに会議を開いて話し合いをしているようだが、それはなぜかな?」
議員たち「・・・」
「この会議には『全員集まって行う』というルールを設けているはずだが?」
議員「そ、それは・・・」
「その理由をぜひ聞かせていただきたいね」
議員たち「・・・」
誰一人答えようとしない
それはそうだ
答えられないのだから
「不満などない人はいない。どんなに安全な場所にいようともね。それが人というものだ」
私は席を立ち会議室の出入り口に向かった
議員「ぎ、議長!まだ話は・・・」
「私が居なくとも話をしているのだろう?なら私が居なくともいいであろう」
そういい会議室を出た
「・・・計画を早めに進めた方がよさそうだな・・・」
このままだと私の計画に影響が出てしまう
いや、頓挫(とんざ)しかねない
「失礼するよ」
私は機械研究室に来た
部下「議長?どうされましたか?」
「計画を繰り上げることにした」
部下「!?で、ですが!あの計画はまだ準備段階です!それに・・・ベースとなるDNAがありません」
「それならもう手に入れてきてある」
そういい私は真っ赤に染まったタオルを渡した
部下「な、なんですか!?これ!?」
「この血のDNAを調べてみてくれ。もしかしたらハルトくんのDNAかもしれない」
部下「わかりました。調べます」
そういい部下は調べる
このタオルは私がゼッタくんにお願いして手に入れてきてもらった物・・・
部下「・・・結果がわかりました。ハルト・デュオスさんので間違いありません」
「そうか!では、抽出して早速取り入れるんだ」
部下「了解しました」
そして私の計画は急遽進められた
「急がせてすまないね」
部下「いえ、議長の無茶ぶりには慣れていますので!」
「ハハハ!頼もしいね!」
部下「ですが、なぜこんな急いで?計画ではまだ先の予定でしたが・・・」
「議員たちが私を疑い始めている。なにをしているかまではわからないだろうが、急いだほうがいいだろうからね」
部下「議長が疑われている・・・。それはまずいですね」
「ああ。だから早く初めてしまおう」
部下「わかりました」
「まずはハルトくんのDNAの抽出からだ」
部下「はい」
機械がタオルからDNAを抽出する
「慎重にな・・・」
部下「はい・・・」
システム『DNAの抽出に成功』
「よし!」
部下「ふぅ・・・では、次に移行しますね!」
そして私の計画は進んでいった・・・
「・・・後は任せる。私は少しでも時間を稼ぐ」
そういい私は緊急会議の招集をかけた
議題は疑いや不満というどうでもいい話で進めた
相変わらずの平行線の話し合いだが、時間稼ぎにはうってつけだ
議員「こんな話し合い・・・無駄だ」
「無駄?」
議員「ええ。私も同じ意見です。無駄な話し合いでしかない」
「疑いや不満を言い合うのもこの会議では必要なことであろう?」
議員「ですが、話は平行線・・・意味が見出せません・・・」
「確かに・・・でも、話すことで解決することもある」
そういい無理に納得させて私は時間を稼いだ
約一時間後・・・
ピーピーピーピー
私の端末が鳴った
相手は部下からだった
部下『完了しました』
「・・・よし。もうこの話は終わりにしよう」
私の時間稼ぎは終わり
あとはこのまま様子を見るだけ・・・
議員「いきなり終わりにするとは・・・一体何だったのだ・・・」
「不満はもう聞き飽きた。解散」
そういいみんなが会議室を出ていく
「・・・やっと終わった・・・」
あとは・・・このまま・・・
「手を下すのは私ではない。お前たち自身だ」
窓から議員たちが歩いているのを見ながら囁く
これで私の計画は終了・・・
あとは・・・お前たちが行動を起こすだけだ・・・
議員「議長!今こそ絶好の好機です!」
「なにがだね?」
議員「ハルト・デュオスとその子供の捕獲です!」
私たちは会議でもめていた
いや、これはもうそういうレベルでない
「捕獲?誰が?いつ?どうやって捕獲をするのだね?」
議員「それは・・・ここの警備を総動員してでも・・・」
「そんなことしてどうするというんだい?それに総動員って・・・ここの守りはどうするつもりだね?」
議員「守りはそもそも必要ないんですよ。ここは一番安全な場所なんですから」
でた・・・
平和慣れしすぎた結果の言葉が・・・
「なぜ、安全と言い切れる?」
議員「今まで何も問題は起きていません。現に事件などはここ数年、いや、このアンダーヘブンズができてから起きていません」
「それは我々が把握していないだけで起きている可能性があるのではないだろうか?不満を持たない者はいない」
議員「不満?そんな物持っている奴がいるというのか?」
「現に私は君たちから『不満』をぶつけられているのだがね?」
議員たち「・・・」
議員たちは全員沈黙した
議員「ふ、不満もあって当然だ!」
「先ほど、不満を持つ者はいないと聞いたような気がしたのだが?」
議員「そ、それは議長、あなたに問題があるからです!」
「私に?どのような問題があるというのかね?」
議員「情報によれば地上の者と密かに会っているというではないか」
「それは地上の状態を把握するためであり、必要なこと」
議員「でも、我々はそれを知らされていない。不満を抱いても仕方あるまい?」
「では、私からもあなた方に『不満』を言わせていただこう」
議員「我々に不満があると?」
「ああ。私が忙しくしている時、密かに会議を開いて話し合いをしているようだが、それはなぜかな?」
議員たち「・・・」
「この会議には『全員集まって行う』というルールを設けているはずだが?」
議員「そ、それは・・・」
「その理由をぜひ聞かせていただきたいね」
議員たち「・・・」
誰一人答えようとしない
それはそうだ
答えられないのだから
「不満などない人はいない。どんなに安全な場所にいようともね。それが人というものだ」
私は席を立ち会議室の出入り口に向かった
議員「ぎ、議長!まだ話は・・・」
「私が居なくとも話をしているのだろう?なら私が居なくともいいであろう」
そういい会議室を出た
「・・・計画を早めに進めた方がよさそうだな・・・」
このままだと私の計画に影響が出てしまう
いや、頓挫(とんざ)しかねない
「失礼するよ」
私は機械研究室に来た
部下「議長?どうされましたか?」
「計画を繰り上げることにした」
部下「!?で、ですが!あの計画はまだ準備段階です!それに・・・ベースとなるDNAがありません」
「それならもう手に入れてきてある」
そういい私は真っ赤に染まったタオルを渡した
部下「な、なんですか!?これ!?」
「この血のDNAを調べてみてくれ。もしかしたらハルトくんのDNAかもしれない」
部下「わかりました。調べます」
そういい部下は調べる
このタオルは私がゼッタくんにお願いして手に入れてきてもらった物・・・
部下「・・・結果がわかりました。ハルト・デュオスさんので間違いありません」
「そうか!では、抽出して早速取り入れるんだ」
部下「了解しました」
そして私の計画は急遽進められた
「急がせてすまないね」
部下「いえ、議長の無茶ぶりには慣れていますので!」
「ハハハ!頼もしいね!」
部下「ですが、なぜこんな急いで?計画ではまだ先の予定でしたが・・・」
「議員たちが私を疑い始めている。なにをしているかまではわからないだろうが、急いだほうがいいだろうからね」
部下「議長が疑われている・・・。それはまずいですね」
「ああ。だから早く初めてしまおう」
部下「わかりました」
「まずはハルトくんのDNAの抽出からだ」
部下「はい」
機械がタオルからDNAを抽出する
「慎重にな・・・」
部下「はい・・・」
システム『DNAの抽出に成功』
「よし!」
部下「ふぅ・・・では、次に移行しますね!」
そして私の計画は進んでいった・・・
「・・・後は任せる。私は少しでも時間を稼ぐ」
そういい私は緊急会議の招集をかけた
議題は疑いや不満というどうでもいい話で進めた
相変わらずの平行線の話し合いだが、時間稼ぎにはうってつけだ
議員「こんな話し合い・・・無駄だ」
「無駄?」
議員「ええ。私も同じ意見です。無駄な話し合いでしかない」
「疑いや不満を言い合うのもこの会議では必要なことであろう?」
議員「ですが、話は平行線・・・意味が見出せません・・・」
「確かに・・・でも、話すことで解決することもある」
そういい無理に納得させて私は時間を稼いだ
約一時間後・・・
ピーピーピーピー
私の端末が鳴った
相手は部下からだった
部下『完了しました』
「・・・よし。もうこの話は終わりにしよう」
私の時間稼ぎは終わり
あとはこのまま様子を見るだけ・・・
議員「いきなり終わりにするとは・・・一体何だったのだ・・・」
「不満はもう聞き飽きた。解散」
そういいみんなが会議室を出ていく
「・・・やっと終わった・・・」
あとは・・・このまま・・・
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窓から議員たちが歩いているのを見ながら囁く
これで私の計画は終了・・・
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