漁師に恋をして

ジャム

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本編

夏休み・逆ナン?

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次の日
お昼ごろ目を覚ますとおっちゃんはいなかった

「おっちゃん???」

僕はベッドから立ち上がろうとしたが立ち上がれなかった

「力が・・・」

力が入らない・・・
骨抜きにされた・・・とはまさにこのことか・・・

「・・・よっと・・・」

僕はなんとか立ち上がりリビングに向かった
テーブルには手紙が置いてあった

『仕事に行ってくる。無理せず寝てろよ?行ってきます』

と書かれていた

「おっちゃんは元気だな~w」

と手紙を見ながら思っていた
そしてご飯を食べて宿題をしていたら

ピンポン

とベルがなった

「は~い」

僕は玄関の扉を開けた

獅子裏「よう!」

「あ!徹!」

獅子裏「バイトまで時間あるだろう?よかったら遊ぼうぜ!」

「うん!」

そして僕たちはお墓に行ってから海を見に来た

獅子裏「人多いな~」

「そうだね~」

と砂浜で海を見ていたら

メス獣人「お兄さん!一緒に遊ばない?」

獅子裏「え!?俺?」

メス獣人「うん!」

獅子裏「いや~俺はいいやw」

メス獣人「いいじゃん!遊ぼうよ!」

獅子裏「いや~連れもいるしw」

メス獣人「連れ?あ、人間だ!」

とメス獣人は僕の頬を触ってきた

「あ、あの・・・」

メス獣人「ぷにぷに~やわらかい!みんな!来てよ!」

そういい友達?を呼んだ
みんな僕の頬や腕を触ってくる

メス獣人「さらさら~」

メス獣人「ホントだ~いいな~」

メス獣人「小さいし可愛い!!」

メス獣人「何歳?中学生くらいかな?」

「え、あの・・・」

獅子裏「俺たち高校二年です!」

メス獣人「え~マジで?w若く見える~」

「あ、あの・・・僕・・・」

メス獣人「あ!照れてる?w」

「僕・・・相手いますので・・・」

メス獣人「え!そうなの!?どんな人!?」

「え・・・えっと・・・」

僕はおっちゃんの話をした

メス獣人「いいな~羨ましい!!」

メス獣人「熊獣人は逞しい人が多いよね!」

メス獣人「そうそう!大体筋肉質でさ~」

メス獣人「わかる~でも、ちょっと脂肪がついてるのもありだよね~」

メス獣人「わかるわかる!あの抱擁感がいいのよね~」

メス獣人「私の元彼がそうだったけど、なかなかいい感じだったのよ~」

メス獣人「え~じゃあなんで別れたのよw」

メス獣人「浮気してたからよw」

メス獣人「サイテーw」

と盛り上がってる
僕たちはそれを見ているだけだった

メス獣人「でも、仲良さそうでいいね!これからも仲良くね!」

「え、はい。ありがとうございます」

メス獣人「そっちの獅子君は?彼女とかは?」

獅子裏「いないですw」

メス獣人「現在募集中な感じ?」

獅子裏「まぁw」

メス獣人「じゃあ、この中から選ぶとしたら誰選ぶ?」

獅子裏「え~w全員可愛いのでw」

メス獣人「もう嫌だ~w」

と盛り上がりメス獣人たちは海に向かって行った

「よかったの?」

獅子裏「なにが?」

「彼女ができるチャンスだったかもよ?」

獅子裏「今は彼女はいいかなw」

「そんなこと言ってると売れ残るよ?w」

獅子裏「わかってないなw前にも言ったけど、売れ残りには福があるって言うだろう?w」

「そうだけど・・・」

獅子裏「今はお前と過ごしたいんだよw」

「・・・そっかw」

そして僕はアルバイトがあるから帰って支度をして家を出た
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