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予知部と危険な香り
予知部と弱気な新入生 60
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意気込みだけは一人前なのだが、まだまだ新入部員なので分からないことも多い。さし当たっては、今から何をしたらいいのかと言うことだ。
「早速で悪いんですけど、助言をいただいてもよろしいですか?」
「もちろんだ。聞きたいことは先に聞いておけ。一々、戻っていては手間だからな」
そうしたいのは山々だが、私は神秘的な存在がいること自体、昨日始めた知ったのだ。次に起こることを予想することなんて流石にできない。嫌みを言われるだろうが、一つずつ聞いていこう。
「あの、とりあえず、何をしたらいいんですか?」
「何って……。昨日教えただろ。一番大事なのは情報だと」
確かに、ネズ吉くんに情報が一番大事だと言っていた。それを忘れていたわけではないのだが、空回りしていたようで、頭から抜けていた。ただ、それを言ったら馬鹿にされそうなので、気づかれないように話を進めたい。
「わ、分かっていますよ。昨日の今日なんですから、忘れる訳ないじゃないですか」
「それならいいんだが……」
「そ、そうですよ……」
どうにかバレずにいけそうだ。
「それで、何をしたらいいか、だったが、もちろん、情報集めだ」
「その情報集めをどうしたらいいのかって話なんです!」
「そうだな……。とりあえず、ちゃちゃ丸じゃないかな」
「ちゃちゃ丸さんですか? そんな突然行って会えるんですか?」
昨日はちゃんと愛先輩が時間の約束をしていたので会えたのであって、急に行って会えるものなのだろうか。もしかして、あの時間はあの自転車置き場の奥で日向ぼっこでもしているのだろうか。
「突然行っても会えはしない。ちゃちゃ丸は時間を厳守してくれるが、猫は基本、自由奔放だからな」
「じゃあ、探すんですね……。ちゃちゃ丸さん、校内にいるかな……」
校内ならまだ範囲は限られているが、校外になると流石に見つけるのは難しいだろう。だが、そこは用意周到な愛先輩。
「ちゃちゃ丸とは待ち合わせをしてある」
「そうだったんですね。いつのまに……」
愛先輩はテレパシーが使えるのかなんてあり得ないことを考えてしまった。
「まあ、昨日のことなんだがな」
「昨日……。あぁ、あの時ですね」
昨日、ちゃちゃ丸さんとは二回会っていた。一回目は自転車置き場の奥。そして二回目は、精霊を見つけ、社会科講義室へ向かう途中だ。その時に、ちゃちゃ丸さんには申し訳ないが、物を盗んでいた犯人になってもらったのだ。猫なら仕方ないと、みんな納得してくれるだろうという愛先輩の考えだ。
「早速で悪いんですけど、助言をいただいてもよろしいですか?」
「もちろんだ。聞きたいことは先に聞いておけ。一々、戻っていては手間だからな」
そうしたいのは山々だが、私は神秘的な存在がいること自体、昨日始めた知ったのだ。次に起こることを予想することなんて流石にできない。嫌みを言われるだろうが、一つずつ聞いていこう。
「あの、とりあえず、何をしたらいいんですか?」
「何って……。昨日教えただろ。一番大事なのは情報だと」
確かに、ネズ吉くんに情報が一番大事だと言っていた。それを忘れていたわけではないのだが、空回りしていたようで、頭から抜けていた。ただ、それを言ったら馬鹿にされそうなので、気づかれないように話を進めたい。
「わ、分かっていますよ。昨日の今日なんですから、忘れる訳ないじゃないですか」
「それならいいんだが……」
「そ、そうですよ……」
どうにかバレずにいけそうだ。
「それで、何をしたらいいか、だったが、もちろん、情報集めだ」
「その情報集めをどうしたらいいのかって話なんです!」
「そうだな……。とりあえず、ちゃちゃ丸じゃないかな」
「ちゃちゃ丸さんですか? そんな突然行って会えるんですか?」
昨日はちゃんと愛先輩が時間の約束をしていたので会えたのであって、急に行って会えるものなのだろうか。もしかして、あの時間はあの自転車置き場の奥で日向ぼっこでもしているのだろうか。
「突然行っても会えはしない。ちゃちゃ丸は時間を厳守してくれるが、猫は基本、自由奔放だからな」
「じゃあ、探すんですね……。ちゃちゃ丸さん、校内にいるかな……」
校内ならまだ範囲は限られているが、校外になると流石に見つけるのは難しいだろう。だが、そこは用意周到な愛先輩。
「ちゃちゃ丸とは待ち合わせをしてある」
「そうだったんですね。いつのまに……」
愛先輩はテレパシーが使えるのかなんてあり得ないことを考えてしまった。
「まあ、昨日のことなんだがな」
「昨日……。あぁ、あの時ですね」
昨日、ちゃちゃ丸さんとは二回会っていた。一回目は自転車置き場の奥。そして二回目は、精霊を見つけ、社会科講義室へ向かう途中だ。その時に、ちゃちゃ丸さんには申し訳ないが、物を盗んでいた犯人になってもらったのだ。猫なら仕方ないと、みんな納得してくれるだろうという愛先輩の考えだ。
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