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予知部と決別の時
予知部と弱気な新入生 85
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「愛先輩!」
泉ちゃんと一緒に愛先輩の元に行くと、ちょうど使った鉄板を片づけているところだった。
「そんなの、どこで拾ったんですか?」
「そこの工事現場のを借りただけだ」
鉄板には、工事関連の何かが書かれていた。これを借りてくるために、どこかへ行っていたのだ。
「まあ、これは後で返しに行こう。それで、君たちはそんな顔をしてどうしたんだ」
「どうしたんだじゃないですよ! もう、どうなることかと思ったじゃないですか」
「そうならないように来たんだろ。それに、すごいのは私ではない」
愛先輩は私の隣にいる泉ちゃんへと視線を向けた。
「立花泉。君が20年前の被害者だったということか」
「え……それって……」
「立花泉は、今、生きていない。幽霊という奴だ」
「そんな……」
嘘だと信じて泉ちゃんを見るが、否定する様子はない。
「ごめん……騙すつもりはなかったんだけど……言い出すタイミングが分からなくなっちゃって……」
初めてはちゃちゃ丸さんではなく、それよりも前から私には見えていたと言うことらしい。私が気づかなかったせいで、泉ちゃんも言い出せずにいたみたいだ。だから、騙されただなんて少しも思っていない。
「泉ちゃんは、私の友達だから、そんなの、気にする必要ないよ」
「ありがとう……」
泉ちゃんの表情は悲しげだ。まるで、これが最後の挨拶みたいだ。いや、本当に最後の挨拶なのだろう。だって、もう、泉ちゃんの役目は終わってしまったのだから。
「このことは教育指導の教師に報告し、対策をしてもらう。できることなら、自転車講習も開いてもらおう。二度と、同じ悲劇は繰り返さない。約束しよう」
「ありがとうございます。予知部の噂を聞いて、半信半疑だったけど、来てよかった。最後に友達もできたし。JKトークは出来なかったけど、楽しかったよ」
「私も、泉ちゃんが友達でよかった。忘れないから、絶対に忘れないから!」
離れないように泉ちゃんの手を強く握ったが、最後に儚い笑顔を見せて、立花泉は消えてしまった。
泉ちゃんと一緒に愛先輩の元に行くと、ちょうど使った鉄板を片づけているところだった。
「そんなの、どこで拾ったんですか?」
「そこの工事現場のを借りただけだ」
鉄板には、工事関連の何かが書かれていた。これを借りてくるために、どこかへ行っていたのだ。
「まあ、これは後で返しに行こう。それで、君たちはそんな顔をしてどうしたんだ」
「どうしたんだじゃないですよ! もう、どうなることかと思ったじゃないですか」
「そうならないように来たんだろ。それに、すごいのは私ではない」
愛先輩は私の隣にいる泉ちゃんへと視線を向けた。
「立花泉。君が20年前の被害者だったということか」
「え……それって……」
「立花泉は、今、生きていない。幽霊という奴だ」
「そんな……」
嘘だと信じて泉ちゃんを見るが、否定する様子はない。
「ごめん……騙すつもりはなかったんだけど……言い出すタイミングが分からなくなっちゃって……」
初めてはちゃちゃ丸さんではなく、それよりも前から私には見えていたと言うことらしい。私が気づかなかったせいで、泉ちゃんも言い出せずにいたみたいだ。だから、騙されただなんて少しも思っていない。
「泉ちゃんは、私の友達だから、そんなの、気にする必要ないよ」
「ありがとう……」
泉ちゃんの表情は悲しげだ。まるで、これが最後の挨拶みたいだ。いや、本当に最後の挨拶なのだろう。だって、もう、泉ちゃんの役目は終わってしまったのだから。
「このことは教育指導の教師に報告し、対策をしてもらう。できることなら、自転車講習も開いてもらおう。二度と、同じ悲劇は繰り返さない。約束しよう」
「ありがとうございます。予知部の噂を聞いて、半信半疑だったけど、来てよかった。最後に友達もできたし。JKトークは出来なかったけど、楽しかったよ」
「私も、泉ちゃんが友達でよかった。忘れないから、絶対に忘れないから!」
離れないように泉ちゃんの手を強く握ったが、最後に儚い笑顔を見せて、立花泉は消えてしまった。
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