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お題は嫁姑と親子について
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✡✡✡✡✡
「おかえりー!!」
久しぶりに桃香を連れて『オカンの店』の戸を開けて入ると、いつもと全然変わらず元気なオカンがニッコリ満面の笑顔で迎えてくれていた。
「ただいまー!! やっぱりここは癒されるわー!!」
「あれ? どないしたん? 麻由美ちゃんがそんなこというなんて珍しい! 育児疲れか?」
「ちゃうちゃう! 桃香はわりと扱いやすいから何ともないねん。3月で1歳になったしね。だいぶ楽になってきたと思う。問題なんは、うちのオカンとこうちゃんのオカンやねん!」
「あらら!? 嫁姑と親子問題か? ややこしいな!」
珍しくこうちゃんが、昔馴染みの友人に誘われて飲みに出かけたから、私も日頃たまっているストレスを解消するために、桃香を連れて飲みに来たんやとオカンと比奈ちゃんに打ち明けると、オカンが心配そうに何があったのか私に聞いてくれていた。
「ほら、うちのオカンとこうちゃんのオカンじゃ…子供の育て方がまるで違うやん!」
「確かにそうやわ。全然ちがうよなぁ……」
「そやなぁー。たかちゃんとあさちゃんじゃ、性格も正反対やしなぁー。子育てに関しては意見が食い違うやろな!」
「そやろ? 今は、別にええかもしれんけど。桃香がだんだん大きくなって色んなことがわかるようになってきたら、どうなると思う? 絶対に桃香が混乱すると思うねん」
座敷に座って絵美里ちゃんと遊んでいる桃香を横で見つめながら、私が真剣に悩んでいることを、オカンと比奈ちゃんに相談していると、座敷で飲んでいた宗ちゃんと美花ちゃんも、私の話に頷いてくれていた。
「麻由美ちゃんとこは、どっちの親も住んでる家が近いだけに余計に良いことと悪いことを、食い違って教えられる可能性が高くなるんやね。大変やな…」
「うちの場合は、多分。菜々美ちゃんが何にも口を出さんと思うから、そういう心配は無いわ」
「ええなぁー! 美花ちゃんとこは、ええ感じに放任やもんな! うちは、何かあるとどっちもが口を出したがるから大変やねん。私でも、たまに混乱するわ…」
ジョッキに残っていたビールを一気に飲み干してから、私が大きくため息を吐くと、オカンがニッコリと笑ってイチゴのシャーベットを出してくれた。
✡✡
「ええなぁー! イチゴのシャーベットやん!」
「美花ちゃんも食べるか? まだあるで!」
「ほんまに? ええの? いる! 食べる! 絶対食べる!」
オカンが、私に出してくれたオカンのお手製のイチゴのシャーベットを見て、美花ちゃんが今にもよだれをたらしそうな顔をしていたからなのか? オカンは、クスクスと笑いながら美花ちゃんにもイチゴのシャーベットを出してやっていた。
「何か、久しぶりに食べると美味しさ倍増やね♪ 嫌なことがあったとしても、どうでもええんちゃうやろか? って気にさせてくれるんよね」
「そうやねん。オカンのシャーベットは、元気の素が入ってるんよ!」
「そやけど。麻由美ちゃんが桃香ちゃんの母親なんやから、もしもやけど…桃香ちゃんが、混乱するようなことがあったら麻由美ちゃんがしっかりどちらが正しいかを教えてやらなアカンのやで?」
「やっぱりそうやんなぁー! こうちゃんもオカンと同じことを私に話してくれてた。桃香の親は、うちらやもんなぁ…」
オカンにこうちゃんと同じことを言われた私は、桃香のためには自分がしっかりするしかないんやと改めて感じていた。
「そう言えばやねんけど。比奈ちゃんは、姑問題って何も無いの? そういう話を聞いたことが無いんやけど」
「ああ。うちは…ほら、姑さんは雅章が高校生の時に病死してるから、嫁姑問題は何もないねん」
「そやけど…雅章さんのお父さんは、健在なんやろ?」
「健在やけど。まだまだ仕事をバリバリしてはるから、そんなに会う機会がないんやわ」
私が比奈ちゃんに姑さんのことをたずねると、比奈ちゃんは苦笑しながらも私の質問に答えてくれていた。
「オカンは? オカンは、無かったん? 姑さんのことで悩んだこと」
「あるある! もう、亡くなってから10年やけど。うちは、色々あったわ。この店やることも反対されてたしな!」
「ほんまに? オカンにも、そんな苦労があったんや!」
福の神さんに守られてるようなオカンでも、姑さんには悩まされていたんやと知って、私も美花ちゃんも宗ちゃんもお酒を飲むことも忘れてオカンの話に聞き入っていた。
✡✡
「ここだけの話やけどな。姑さんのことで、オトンと離婚しかけたこともあるんやで!」
「マジで!? そんなん想像出来んわー!」
「性格は、あさちゃんみたいにどちらかと言えば、男勝りで負けん気の強い人やったわ。オトンも小さい頃に父親を亡くしてたし、女手ひとつで男の子を5人も育てた人やったから、気も強いし我もすごく強かったんよ…」
「こうちゃんのオカンは、我は強くないからまだマシかも…それに春美ちゃんとこうちゃんを育ててるから、男の子のことも女の子のこともわかるって言うてくれてたし…」
オカンは、珍しく自分の苦労話をこの際やからと客も平日で少なかったこともあって、のんびりと話し始めた。
「オトンと結婚するときも、最後まで反対してたんは、姑さんやったしね。挙句の果てに結婚式に出席せんかったしなぁー。ハハハ」
「笑い事やないやん! 酷いわ。その時、オトンは? オトンはどうやったん?」
「どうもせんかった。来んもんは仕方がないって…お姑さん不在で式を済ませたんやから笑えるやろ?」
「全然笑えんわ! 私やったら。即、離婚やな!」
私はいつの間にか、自分の悩んでいたことを忘れてオカンの昔話に夢中になっていた。
「比奈が生まれた時も、自分からは絶対に会いに来んかったし、家まで連れて行ったら。自分は、男しか育てたことがないから、女の子は可愛いと思われへんとか言い出すし、さすがの私もこの人は頭が少しおかしいんちゃうかな? って悩んでしもたわ。フフフ」
「うち…そう言えば、祖母ちゃんに会った記憶って、病院で祖母ちゃんが入院してたときのことしかないわ」
「そうや! だって、意地でも会わさんかったからな!」
「こんな身近に壮絶な嫁姑バトルがあったんやね…」
それでも、そんな凄い嫁姑バトルの話をしているオカンは、そのことを面白おかしく笑いながら話していたので、私はやっぱりオカンは凄い人やなぁって感心してしまった。
✡✡
「それで? オカンの親は? どうしてたん?」
「ああ。私の両親は、2人とも私が高校生の時に失踪してしもたから、どこでどうしてるのか知らんねん」
「ちょっと待って?! マジで? うち、そんなこと聞いたことない。 だって、麻由美ちゃんらに貸してる家って、オカンの両親の遺産やって言うてたやん!」
「あの家はほんまは、うちら姉妹と養子縁組してから亡くなった母方の叔父夫婦の家やねん。私と妹の光江は母方の親戚の家で、私が高校を卒業するまでお世話になったんよ」
「何か、オカンって壮絶な人生を歩んでるんやな…」
私は、何か聞いてはいけないことを聞いてしまった気がして…それ以上は言葉が出て来なかった。
「両親は、商売してたから、どこかで何かを間違えて借金を作るだけ作って逃げたみたいやわ。叔父や叔母は、両親のことを生きてたとしても日本にはおらんやろうって…私ら姉妹に、両親は死んだと思ったほうが幸せやって…涙を流しながら話してくれてん。そやから、私も光江もそうかも知れんなと、子供ながらに納得してん」
「オカンは凄いな…。そんなことがあっても、毎日笑ってるもん」
「そやなぁー。もう、笑うしかないとあの頃に悟ったしな♪ フフフ」
「ありがとう。私のためにと思って、話してくれたんやろ?」
私がおしぼりで涙を拭きながらオカンに頭を下げると、オカンはケラケラと笑って、新しいおしぼりを手渡してくれていた。
「こんな話を聞かされたら、たかちゃんもあさちゃんもまともな親に見えてくるやろ? フフフ♪ 実際、ええ親やしね」
「うんうん。そう思う! 私が悩んでたことなんか、ほんまにちっぽけやわ! 私もオカンを見習って、いつでも笑っていられるように桃香のために頑張る!」
「僕も…僕も、もっと両親を大事にします。兄貴にばっかり頼るんやなくて…僕も美花と出来ることを両親にしてやりたいです」
「あらあら、宗ちゃんまで泣いてる~! ほんま涙もろいんやから~!」
壮絶なオカンの過去を知って、一番涙を流していたのは宗ちゃんやった。もしかしたら、こうちゃんは…このことを知ってるのかもしれないなぁと…この時、私は何でかわからんけど何となく確信していた。
オカンのお陰で、鬱々としていた私の気持ちが店を出る頃にはスッキリとしていて、桃香の母親として…私は、肝が座った様な新たな気持ちで家路につくことが出来た。
「おかえりー!!」
久しぶりに桃香を連れて『オカンの店』の戸を開けて入ると、いつもと全然変わらず元気なオカンがニッコリ満面の笑顔で迎えてくれていた。
「ただいまー!! やっぱりここは癒されるわー!!」
「あれ? どないしたん? 麻由美ちゃんがそんなこというなんて珍しい! 育児疲れか?」
「ちゃうちゃう! 桃香はわりと扱いやすいから何ともないねん。3月で1歳になったしね。だいぶ楽になってきたと思う。問題なんは、うちのオカンとこうちゃんのオカンやねん!」
「あらら!? 嫁姑と親子問題か? ややこしいな!」
珍しくこうちゃんが、昔馴染みの友人に誘われて飲みに出かけたから、私も日頃たまっているストレスを解消するために、桃香を連れて飲みに来たんやとオカンと比奈ちゃんに打ち明けると、オカンが心配そうに何があったのか私に聞いてくれていた。
「ほら、うちのオカンとこうちゃんのオカンじゃ…子供の育て方がまるで違うやん!」
「確かにそうやわ。全然ちがうよなぁ……」
「そやなぁー。たかちゃんとあさちゃんじゃ、性格も正反対やしなぁー。子育てに関しては意見が食い違うやろな!」
「そやろ? 今は、別にええかもしれんけど。桃香がだんだん大きくなって色んなことがわかるようになってきたら、どうなると思う? 絶対に桃香が混乱すると思うねん」
座敷に座って絵美里ちゃんと遊んでいる桃香を横で見つめながら、私が真剣に悩んでいることを、オカンと比奈ちゃんに相談していると、座敷で飲んでいた宗ちゃんと美花ちゃんも、私の話に頷いてくれていた。
「麻由美ちゃんとこは、どっちの親も住んでる家が近いだけに余計に良いことと悪いことを、食い違って教えられる可能性が高くなるんやね。大変やな…」
「うちの場合は、多分。菜々美ちゃんが何にも口を出さんと思うから、そういう心配は無いわ」
「ええなぁー! 美花ちゃんとこは、ええ感じに放任やもんな! うちは、何かあるとどっちもが口を出したがるから大変やねん。私でも、たまに混乱するわ…」
ジョッキに残っていたビールを一気に飲み干してから、私が大きくため息を吐くと、オカンがニッコリと笑ってイチゴのシャーベットを出してくれた。
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「ええなぁー! イチゴのシャーベットやん!」
「美花ちゃんも食べるか? まだあるで!」
「ほんまに? ええの? いる! 食べる! 絶対食べる!」
オカンが、私に出してくれたオカンのお手製のイチゴのシャーベットを見て、美花ちゃんが今にもよだれをたらしそうな顔をしていたからなのか? オカンは、クスクスと笑いながら美花ちゃんにもイチゴのシャーベットを出してやっていた。
「何か、久しぶりに食べると美味しさ倍増やね♪ 嫌なことがあったとしても、どうでもええんちゃうやろか? って気にさせてくれるんよね」
「そうやねん。オカンのシャーベットは、元気の素が入ってるんよ!」
「そやけど。麻由美ちゃんが桃香ちゃんの母親なんやから、もしもやけど…桃香ちゃんが、混乱するようなことがあったら麻由美ちゃんがしっかりどちらが正しいかを教えてやらなアカンのやで?」
「やっぱりそうやんなぁー! こうちゃんもオカンと同じことを私に話してくれてた。桃香の親は、うちらやもんなぁ…」
オカンにこうちゃんと同じことを言われた私は、桃香のためには自分がしっかりするしかないんやと改めて感じていた。
「そう言えばやねんけど。比奈ちゃんは、姑問題って何も無いの? そういう話を聞いたことが無いんやけど」
「ああ。うちは…ほら、姑さんは雅章が高校生の時に病死してるから、嫁姑問題は何もないねん」
「そやけど…雅章さんのお父さんは、健在なんやろ?」
「健在やけど。まだまだ仕事をバリバリしてはるから、そんなに会う機会がないんやわ」
私が比奈ちゃんに姑さんのことをたずねると、比奈ちゃんは苦笑しながらも私の質問に答えてくれていた。
「オカンは? オカンは、無かったん? 姑さんのことで悩んだこと」
「あるある! もう、亡くなってから10年やけど。うちは、色々あったわ。この店やることも反対されてたしな!」
「ほんまに? オカンにも、そんな苦労があったんや!」
福の神さんに守られてるようなオカンでも、姑さんには悩まされていたんやと知って、私も美花ちゃんも宗ちゃんもお酒を飲むことも忘れてオカンの話に聞き入っていた。
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「ここだけの話やけどな。姑さんのことで、オトンと離婚しかけたこともあるんやで!」
「マジで!? そんなん想像出来んわー!」
「性格は、あさちゃんみたいにどちらかと言えば、男勝りで負けん気の強い人やったわ。オトンも小さい頃に父親を亡くしてたし、女手ひとつで男の子を5人も育てた人やったから、気も強いし我もすごく強かったんよ…」
「こうちゃんのオカンは、我は強くないからまだマシかも…それに春美ちゃんとこうちゃんを育ててるから、男の子のことも女の子のこともわかるって言うてくれてたし…」
オカンは、珍しく自分の苦労話をこの際やからと客も平日で少なかったこともあって、のんびりと話し始めた。
「オトンと結婚するときも、最後まで反対してたんは、姑さんやったしね。挙句の果てに結婚式に出席せんかったしなぁー。ハハハ」
「笑い事やないやん! 酷いわ。その時、オトンは? オトンはどうやったん?」
「どうもせんかった。来んもんは仕方がないって…お姑さん不在で式を済ませたんやから笑えるやろ?」
「全然笑えんわ! 私やったら。即、離婚やな!」
私はいつの間にか、自分の悩んでいたことを忘れてオカンの昔話に夢中になっていた。
「比奈が生まれた時も、自分からは絶対に会いに来んかったし、家まで連れて行ったら。自分は、男しか育てたことがないから、女の子は可愛いと思われへんとか言い出すし、さすがの私もこの人は頭が少しおかしいんちゃうかな? って悩んでしもたわ。フフフ」
「うち…そう言えば、祖母ちゃんに会った記憶って、病院で祖母ちゃんが入院してたときのことしかないわ」
「そうや! だって、意地でも会わさんかったからな!」
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それでも、そんな凄い嫁姑バトルの話をしているオカンは、そのことを面白おかしく笑いながら話していたので、私はやっぱりオカンは凄い人やなぁって感心してしまった。
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「それで? オカンの親は? どうしてたん?」
「ああ。私の両親は、2人とも私が高校生の時に失踪してしもたから、どこでどうしてるのか知らんねん」
「ちょっと待って?! マジで? うち、そんなこと聞いたことない。 だって、麻由美ちゃんらに貸してる家って、オカンの両親の遺産やって言うてたやん!」
「あの家はほんまは、うちら姉妹と養子縁組してから亡くなった母方の叔父夫婦の家やねん。私と妹の光江は母方の親戚の家で、私が高校を卒業するまでお世話になったんよ」
「何か、オカンって壮絶な人生を歩んでるんやな…」
私は、何か聞いてはいけないことを聞いてしまった気がして…それ以上は言葉が出て来なかった。
「両親は、商売してたから、どこかで何かを間違えて借金を作るだけ作って逃げたみたいやわ。叔父や叔母は、両親のことを生きてたとしても日本にはおらんやろうって…私ら姉妹に、両親は死んだと思ったほうが幸せやって…涙を流しながら話してくれてん。そやから、私も光江もそうかも知れんなと、子供ながらに納得してん」
「オカンは凄いな…。そんなことがあっても、毎日笑ってるもん」
「そやなぁー。もう、笑うしかないとあの頃に悟ったしな♪ フフフ」
「ありがとう。私のためにと思って、話してくれたんやろ?」
私がおしぼりで涙を拭きながらオカンに頭を下げると、オカンはケラケラと笑って、新しいおしぼりを手渡してくれていた。
「こんな話を聞かされたら、たかちゃんもあさちゃんもまともな親に見えてくるやろ? フフフ♪ 実際、ええ親やしね」
「うんうん。そう思う! 私が悩んでたことなんか、ほんまにちっぽけやわ! 私もオカンを見習って、いつでも笑っていられるように桃香のために頑張る!」
「僕も…僕も、もっと両親を大事にします。兄貴にばっかり頼るんやなくて…僕も美花と出来ることを両親にしてやりたいです」
「あらあら、宗ちゃんまで泣いてる~! ほんま涙もろいんやから~!」
壮絶なオカンの過去を知って、一番涙を流していたのは宗ちゃんやった。もしかしたら、こうちゃんは…このことを知ってるのかもしれないなぁと…この時、私は何でかわからんけど何となく確信していた。
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