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第3章『妹ひなのの世界 ~癒し手のタマゴ、はじめての羽ばたき~』
第23話「ミーナ先生のお手紙」
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朝露の消えるころ、ひなのは牧場門のポストで一通の封書を見つけた。羊皮紙の封筒の中央には、ハーブの花を象った深緑の封蝋。
差出人の名を見て、ひなのの胸が高鳴る。――薬草村の薬師長 ミーナ。
---
1 木陰の手紙開封
ユーカリの木陰に腰を下ろし、そっと封を切る。中には整った筆致の手紙と、薄緑色の見習い証カードが入っていた。
> ひなの殿
先日の薬草講習で見せたあなたの癒しの加護は、実に稀有な素質。
ついては週に一度、私の温室で本格的な調合実習をしてみないかい?
費用は不要。君の努力が報酬だ。
――薬草村 薬師長 ミーナ
最後に押された香草の印章が微かにミントの香りを放っている。
ひなのは胸の奥がふわりと温まるのを感じた。
---
2 兄妹会議
昼下がり、悠翔とリンネに手紙を見せる。
悠翔は耕したばかりの畑を見渡し、少しだけ心配そうに眉を寄せた。
「週イチとはいえ、往復は大変だぞ。薬草村まで片道二時間。体力はもつか?」
「だいじょうぶ!」
ひなのは胸を張る。
「薬草の知識があれば、牧場の動物ももっと守れるし、冬に備えて薬膳も作れるよ!」
リンネが勢いよく手を挙げた。
「じゃあ移動はわたしが護衛兼ガイド! 山道は任せてよ♪」
「ふむ……」悠翔は少し考え、やがて頷いた。
「わかった。家族みんなで強くなる方がいい。行っておいで」
---
3 初めての準備
ひなのは早速、旅支度を整え始めた。
ミニ鍬を磨き、調合ノートを新しい革カバーに入れ、リンネ特製のハーブクッキーを袋に詰める。
悠翔は古い木箱を引っ張り出し、中から小型の折りたたみ机を差し出した。
「これ、前に自作した“野外調合台”。温室でも役立つはずだ」
「ありがとう、お兄ちゃん!」
両手で抱えたその重みは、兄の想いの重み――まるで護符のように頼もしかった。
---
4 出発前夜
日の落ちた牧場で、リンネが星を仰ぎながらぽつりと言う。
「ひなのちゃん、がんばるのも大切だけど、無理はもっとダメだからね」
その言葉に、ひなのは笑って頷く。
「リンネさんこそ、安全運転してね。道で迷ったらホットケーキで釣るから!」
「迷わないもん!」
リンネはむくれてから、照れたように笑った。星明かりの中で揺れる耳が、少し赤い。
---
5 朝焼けと門出
翌早朝。馬車道を照らす朝日が赤土を金色に染める。
ひなのはリュックを背負い、牧場門の前で深呼吸。
ナナ(牛)が「モォォ」と低く鳴き、しっぽで空を切ってエールを送ってくれる。
「行ってきます! みんなの役に立つ癒し手になって、帰ってくるね!」
悠翔は軽く手を上げた。
「行ってらっしゃい。帰ったら畑の新芽、見せてやるよ」
リンネは弓を背負い、ひなのの隣でウインク。
「じゃ、薬草留学ツアー、元気に出発!」
朝焼けの風が二人の髪を揺らし、牧場の門がゆっくりと開かれた――。
---
【イベント完了:ミーナ先生からの招待状】
「薬草村留学」サブクエストを受注!
ひなのに 《見習い薬師証》 が発行されました
野外用調合台(折りたたみ)を入手
リンネが「護衛/ガイド」役として同行可能に
---
【次の目標:薬草村・温室実習初日!】
初回実習で 「調合:初級」 スキル経験値を稼ごう
ミーナが出すテスト課題をクリアして、癒し手として一歩前進!
差出人の名を見て、ひなのの胸が高鳴る。――薬草村の薬師長 ミーナ。
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1 木陰の手紙開封
ユーカリの木陰に腰を下ろし、そっと封を切る。中には整った筆致の手紙と、薄緑色の見習い証カードが入っていた。
> ひなの殿
先日の薬草講習で見せたあなたの癒しの加護は、実に稀有な素質。
ついては週に一度、私の温室で本格的な調合実習をしてみないかい?
費用は不要。君の努力が報酬だ。
――薬草村 薬師長 ミーナ
最後に押された香草の印章が微かにミントの香りを放っている。
ひなのは胸の奥がふわりと温まるのを感じた。
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2 兄妹会議
昼下がり、悠翔とリンネに手紙を見せる。
悠翔は耕したばかりの畑を見渡し、少しだけ心配そうに眉を寄せた。
「週イチとはいえ、往復は大変だぞ。薬草村まで片道二時間。体力はもつか?」
「だいじょうぶ!」
ひなのは胸を張る。
「薬草の知識があれば、牧場の動物ももっと守れるし、冬に備えて薬膳も作れるよ!」
リンネが勢いよく手を挙げた。
「じゃあ移動はわたしが護衛兼ガイド! 山道は任せてよ♪」
「ふむ……」悠翔は少し考え、やがて頷いた。
「わかった。家族みんなで強くなる方がいい。行っておいで」
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3 初めての準備
ひなのは早速、旅支度を整え始めた。
ミニ鍬を磨き、調合ノートを新しい革カバーに入れ、リンネ特製のハーブクッキーを袋に詰める。
悠翔は古い木箱を引っ張り出し、中から小型の折りたたみ机を差し出した。
「これ、前に自作した“野外調合台”。温室でも役立つはずだ」
「ありがとう、お兄ちゃん!」
両手で抱えたその重みは、兄の想いの重み――まるで護符のように頼もしかった。
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4 出発前夜
日の落ちた牧場で、リンネが星を仰ぎながらぽつりと言う。
「ひなのちゃん、がんばるのも大切だけど、無理はもっとダメだからね」
その言葉に、ひなのは笑って頷く。
「リンネさんこそ、安全運転してね。道で迷ったらホットケーキで釣るから!」
「迷わないもん!」
リンネはむくれてから、照れたように笑った。星明かりの中で揺れる耳が、少し赤い。
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5 朝焼けと門出
翌早朝。馬車道を照らす朝日が赤土を金色に染める。
ひなのはリュックを背負い、牧場門の前で深呼吸。
ナナ(牛)が「モォォ」と低く鳴き、しっぽで空を切ってエールを送ってくれる。
「行ってきます! みんなの役に立つ癒し手になって、帰ってくるね!」
悠翔は軽く手を上げた。
「行ってらっしゃい。帰ったら畑の新芽、見せてやるよ」
リンネは弓を背負い、ひなのの隣でウインク。
「じゃ、薬草留学ツアー、元気に出発!」
朝焼けの風が二人の髪を揺らし、牧場の門がゆっくりと開かれた――。
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【イベント完了:ミーナ先生からの招待状】
「薬草村留学」サブクエストを受注!
ひなのに 《見習い薬師証》 が発行されました
野外用調合台(折りたたみ)を入手
リンネが「護衛/ガイド」役として同行可能に
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【次の目標:薬草村・温室実習初日!】
初回実習で 「調合:初級」 スキル経験値を稼ごう
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