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第5章 拡がる牧場と迫る影
第41話「調査隊、結成!」
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冬祭りの余韻が残る翌朝。凛とした空気の中、ほのぼの牧場の門をくぐる者がいた。黒いマントを羽織った若者は、静かに足を進める。その瞳は、昨夜の不気味な影を思い返してか、どこか憂いを帯びていた。
「──影の正体を、確かめる必要がある」
悠翔はそう呟き、背中を丸めていたが、その言葉に力強さが宿っているのをひなのは感じていた。
牧場の中心、納屋の前にはすでに数人の仲間たちが集まっていた。リンネはその日の装いも鮮やかに、いつもの元気な笑顔はどこか緊張に包まれている。隣には旅の薬師、カイル。彼の冷静な眼差しが、集まった全員に安心感を与えていた。
「ひなのちゃん、準備はいい?今日から本格的に調査が始まるよ」
リンネが差し出した手を、ひなのはしっかりと握る。彼女の胸は不安と期待で高鳴っていた。調合師としての知識と腕を試される時が来たのだ。
「うん。絶対に影の正体を突き止めて、みんなの安全を守るから」
悠翔は真剣な表情で地図を広げた。影の谷と呼ばれる場所、そこに漂う不気味な黒泥の分布図だ。村の近くの畑でも、徐々に被害が広がっている。
「このまま放置していたら、村も牧場も壊滅だ。みんなで力を合わせて食い止めよう」
「僕も旅の薬師として、あの毒を研究してみせる。ひなのさんの調合技術があれば、解決も近いはずだ」
カイルの言葉に、仲間たちは力強く頷いた。
「それじゃあ、早速行こう!」
調査隊は、まだ朝の冷たい風が残る中、影の谷へと向けて歩き出した。森の木々の間を進みながら、彼らの心は一つになっていた。
---
谷へ続く道は思いのほか険しかった。ぬかるんだ土に足を取られ、所々には黒泥の痕跡が残っている。ひなのはその泥を注意深く採取し、小瓶に封じ込めた。
「この泥……ただの汚れじゃない。明らかに魔素が混じっているわ」
リンネが手袋を外し、土の臭いを嗅ぐ。彼女の表情が曇る。
「これが畑を枯らす原因かもしれないね……」
悠翔は周囲を見渡し、静かに言った。
「油断はできない。これから本格的に調査を始める」
その日、影の谷の奥へと進んだ調査隊は、黒泥が土壌を蝕み、動植物の命を奪っている現実を目の当たりにした。枯れた木々の枝がか細く揺れ、かすかな風に乗って不気味な気配が漂う。
「……あれが、影の正体か?」
カイルが指差した先に、揺れる黒い影があった。まるで人のような形をしているが、その動きはどこかぎこちなく、まるで魂の抜けた骸のようだ。
「近づくのは危険だ。何が起こるかわからない」
悠翔は隊員たちに声をかけ、距離を取るよう促した。
その夜、調査隊は谷の麓にテントを張り、見張りを交代しながら夜を明かした。だが深夜、ひなのは物音で目を覚ます。懐中電灯の光を頼りにテントを出ると、谷の闇の中に人の姿が揺らめいていた。
「……誰か?」
声をかけたが返事はない。影はじっと谷の闇に溶け込むように消えてしまった。
翌朝、調査を再開すると、谷の奥に足跡とともに、布の切れ端が落ちていた。よく見ると、それはミーナのスカーフの一部だった。
「……まさか、ミーナさんが影に関わっているのか?」
リンネが呟くと、仲間たちの顔色は一層曇った。
影の正体が元人間、あるいは人の感情が具現化したものではないかという仮説が生まれ、調査隊の心は重く沈んだ。
---
調査の合間にも牧場の仕事は待っていない。悠翔は村の協力を得て、丘の東側に新たな畑を開墾し始めた。土地の生命力を感じながら、仲間の少女リリィと植物研究者クラークが加わり、牧場の活気はさらに増していく。
ある日、リリィが谷で見つけて持ち帰った青白い花を、ひなのが調合に使うと、奇妙な夢を見た。夢の中、ミーナが黒い霧の中へと歩み寄る姿が浮かび上がる。
「これは……記憶の花?」
精神に影響を与える毒の可能性が浮上し、影の恐ろしさが一層際立った。
長時間の調合と研究により、ひなのは体調を崩す。カイルが優しく看護しながら言った。
「無理は禁物だよ。でも君のその覚悟はみんなの力になる」
悠翔は拳を握り締め、決意を新たにした。
「俺たちで、この影を絶対に食い止める」
やがて谷の地下で古代の祭壇跡が発見され、「欲望に飲まれた者が黒泥を生む」という石板の記述が見つかる。影は人の負の感情から生まれたものだったのだ。
牧場周辺でも枯死が進み、影の浸食は広がる一方。調査隊は対策隊へと組織を強化し、村の防衛に備える。
ひなのは“上級調合師”の試験に挑み、ついに毒中和薬の試作品を完成させた。だが、影の谷で再び異変が起き、旅の薬師カイルが単独で調査に向かい、そのまま戻らなかった。
ひなのはカイルの捜索に向かい、影の力に精神を侵されかけるが、女神フィリアの加護により救われる。その瞬間、“癒しの女神の祝福Lv2”が発現した。
影は霧散し、調査隊は新たな戦いの始まりを感じつつ静かな夜を迎えたのだった。
---
【イベント完了:影の正体と牧場防衛開始】
・調査隊が正式に“対策隊”に昇格
・ひなの「癒しの女神の祝福Lv2」習得
・新アイテム「影泥中和剤」開発成功
【次の目標:国境の向こうに待つ謎と仲間の救出】
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「──影の正体を、確かめる必要がある」
悠翔はそう呟き、背中を丸めていたが、その言葉に力強さが宿っているのをひなのは感じていた。
牧場の中心、納屋の前にはすでに数人の仲間たちが集まっていた。リンネはその日の装いも鮮やかに、いつもの元気な笑顔はどこか緊張に包まれている。隣には旅の薬師、カイル。彼の冷静な眼差しが、集まった全員に安心感を与えていた。
「ひなのちゃん、準備はいい?今日から本格的に調査が始まるよ」
リンネが差し出した手を、ひなのはしっかりと握る。彼女の胸は不安と期待で高鳴っていた。調合師としての知識と腕を試される時が来たのだ。
「うん。絶対に影の正体を突き止めて、みんなの安全を守るから」
悠翔は真剣な表情で地図を広げた。影の谷と呼ばれる場所、そこに漂う不気味な黒泥の分布図だ。村の近くの畑でも、徐々に被害が広がっている。
「このまま放置していたら、村も牧場も壊滅だ。みんなで力を合わせて食い止めよう」
「僕も旅の薬師として、あの毒を研究してみせる。ひなのさんの調合技術があれば、解決も近いはずだ」
カイルの言葉に、仲間たちは力強く頷いた。
「それじゃあ、早速行こう!」
調査隊は、まだ朝の冷たい風が残る中、影の谷へと向けて歩き出した。森の木々の間を進みながら、彼らの心は一つになっていた。
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谷へ続く道は思いのほか険しかった。ぬかるんだ土に足を取られ、所々には黒泥の痕跡が残っている。ひなのはその泥を注意深く採取し、小瓶に封じ込めた。
「この泥……ただの汚れじゃない。明らかに魔素が混じっているわ」
リンネが手袋を外し、土の臭いを嗅ぐ。彼女の表情が曇る。
「これが畑を枯らす原因かもしれないね……」
悠翔は周囲を見渡し、静かに言った。
「油断はできない。これから本格的に調査を始める」
その日、影の谷の奥へと進んだ調査隊は、黒泥が土壌を蝕み、動植物の命を奪っている現実を目の当たりにした。枯れた木々の枝がか細く揺れ、かすかな風に乗って不気味な気配が漂う。
「……あれが、影の正体か?」
カイルが指差した先に、揺れる黒い影があった。まるで人のような形をしているが、その動きはどこかぎこちなく、まるで魂の抜けた骸のようだ。
「近づくのは危険だ。何が起こるかわからない」
悠翔は隊員たちに声をかけ、距離を取るよう促した。
その夜、調査隊は谷の麓にテントを張り、見張りを交代しながら夜を明かした。だが深夜、ひなのは物音で目を覚ます。懐中電灯の光を頼りにテントを出ると、谷の闇の中に人の姿が揺らめいていた。
「……誰か?」
声をかけたが返事はない。影はじっと谷の闇に溶け込むように消えてしまった。
翌朝、調査を再開すると、谷の奥に足跡とともに、布の切れ端が落ちていた。よく見ると、それはミーナのスカーフの一部だった。
「……まさか、ミーナさんが影に関わっているのか?」
リンネが呟くと、仲間たちの顔色は一層曇った。
影の正体が元人間、あるいは人の感情が具現化したものではないかという仮説が生まれ、調査隊の心は重く沈んだ。
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調査の合間にも牧場の仕事は待っていない。悠翔は村の協力を得て、丘の東側に新たな畑を開墾し始めた。土地の生命力を感じながら、仲間の少女リリィと植物研究者クラークが加わり、牧場の活気はさらに増していく。
ある日、リリィが谷で見つけて持ち帰った青白い花を、ひなのが調合に使うと、奇妙な夢を見た。夢の中、ミーナが黒い霧の中へと歩み寄る姿が浮かび上がる。
「これは……記憶の花?」
精神に影響を与える毒の可能性が浮上し、影の恐ろしさが一層際立った。
長時間の調合と研究により、ひなのは体調を崩す。カイルが優しく看護しながら言った。
「無理は禁物だよ。でも君のその覚悟はみんなの力になる」
悠翔は拳を握り締め、決意を新たにした。
「俺たちで、この影を絶対に食い止める」
やがて谷の地下で古代の祭壇跡が発見され、「欲望に飲まれた者が黒泥を生む」という石板の記述が見つかる。影は人の負の感情から生まれたものだったのだ。
牧場周辺でも枯死が進み、影の浸食は広がる一方。調査隊は対策隊へと組織を強化し、村の防衛に備える。
ひなのは“上級調合師”の試験に挑み、ついに毒中和薬の試作品を完成させた。だが、影の谷で再び異変が起き、旅の薬師カイルが単独で調査に向かい、そのまま戻らなかった。
ひなのはカイルの捜索に向かい、影の力に精神を侵されかけるが、女神フィリアの加護により救われる。その瞬間、“癒しの女神の祝福Lv2”が発現した。
影は霧散し、調査隊は新たな戦いの始まりを感じつつ静かな夜を迎えたのだった。
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【イベント完了:影の正体と牧場防衛開始】
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