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第1話 忘れられない想い 2/3
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私がマコちゃんに出会ったのは、今から半年くらい前のこと。
連日の激務に生気を奪われ、無気力にただなんとなくSNSを眺めていて、たまたま見かけた漫画がきっかけだった。
それは女性漫画家が描いた、女性キャストによる女性向けの風俗、いわゆるレズ風俗のルポ漫画だった。
当時の私はそんなものが存在することすら知らなくて。だから興味本位でどんなものかと漫画を読んでみて。
正直、別にそれで興味をそそられたというわけでもなく、ただただそういったものの存在の知識を得て、ふーんといった感想しか抱かなかった。
ただ、数ページの漫画の後に実際に作者が利用したお店のリンクが貼ってあって。
なんの気無しに流れで、どんなものかとそのサイトを開いたところで、在籍キャストの中にある『マコ』という名前が私の目に飛び込んできた。
別に漫画を読んで興味が湧いたわけでもなく、並んだ女の子たちの写真に何かを思ったわけでもないのに。
高校時代の親友と同じ、その二文字の名前を見た瞬間、私の心はぐいっと引き寄せられてしまった。
ただそれだけ。画面に映った同じ名前を見ただけなのに。
なぜだか私の心は高校時代のあの頃に戻ったような気がした。
今現在の、ただの生きた歯車のように使い潰されて働く私じゃない。
楽しく輝いていた、女子高生だった頃の私。
大好きなマコと一緒にいる、毎日が楽しかった頃の私に。
それからの私は半ば反射的にお店へと電話をかけ、次の休みにその『マコ』と会う予約を取り付けていた。
その子はただ、名前がマコというだけだ。顔はモザイクが入っているからわからないけれど、髪や服装から感じ取れる雰囲気はとてもじゃないけれどマコとは似ても似つかない。
それでも、気になって仕方なくって。サイトに載っているどの女の子でもなく、その子に会ってみたくなってしまった。
もちろん、マコ本人と会えると思ったわけじゃない。だってそんなことはあり得ないし。
でもどうしてだろう。今でもわからないけれど。会わなきゃいけないと思ってしまったんだ。
それからの数日間はあっという間に過ぎた。
それは仕事が鬼のように忙しかったのもあるし、緊張と後悔で頭がいっぱいだったからというのもあった。
当日は吐きそうで、今からでもキャンセルしようかと何度も迷って。
でも仕事を始めて数年、お洒落に気を使う余裕がなかったのに、いそいそと万全の準備を整えている自分に気づいて私は覚悟を決めた。
そうして迎えた待ち合わせ。
お店が指定するエリアの中で一番うちから近い駅を選び、私は予約時間の一時間前から待機した。
今まで風俗なんて利用したことはないし、レズ風俗なんて尚更で。
どうしたらいいのかわからなくて、一秒ごとに具合が悪くなるのを感じた。
でも、予約時間をちょっと過ぎて現れた女の子に声をかけられた時、そんな私の気持ちは一瞬で彼方へと吹き飛んだ。
だって、その子はあまりにもマコとそっくりだったから。
同一人物だと思ってしまうくらいに、あまりにも瓜二つだったから。
髪もメイクも服装も、あの頃のマコとは全く違う。
例え同一人物だとしても、私以外の人ならば同じ人間だと認識するのは難しいほどに。
けれど、私ほどにマコを見ていた者からすれば、その顔がいかに同じかはっきりと認識できた。
いや、間違いなく別人なんだけど。でも、でも。それほどまでにそっくりだったということ。
十年前のマコを思い出させてくれて、そして今、マコを感じさせてくれる存在。
その時から、マコちゃんは私の心をガッチリと捉えて放さない。
私はすっかり、レズ風俗にハマってしまったのだった。
────────────
「そういえば、アリサちゃんってどうしていつも私を指名してくれるの?」
「え」
前回から約一ヶ月後。待ちに待ったデートで食後のお茶をしている時のこと。
マコちゃんはいつものように屈託のない笑顔を浮かべながら、突拍子もなくそんなことを聞いてきた。
不意の突っ込んだ質問に思わずぎょっとしてしまった私に、マコちゃんは慌てて手をぶんぶん振った。
「ごめんごめん、言いたくなかったらいいの!」
「ううん、そういうわけじゃないんだけど。うーん……」
あたふたするマコちゃんの気を和らげてあげたいと思いつつ、ストローを吸う口が止まってしまう。
この理由、言ったら流石に失礼だよね……?
「本当にごめんなさ~い。詮索するようなこと聞くべきじゃなかったよねぇ。ちょっとした興味でつい……」
「そんなに謝らないで。私は別に不快にはなってないから。むしろ、言ったら逆に不快にさせちゃうんじゃないかと思って、伝え方を考えてただけで」
ものすごく申し訳なさそうにするマコちゃんに、私はなるべく穏やかな顔を作って首を横に振った。
内心はどうしようかと思考がグルグルだけれど、今はいつも通りのマコちゃんに戻ってもらうのが先決だから。
「指名理由で不快に感じることは多分ないと思うよ? 色んな人がいるしね」
私が怒っていないとわかると、マコちゃんはすぐに笑顔に戻ってそんなふうに続けた。
「どんな理由でも、私を選んでくれたってことは嬉しいし」
「そう……?」
正直、これは伝えておくべきか私も迷っていた。
目の前の人に対してこっそり別の人間を見ているなんて失礼だし、了承をとっておく、とは違うけど。でも言った方がいいんじゃないかって。
それでもマコちゃんを嫌な気持ちにさせるんじゃないか、そしたら指名NGにされるんじゃないか、とか考えていたら言うに言えなくって。
「実はマコちゃん、昔の親友にそっくりで……」
でもそう言ってくれるのならと、私は意を決してそう口にした。
するとマコちゃんはパァッと顔を輝かせ、パチリと手を合わせた。
「わぁ~そうなんだ! 嬉しいなぁ。大丈夫だよ、そういう理由で女の子選ぶお客さん多いし」
「そんなもの? 変じゃない?」
「ぜーんぜん! ただタイプだからって人もいるけど、昔好だった人に似てるからって人とか、結構多いよ」
「……!」
その言葉についギクリとしてしまう。
そんな私のことを、マコちゃんは決して見逃さなかった。
マコちゃんはそういうところしっかり見てる。マコと一緒だ。
「もしかしてアリサちゃん、その親友ちゃんのこと、好きだった?」
「は、はい……」
ズバリと言い当てられ、私はもう大人しく肯定するしかなかった。
そう、私はマコのことが好きだった。それは友達として、親友として以上のもの。
私はマコに恋していた。恋焦がれていた。強く、どうしようもなく。
だからこそ私は、高校時代の親友を未だに忘れることができない。
「ここまできたら白状するけど、実はその子の名前も『マコ』だったの」
「えー!? そうなんだぁー! 名前が一緒で見た目も似てるなんて、何だか運命的っ」
マコちゃんは大きく目を見開いて、でも何だか嬉しそうにニコニコと笑った。
こういうところに全く作ってる感がないのが、私が彼女にのめり込んでいる理由の一つでもある。
一緒にいて不自然な感じが全くない。こうしているのが当然みたいに思わせてくれるから。
ただ、マコちゃんの名前は風俗とか水商売では当たり前の偽名、源氏名ってやつだろうから本当の意味では同じとは言えない。
けれど見た目、というか顔に関しては似ているを通り越して全く一緒と言っていいレベルだ。
運命的と言えば運命的だけれど、この感覚までは流石に分かち合えない、かな。
「そっかそっかぁ~。じゃあ、マコちゃんアリサちゃんって呼び合うのも、その子とそうしてから?」
「えっと、ううん。あの子とは……」
楽しそうに無邪気に聞いてくるマコちゃんに私は首を横に振った。
そこは、私が臆病になっているところ。私とマコはそんな呼び合い方はしていなかったから。
見た目も名前もそっくりなこの子にマコを投影しながら、でもどこかでそれはいけないと思っていた私の、唯一の抵抗。
初めてデートした時どう呼んだらいいか聞かれて、咄嗟にそう答えていた。
そして私をアリサちゃんと呼ぶ彼女に、私も『マコ』とは呼べなくって。
「そうなんだ。あそっか、親友だもんね。あだ名とかあったんだぁ~?」
「ううん、あの子は私のことを呼び捨てで────」
私がそう答えた瞬間だった。
向かいに座っていたマコちゃんがテーブルの上の私の手にそっと自分の手を重ねて。
そして、ぐいっと身を乗り出し、柔らかな笑顔で私を見つめて、言った。
「アリサ」
どうして、マコちゃんにその呼び方をさせなかったのか、今わかった。
いや、はじめからわかっていたんだ。ずっと私は。
「マコッ……!」
そう呼ばれればまた、マコを好きになってしまうのだと。
連日の激務に生気を奪われ、無気力にただなんとなくSNSを眺めていて、たまたま見かけた漫画がきっかけだった。
それは女性漫画家が描いた、女性キャストによる女性向けの風俗、いわゆるレズ風俗のルポ漫画だった。
当時の私はそんなものが存在することすら知らなくて。だから興味本位でどんなものかと漫画を読んでみて。
正直、別にそれで興味をそそられたというわけでもなく、ただただそういったものの存在の知識を得て、ふーんといった感想しか抱かなかった。
ただ、数ページの漫画の後に実際に作者が利用したお店のリンクが貼ってあって。
なんの気無しに流れで、どんなものかとそのサイトを開いたところで、在籍キャストの中にある『マコ』という名前が私の目に飛び込んできた。
別に漫画を読んで興味が湧いたわけでもなく、並んだ女の子たちの写真に何かを思ったわけでもないのに。
高校時代の親友と同じ、その二文字の名前を見た瞬間、私の心はぐいっと引き寄せられてしまった。
ただそれだけ。画面に映った同じ名前を見ただけなのに。
なぜだか私の心は高校時代のあの頃に戻ったような気がした。
今現在の、ただの生きた歯車のように使い潰されて働く私じゃない。
楽しく輝いていた、女子高生だった頃の私。
大好きなマコと一緒にいる、毎日が楽しかった頃の私に。
それからの私は半ば反射的にお店へと電話をかけ、次の休みにその『マコ』と会う予約を取り付けていた。
その子はただ、名前がマコというだけだ。顔はモザイクが入っているからわからないけれど、髪や服装から感じ取れる雰囲気はとてもじゃないけれどマコとは似ても似つかない。
それでも、気になって仕方なくって。サイトに載っているどの女の子でもなく、その子に会ってみたくなってしまった。
もちろん、マコ本人と会えると思ったわけじゃない。だってそんなことはあり得ないし。
でもどうしてだろう。今でもわからないけれど。会わなきゃいけないと思ってしまったんだ。
それからの数日間はあっという間に過ぎた。
それは仕事が鬼のように忙しかったのもあるし、緊張と後悔で頭がいっぱいだったからというのもあった。
当日は吐きそうで、今からでもキャンセルしようかと何度も迷って。
でも仕事を始めて数年、お洒落に気を使う余裕がなかったのに、いそいそと万全の準備を整えている自分に気づいて私は覚悟を決めた。
そうして迎えた待ち合わせ。
お店が指定するエリアの中で一番うちから近い駅を選び、私は予約時間の一時間前から待機した。
今まで風俗なんて利用したことはないし、レズ風俗なんて尚更で。
どうしたらいいのかわからなくて、一秒ごとに具合が悪くなるのを感じた。
でも、予約時間をちょっと過ぎて現れた女の子に声をかけられた時、そんな私の気持ちは一瞬で彼方へと吹き飛んだ。
だって、その子はあまりにもマコとそっくりだったから。
同一人物だと思ってしまうくらいに、あまりにも瓜二つだったから。
髪もメイクも服装も、あの頃のマコとは全く違う。
例え同一人物だとしても、私以外の人ならば同じ人間だと認識するのは難しいほどに。
けれど、私ほどにマコを見ていた者からすれば、その顔がいかに同じかはっきりと認識できた。
いや、間違いなく別人なんだけど。でも、でも。それほどまでにそっくりだったということ。
十年前のマコを思い出させてくれて、そして今、マコを感じさせてくれる存在。
その時から、マコちゃんは私の心をガッチリと捉えて放さない。
私はすっかり、レズ風俗にハマってしまったのだった。
────────────
「そういえば、アリサちゃんってどうしていつも私を指名してくれるの?」
「え」
前回から約一ヶ月後。待ちに待ったデートで食後のお茶をしている時のこと。
マコちゃんはいつものように屈託のない笑顔を浮かべながら、突拍子もなくそんなことを聞いてきた。
不意の突っ込んだ質問に思わずぎょっとしてしまった私に、マコちゃんは慌てて手をぶんぶん振った。
「ごめんごめん、言いたくなかったらいいの!」
「ううん、そういうわけじゃないんだけど。うーん……」
あたふたするマコちゃんの気を和らげてあげたいと思いつつ、ストローを吸う口が止まってしまう。
この理由、言ったら流石に失礼だよね……?
「本当にごめんなさ~い。詮索するようなこと聞くべきじゃなかったよねぇ。ちょっとした興味でつい……」
「そんなに謝らないで。私は別に不快にはなってないから。むしろ、言ったら逆に不快にさせちゃうんじゃないかと思って、伝え方を考えてただけで」
ものすごく申し訳なさそうにするマコちゃんに、私はなるべく穏やかな顔を作って首を横に振った。
内心はどうしようかと思考がグルグルだけれど、今はいつも通りのマコちゃんに戻ってもらうのが先決だから。
「指名理由で不快に感じることは多分ないと思うよ? 色んな人がいるしね」
私が怒っていないとわかると、マコちゃんはすぐに笑顔に戻ってそんなふうに続けた。
「どんな理由でも、私を選んでくれたってことは嬉しいし」
「そう……?」
正直、これは伝えておくべきか私も迷っていた。
目の前の人に対してこっそり別の人間を見ているなんて失礼だし、了承をとっておく、とは違うけど。でも言った方がいいんじゃないかって。
それでもマコちゃんを嫌な気持ちにさせるんじゃないか、そしたら指名NGにされるんじゃないか、とか考えていたら言うに言えなくって。
「実はマコちゃん、昔の親友にそっくりで……」
でもそう言ってくれるのならと、私は意を決してそう口にした。
するとマコちゃんはパァッと顔を輝かせ、パチリと手を合わせた。
「わぁ~そうなんだ! 嬉しいなぁ。大丈夫だよ、そういう理由で女の子選ぶお客さん多いし」
「そんなもの? 変じゃない?」
「ぜーんぜん! ただタイプだからって人もいるけど、昔好だった人に似てるからって人とか、結構多いよ」
「……!」
その言葉についギクリとしてしまう。
そんな私のことを、マコちゃんは決して見逃さなかった。
マコちゃんはそういうところしっかり見てる。マコと一緒だ。
「もしかしてアリサちゃん、その親友ちゃんのこと、好きだった?」
「は、はい……」
ズバリと言い当てられ、私はもう大人しく肯定するしかなかった。
そう、私はマコのことが好きだった。それは友達として、親友として以上のもの。
私はマコに恋していた。恋焦がれていた。強く、どうしようもなく。
だからこそ私は、高校時代の親友を未だに忘れることができない。
「ここまできたら白状するけど、実はその子の名前も『マコ』だったの」
「えー!? そうなんだぁー! 名前が一緒で見た目も似てるなんて、何だか運命的っ」
マコちゃんは大きく目を見開いて、でも何だか嬉しそうにニコニコと笑った。
こういうところに全く作ってる感がないのが、私が彼女にのめり込んでいる理由の一つでもある。
一緒にいて不自然な感じが全くない。こうしているのが当然みたいに思わせてくれるから。
ただ、マコちゃんの名前は風俗とか水商売では当たり前の偽名、源氏名ってやつだろうから本当の意味では同じとは言えない。
けれど見た目、というか顔に関しては似ているを通り越して全く一緒と言っていいレベルだ。
運命的と言えば運命的だけれど、この感覚までは流石に分かち合えない、かな。
「そっかそっかぁ~。じゃあ、マコちゃんアリサちゃんって呼び合うのも、その子とそうしてから?」
「えっと、ううん。あの子とは……」
楽しそうに無邪気に聞いてくるマコちゃんに私は首を横に振った。
そこは、私が臆病になっているところ。私とマコはそんな呼び合い方はしていなかったから。
見た目も名前もそっくりなこの子にマコを投影しながら、でもどこかでそれはいけないと思っていた私の、唯一の抵抗。
初めてデートした時どう呼んだらいいか聞かれて、咄嗟にそう答えていた。
そして私をアリサちゃんと呼ぶ彼女に、私も『マコ』とは呼べなくって。
「そうなんだ。あそっか、親友だもんね。あだ名とかあったんだぁ~?」
「ううん、あの子は私のことを呼び捨てで────」
私がそう答えた瞬間だった。
向かいに座っていたマコちゃんがテーブルの上の私の手にそっと自分の手を重ねて。
そして、ぐいっと身を乗り出し、柔らかな笑顔で私を見つめて、言った。
「アリサ」
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