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52 最終話その1
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魔王を斃して帰国したけれど、帝国内ではあまりにも展開が早くて受け入れられないようだった。他の国々もそうである。ただ魔王がいなくなったので、もう一度諸侯が招集され、中断された会議が続行されることとなった。
ガリア国は魔王がいなくなって人々は国に街に帰って行った。魔素が豊富な地になった所為で魔物も多くなった。時々キリルがギルドから依頼を受けて、魔物を狩りに行っている。魔物のお肉は美味しいのです。ただ下処理があるのね。
血を抜いて、悪を抜くのだ、なんちって。
今日はそういう訳でキリルが狩ってきた魔獣肉をステーキやローストビーフにして、ポテトサラダやザワークラウト、お団子クヌーデルで軽いお食事会という感じのパーティだ。メンツは魔王を斃した聖女と魔術師と五人の勇者だ。
ヴィリ様に止められているので私はお酒ではなくフレッシュジュースを頂く。別にお酒が好きという程でもないのでいいけれど。
魔王討伐の後、私はアルンシュタット王国のハルデンベルク侯爵邸に戻って相変わらず学校に通っている。卒業したらヴィリ様とちゃんと結婚するの。
時々、そう思っているのは私だけなんじゃないかと心配になったりするけれど。
ヴィリ様は軍を退役してお兄様である皇帝のお手伝いをしている。忙しい中、合間を縫ってこちらに来ていたが、私がハルデンベルク侯爵家の養女であることに皇帝の親族が難癖を付けて、ヴィリ様に様々な圧力をかけるので、とうとう皇都ヴィエナへは通いで行く事にしたのだ。
それでどうせ入用だからと王都エルフルトの山の手にお屋敷をひとつ購入したのだが、そこがまた宮殿みたいに大きくて広くて呆れてしまう。
ヴィリ様はその屋敷を『エマの小さな隠れ家』と名付けた。何処が小さいんじゃ、何処が隠れ家なんじゃと思ったけれど、私の素敵なお部屋と寝室があって、それが真ん中のお部屋を挟んでヴィリ様のお部屋とちゃーんと繋がっているので機嫌を直した。結婚したらここに住む訳ではなく、あくまで別邸なのだけれど。
そこに五人の勇者戦隊たちとヨハンナ様、それにヴィリ様の執事や秘書官、軍隊関係者など様々な方がやってくる。
「そういえばキリル様」
「何だ、俺に心変わりしたか?」
「いいえ。鳥さんですけど、名前を聞いてもいいの?」
「つれない奴だな」
笑えない冗談を飛ばす人だけれど、どちらかと言えばヴィリ様の近くに居る。今もワインを飲んでいるヴィリ様にくっ付いてフレッシュジュースを飲んでいる私の側ではなく、反対側のヴィリ様の側に居てビールを呷っている。
魔獣を従えるのに名前を付けるというのを聞いた事があるし、聞いてもいいのだろうかと、ちょっと遠慮をしていたのだが、私はこんなに鳥さんと仲良しだし名前呼びしたいな、名前知りたいかな、なんて思ったのだ。
活躍した鳥さんは元の小さな姿に戻って、私の頭を巣に使っている。いくらピンクの綿菓子みたいなほわほわ頭だからといって巣にしていいの?
「トリだ。エマ嬢はそう呼んでいるから知っていると思っていた」
「いや知りませんけど、トリなの?」
ヴィリ様が説明する。
「東の果てから魔獣の卵を持って帰ったと話しただろう」
「はい」
「三つ孵化して最初のは博物館に居るアレだな」
大きな鳥になると魔力をたくさん使うので、鳥さんは小さくなっているのだとか。博物館のニュクスは魔力欠乏症で死んだらしい。
「二番目のドラは雛の内に死んで、こいつが三番目なのでトリだ」
こちらでは数字の三をトリというらしい。いち、に、さんがアレ、ドラ、トリということらしい。ご都合主義だろうか。
「何だ、そうなんだ。とても単純だわ」単純だけどややこしいわね。
ややこしいといえば勇者五人戦隊なのだけれど、キリルの隣にはレオンがいる。この二人がまた仲が良くてタメ口だし、ヴィリ様とキリルが話していると大抵レオンが絡んで来る。
そして目の前に座る三人だ。真ん中がグイードで両隣にルパートとヨハンナ様が座る。そしてグイードはヴィリ様と話すことが多い。するとキリルが割り込んでレオンとルパートが──。まあ仲がいいからいいのか。
こちらに帰ってからお義母様と一緒に王宮に報告に上がった。
フェルデンツ公爵もアンドレアス殿下もすっかり良くなられたとか。ただ、エリーザベト様はもうどうしようもなかったそう。ゾフィーア様として公爵家の廟所に葬られた。
そういえばカタリーナ様がこちらの学校に編入して来た。
何と相思相愛の方がおられて、こちらで結婚するそうな。彼女のあの発言は本当のことで彼女は嫌だったのだとか。あの発言は決死の覚悟だったらしい。まあ、お父君は彼女に甘いから大丈夫だとか。
「私達はどうなるのですか?」
ヴィリ様に聞いたところ、
「兄上に何処か土地を貰って、そこで細々と暮らすしかないな」という。
「東の地には?」
「こちらが落ち着いたら行く」
「そうですわね」
ガリアは魔王が討伐されて、前の国王の後継者と統領であった魔王の後継者の間で揉めている。大国なので他の国々も注視している。国が落ち着いたら、神気も行き渡るかしら。かなり適当なのは私には分からないから。
「何処か所望はあるか」
「えーと、あ、ヴィリ様が前に住んでいたと言われたフロレンツに行きたいです」
「ああ、そこもいいな。ついでに近くのボーツェンもいただこうか。それからロンバルゴもまとめて」
それって、結構地図の範囲が広いようですが。何処が細々なのだろうと首を傾げる今日この頃。
そういう訳で私が学校を卒業したら、アルンシュタット王国と帝国で結婚式を挙げ、フロレンツに行くことになった。ヴィリ様は大公になって統治される。私は大公妃なのね。当然のようにカステル伯爵夫人にしごかれる毎日に突入します。
「エマ様、大公家は皇帝家とは違って明るく温かい所でございますけれど、格式は高いのでございます。そこの大公妃ともなれば、侍女や後宮の者に蔑ろにされていいわけはございませんわ」
私達は私が聖女なので貴賤結婚では無いそうだ。それでも何かとうるさい皇族たちだが、教会から物凄い苦情が来て皇帝陛下は頭を抱えたそう。
「聖女様がいらっしゃるという事が我々にとってどれほどの恩恵を賜っているか、あなた方にはお分かりにならないのか。伏してお詫びを申し上げその皇帝位を返上するべきですぞ」
皇帝がその位を返上して、次の皇帝を選帝侯に選任させるかどうかは知らない。私たちは帝国が落ち着いたら出発するの、まだ見ぬ東の地へと──。
でも取り敢えずはヴィリ様の任地に行きます。
フロレンツにはお米があります。お米でパエリア、カレー、リゾット。それにスパゲッティもピザもある。むふふ。
そんな訳で、なんだかんだで幸せになりました。
ガリア国は魔王がいなくなって人々は国に街に帰って行った。魔素が豊富な地になった所為で魔物も多くなった。時々キリルがギルドから依頼を受けて、魔物を狩りに行っている。魔物のお肉は美味しいのです。ただ下処理があるのね。
血を抜いて、悪を抜くのだ、なんちって。
今日はそういう訳でキリルが狩ってきた魔獣肉をステーキやローストビーフにして、ポテトサラダやザワークラウト、お団子クヌーデルで軽いお食事会という感じのパーティだ。メンツは魔王を斃した聖女と魔術師と五人の勇者だ。
ヴィリ様に止められているので私はお酒ではなくフレッシュジュースを頂く。別にお酒が好きという程でもないのでいいけれど。
魔王討伐の後、私はアルンシュタット王国のハルデンベルク侯爵邸に戻って相変わらず学校に通っている。卒業したらヴィリ様とちゃんと結婚するの。
時々、そう思っているのは私だけなんじゃないかと心配になったりするけれど。
ヴィリ様は軍を退役してお兄様である皇帝のお手伝いをしている。忙しい中、合間を縫ってこちらに来ていたが、私がハルデンベルク侯爵家の養女であることに皇帝の親族が難癖を付けて、ヴィリ様に様々な圧力をかけるので、とうとう皇都ヴィエナへは通いで行く事にしたのだ。
それでどうせ入用だからと王都エルフルトの山の手にお屋敷をひとつ購入したのだが、そこがまた宮殿みたいに大きくて広くて呆れてしまう。
ヴィリ様はその屋敷を『エマの小さな隠れ家』と名付けた。何処が小さいんじゃ、何処が隠れ家なんじゃと思ったけれど、私の素敵なお部屋と寝室があって、それが真ん中のお部屋を挟んでヴィリ様のお部屋とちゃーんと繋がっているので機嫌を直した。結婚したらここに住む訳ではなく、あくまで別邸なのだけれど。
そこに五人の勇者戦隊たちとヨハンナ様、それにヴィリ様の執事や秘書官、軍隊関係者など様々な方がやってくる。
「そういえばキリル様」
「何だ、俺に心変わりしたか?」
「いいえ。鳥さんですけど、名前を聞いてもいいの?」
「つれない奴だな」
笑えない冗談を飛ばす人だけれど、どちらかと言えばヴィリ様の近くに居る。今もワインを飲んでいるヴィリ様にくっ付いてフレッシュジュースを飲んでいる私の側ではなく、反対側のヴィリ様の側に居てビールを呷っている。
魔獣を従えるのに名前を付けるというのを聞いた事があるし、聞いてもいいのだろうかと、ちょっと遠慮をしていたのだが、私はこんなに鳥さんと仲良しだし名前呼びしたいな、名前知りたいかな、なんて思ったのだ。
活躍した鳥さんは元の小さな姿に戻って、私の頭を巣に使っている。いくらピンクの綿菓子みたいなほわほわ頭だからといって巣にしていいの?
「トリだ。エマ嬢はそう呼んでいるから知っていると思っていた」
「いや知りませんけど、トリなの?」
ヴィリ様が説明する。
「東の果てから魔獣の卵を持って帰ったと話しただろう」
「はい」
「三つ孵化して最初のは博物館に居るアレだな」
大きな鳥になると魔力をたくさん使うので、鳥さんは小さくなっているのだとか。博物館のニュクスは魔力欠乏症で死んだらしい。
「二番目のドラは雛の内に死んで、こいつが三番目なのでトリだ」
こちらでは数字の三をトリというらしい。いち、に、さんがアレ、ドラ、トリということらしい。ご都合主義だろうか。
「何だ、そうなんだ。とても単純だわ」単純だけどややこしいわね。
ややこしいといえば勇者五人戦隊なのだけれど、キリルの隣にはレオンがいる。この二人がまた仲が良くてタメ口だし、ヴィリ様とキリルが話していると大抵レオンが絡んで来る。
そして目の前に座る三人だ。真ん中がグイードで両隣にルパートとヨハンナ様が座る。そしてグイードはヴィリ様と話すことが多い。するとキリルが割り込んでレオンとルパートが──。まあ仲がいいからいいのか。
こちらに帰ってからお義母様と一緒に王宮に報告に上がった。
フェルデンツ公爵もアンドレアス殿下もすっかり良くなられたとか。ただ、エリーザベト様はもうどうしようもなかったそう。ゾフィーア様として公爵家の廟所に葬られた。
そういえばカタリーナ様がこちらの学校に編入して来た。
何と相思相愛の方がおられて、こちらで結婚するそうな。彼女のあの発言は本当のことで彼女は嫌だったのだとか。あの発言は決死の覚悟だったらしい。まあ、お父君は彼女に甘いから大丈夫だとか。
「私達はどうなるのですか?」
ヴィリ様に聞いたところ、
「兄上に何処か土地を貰って、そこで細々と暮らすしかないな」という。
「東の地には?」
「こちらが落ち着いたら行く」
「そうですわね」
ガリアは魔王が討伐されて、前の国王の後継者と統領であった魔王の後継者の間で揉めている。大国なので他の国々も注視している。国が落ち着いたら、神気も行き渡るかしら。かなり適当なのは私には分からないから。
「何処か所望はあるか」
「えーと、あ、ヴィリ様が前に住んでいたと言われたフロレンツに行きたいです」
「ああ、そこもいいな。ついでに近くのボーツェンもいただこうか。それからロンバルゴもまとめて」
それって、結構地図の範囲が広いようですが。何処が細々なのだろうと首を傾げる今日この頃。
そういう訳で私が学校を卒業したら、アルンシュタット王国と帝国で結婚式を挙げ、フロレンツに行くことになった。ヴィリ様は大公になって統治される。私は大公妃なのね。当然のようにカステル伯爵夫人にしごかれる毎日に突入します。
「エマ様、大公家は皇帝家とは違って明るく温かい所でございますけれど、格式は高いのでございます。そこの大公妃ともなれば、侍女や後宮の者に蔑ろにされていいわけはございませんわ」
私達は私が聖女なので貴賤結婚では無いそうだ。それでも何かとうるさい皇族たちだが、教会から物凄い苦情が来て皇帝陛下は頭を抱えたそう。
「聖女様がいらっしゃるという事が我々にとってどれほどの恩恵を賜っているか、あなた方にはお分かりにならないのか。伏してお詫びを申し上げその皇帝位を返上するべきですぞ」
皇帝がその位を返上して、次の皇帝を選帝侯に選任させるかどうかは知らない。私たちは帝国が落ち着いたら出発するの、まだ見ぬ東の地へと──。
でも取り敢えずはヴィリ様の任地に行きます。
フロレンツにはお米があります。お米でパエリア、カレー、リゾット。それにスパゲッティもピザもある。むふふ。
そんな訳で、なんだかんだで幸せになりました。
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