23 / 232
8歳
21
しおりを挟む
地面に縫い付けられてぐるぐると唸ってるソレ。
はぁ~。まさかの獣人。獣人奴隷か。本来なら奴隷市場で売られてるんだけど…。闇市か。いいじゃん。
《ねぇ。わんちゃん。取引しない?》
獣人語習っといてよかった。母様ありがとう。これから必要になるとか言ってるのを戯れ言とか言ってごめん。ほんとごめんなさい。
《なにをだ。》
《ここから助けてあげる。その代わり僕の屋敷で働いてよ。》
《肉壁か。そういう趣味か。》
《獣人そのものに興味があるの。ちょっと実験の手伝いしてくれればいいよ。嫌なことはさせないと約束しよう。》
《約束だぞ。人間。》
契約成立ね。
気分がいいなぁ。奴隷上がりだからお金もかかんないし。いいじゃん。いいじゃん。
「ふふ。わんちゃんがなんか言ってる。」
さてと。あとは人間との取引だ。
「取引しよう。コレ、僕に頂戴。くれるならここは引いてあげる。くれないなら解放して君ら殺してもらう。どう?」
「そりゃ売りもんだ!!!持ってくなら━━━━━━
パタタッと獣人の頬に血が飛んだ。
リーダーらしき人の隣にいた野蛮人可哀想。
ダメか。じゃあ1人目。
バレないようにしないとね。証拠隠滅~。
魔法で拘束した相手なら怖くない。だって僕より弱いもん。
ぎゃあぎゃあと足元で喚き始めた犯罪者集団。
「ねぇ取引しようよ。コレ頂戴。くれるならここは引いてあげる。くれないなら解放して君ら殺してもらう。どう?」
壊れたようにもう一度同じことを聞いてみる。ダメかな。
「雇い主に聞いて━━━━━━━
あーあ。また血が飛んだ。
次いこ、次。
「ねぇ取引しようよ。コレ頂戴。くれるならここは引いてあげる。くれないなら解放して君ら殺してもらう。どう?」
「ひぃっ。」
効果てきめんかな。もう一押し。
「取引しようよ。コレをくれるならここは引いてあげる。くれないなら皆殺し。どう?」
影魔法で地面に縫いつける力を増やした。同時に相手の震えが魔法を通して感じる。
「最後だよ。取引しよう。」そう伝えようとした時、獣人がでてきた部屋からまた光が差し込んできた。
よく見えないけど背筋がしっかりしてる。戦い慣れてるかも。厳しいな。
「かまわん。持って行ってくれ。」
は?
すっごく意外なこと言われた。
本気でいいのかな。
「…ありがとう。代わりにここのこと黙っといてあげるね。」
「助かる。」
顔は見えない。でも…あれ誰だ?聞いたことのある声だった。貴族だろうけど。貴族はたくさん会ってるからなぁ。わかんない。
自分の記憶力のなさに泣きそうだよ。
影魔法でテオを守るように囲んで浮かせる。
獣人は足に影魔法を着けたまま引っ張る。怪我してないだろうし大丈夫でしょ。まぁしてたら薬草くらい出したげる。
えぇと。馬車はどこまで来たかなぁ。
探索魔法を出したら結構近くに来てた。向こうもこれが見えるから便利だよね。ほんと好きかって動いてくれちゃってさ。執事として心持ちが足りてないよ。全く。
ちょっと道端で待ってたらやっと来た馬車。
イライラするから八つ当たり気味で乗り込んでやる。
「おーそーい!!」
テオ様を魔法で優しく馬車の中に入れる。テオ様は一番奥に入って少し震えてた。可愛い。怖かったよね。僕も怖かった。
でもテオ様が無事でよかった。
馬車の入口でウロウロと視線を泳がしてる。入ればいいのに。
《馬車の乗り方知らないの?》
《乗っていいのか?》
《いいよ。早くして。さっさと帰りたいの。》
獣人はさっき戦ってた時とは大違いにゆっくりゆっくりと足場を確かめるように入ってきた。獣人なんだからもっと早く動けるだろうに。
夜の街は静かだ。特に貴族街なんかは早々に閉まる。開いてるのは演劇場や合法のオークション場とか。
あとはパーティやってる貴族家とかもあるね。それでも貴族の屋敷は広いから騒音とかはない。
今日は疲れたかも。
そっと目を閉じる。家に着いたらすぐに寝よう。明日も早い。お腹は…空いてない。
獣人はどうしようか。
明日アルと考えようか。どっちかと言えば執事兼護衛として育てたい。
数年後訪れるであろう物語のきっかけになる少年。
主人公の初恋の相手であり、攻略相手に殺されるであろう僕らの弟。ネヴィルという少年のために。
その少年が殺されなければ物語は始まらない。何がなんでも守りたいところだね。
馬車から降りたテオ様は目頭に皺を寄せて下を向いてる。なんか今日一日でわかった気がする。テオ様、下向いてる時は不機嫌だ。かっわいいね。
「獣人は嫌い?」
「平民以下の奴隷ではないですか。いくら所有物と認識されようとも同じ家で暮らすなど怖気が走ります。」
もう差別意識はあるんだ。
やっぱりきっかけは公爵家ではなく男爵家。
幼い頃からの常識というのは変えられないことが多いから諦めるしかないのかなぁ。この帝国の常識として異種族は受け入れてないからね。
人間以外はゴミ以下。これが人間国家の常識。
母様はこれも変えようとしてらした。まぁ死んだからどうにもならないけど。
僕は日本という国で過ごしてた分、あまり受けいれられてない。獣人は力が人間を超えてくる。
純粋にさ、仲間に引き入れたいじゃない?
もし獣人国家とやり合ったとして僕は獣人を大切にしてましたよ。って言えるもん。
……していいなら解剖もしたいけど。
「ふぅん。でも強いよ。元の実力が違うからね。損は無い。」
「それより強くなれば俺を重畳してくれますか?」
「強くなくても僕はテオを見てるよ。」
「…はい。」
??
なにを確かめたかったんだろう。
それにしてもテオ様、獣人のことずっとそれ呼びだったなぁ。
そのままテオ様は一礼して僕に背を向けた。部屋に戻るんだろうけど…小さい背中だなぁ。
まぁ可愛いからいいよね。
テオ様ならなんでも許されるってね~。
はぁ~。まさかの獣人。獣人奴隷か。本来なら奴隷市場で売られてるんだけど…。闇市か。いいじゃん。
《ねぇ。わんちゃん。取引しない?》
獣人語習っといてよかった。母様ありがとう。これから必要になるとか言ってるのを戯れ言とか言ってごめん。ほんとごめんなさい。
《なにをだ。》
《ここから助けてあげる。その代わり僕の屋敷で働いてよ。》
《肉壁か。そういう趣味か。》
《獣人そのものに興味があるの。ちょっと実験の手伝いしてくれればいいよ。嫌なことはさせないと約束しよう。》
《約束だぞ。人間。》
契約成立ね。
気分がいいなぁ。奴隷上がりだからお金もかかんないし。いいじゃん。いいじゃん。
「ふふ。わんちゃんがなんか言ってる。」
さてと。あとは人間との取引だ。
「取引しよう。コレ、僕に頂戴。くれるならここは引いてあげる。くれないなら解放して君ら殺してもらう。どう?」
「そりゃ売りもんだ!!!持ってくなら━━━━━━
パタタッと獣人の頬に血が飛んだ。
リーダーらしき人の隣にいた野蛮人可哀想。
ダメか。じゃあ1人目。
バレないようにしないとね。証拠隠滅~。
魔法で拘束した相手なら怖くない。だって僕より弱いもん。
ぎゃあぎゃあと足元で喚き始めた犯罪者集団。
「ねぇ取引しようよ。コレ頂戴。くれるならここは引いてあげる。くれないなら解放して君ら殺してもらう。どう?」
壊れたようにもう一度同じことを聞いてみる。ダメかな。
「雇い主に聞いて━━━━━━━
あーあ。また血が飛んだ。
次いこ、次。
「ねぇ取引しようよ。コレ頂戴。くれるならここは引いてあげる。くれないなら解放して君ら殺してもらう。どう?」
「ひぃっ。」
効果てきめんかな。もう一押し。
「取引しようよ。コレをくれるならここは引いてあげる。くれないなら皆殺し。どう?」
影魔法で地面に縫いつける力を増やした。同時に相手の震えが魔法を通して感じる。
「最後だよ。取引しよう。」そう伝えようとした時、獣人がでてきた部屋からまた光が差し込んできた。
よく見えないけど背筋がしっかりしてる。戦い慣れてるかも。厳しいな。
「かまわん。持って行ってくれ。」
は?
すっごく意外なこと言われた。
本気でいいのかな。
「…ありがとう。代わりにここのこと黙っといてあげるね。」
「助かる。」
顔は見えない。でも…あれ誰だ?聞いたことのある声だった。貴族だろうけど。貴族はたくさん会ってるからなぁ。わかんない。
自分の記憶力のなさに泣きそうだよ。
影魔法でテオを守るように囲んで浮かせる。
獣人は足に影魔法を着けたまま引っ張る。怪我してないだろうし大丈夫でしょ。まぁしてたら薬草くらい出したげる。
えぇと。馬車はどこまで来たかなぁ。
探索魔法を出したら結構近くに来てた。向こうもこれが見えるから便利だよね。ほんと好きかって動いてくれちゃってさ。執事として心持ちが足りてないよ。全く。
ちょっと道端で待ってたらやっと来た馬車。
イライラするから八つ当たり気味で乗り込んでやる。
「おーそーい!!」
テオ様を魔法で優しく馬車の中に入れる。テオ様は一番奥に入って少し震えてた。可愛い。怖かったよね。僕も怖かった。
でもテオ様が無事でよかった。
馬車の入口でウロウロと視線を泳がしてる。入ればいいのに。
《馬車の乗り方知らないの?》
《乗っていいのか?》
《いいよ。早くして。さっさと帰りたいの。》
獣人はさっき戦ってた時とは大違いにゆっくりゆっくりと足場を確かめるように入ってきた。獣人なんだからもっと早く動けるだろうに。
夜の街は静かだ。特に貴族街なんかは早々に閉まる。開いてるのは演劇場や合法のオークション場とか。
あとはパーティやってる貴族家とかもあるね。それでも貴族の屋敷は広いから騒音とかはない。
今日は疲れたかも。
そっと目を閉じる。家に着いたらすぐに寝よう。明日も早い。お腹は…空いてない。
獣人はどうしようか。
明日アルと考えようか。どっちかと言えば執事兼護衛として育てたい。
数年後訪れるであろう物語のきっかけになる少年。
主人公の初恋の相手であり、攻略相手に殺されるであろう僕らの弟。ネヴィルという少年のために。
その少年が殺されなければ物語は始まらない。何がなんでも守りたいところだね。
馬車から降りたテオ様は目頭に皺を寄せて下を向いてる。なんか今日一日でわかった気がする。テオ様、下向いてる時は不機嫌だ。かっわいいね。
「獣人は嫌い?」
「平民以下の奴隷ではないですか。いくら所有物と認識されようとも同じ家で暮らすなど怖気が走ります。」
もう差別意識はあるんだ。
やっぱりきっかけは公爵家ではなく男爵家。
幼い頃からの常識というのは変えられないことが多いから諦めるしかないのかなぁ。この帝国の常識として異種族は受け入れてないからね。
人間以外はゴミ以下。これが人間国家の常識。
母様はこれも変えようとしてらした。まぁ死んだからどうにもならないけど。
僕は日本という国で過ごしてた分、あまり受けいれられてない。獣人は力が人間を超えてくる。
純粋にさ、仲間に引き入れたいじゃない?
もし獣人国家とやり合ったとして僕は獣人を大切にしてましたよ。って言えるもん。
……していいなら解剖もしたいけど。
「ふぅん。でも強いよ。元の実力が違うからね。損は無い。」
「それより強くなれば俺を重畳してくれますか?」
「強くなくても僕はテオを見てるよ。」
「…はい。」
??
なにを確かめたかったんだろう。
それにしてもテオ様、獣人のことずっとそれ呼びだったなぁ。
そのままテオ様は一礼して僕に背を向けた。部屋に戻るんだろうけど…小さい背中だなぁ。
まぁ可愛いからいいよね。
テオ様ならなんでも許されるってね~。
555
あなたにおすすめの小説
ある日、人気俳優の弟になりました。
雪 いつき
BL
母の再婚を期に、立花優斗は人気若手俳優、橘直柾の弟になった。顔良し性格良し真面目で穏やかで王子様のような人。そんな評判だったはずが……。
「俺の命は、君のものだよ」
初顔合わせの日、兄になる人はそう言って綺麗に笑った。とんでもない人が兄になってしまった……と思ったら、何故か大学の先輩も優斗を可愛いと言い出して……?
平凡に生きたい19歳大学生と、24歳人気若手俳優、21歳文武両道大学生の三角関係のお話。
流行りの悪役転生したけど、推しを甘やかして育てすぎた。
時々雨
BL
前世好きだったBL小説に流行りの悪役令息に転生した腐男子。今世、ルアネが周りの人間から好意を向けられて、僕は生で殿下とヒロインちゃん(男)のイチャイチャを見たいだけなのにどうしてこうなった!?
※表紙のイラストはたかだ。様
※エブリスタ、pixivにも掲載してます
◆4月19日18時から、この話のスピンオフ、兄達の話「偏屈な幼馴染み第二王子の愛が重すぎる!」を1話ずつ公開予定です。そちらも気になったら覗いてみてください。
◆2部は色々落ち着いたら…書くと思います
【完結】我が兄は生徒会長である!
tomoe97
BL
冷徹•無表情•無愛想だけど眉目秀麗、成績優秀、運動神経まで抜群(噂)の学園一の美男子こと生徒会長・葉山凌。
名門私立、全寮制男子校の生徒会長というだけあって色んな意味で生徒から一目も二目も置かれる存在。
そんな彼には「推し」がいる。
それは風紀委員長の神城修哉。彼は誰にでも人当たりがよく、仕事も早い。喧嘩の現場を抑えることもあるので腕っぷしもつよい。
実は生徒会長・葉山凌はコミュ症でビジュアルと家柄、風格だけでここまで上り詰めた、エセカリスマ。実際はメソメソ泣いてばかりなので、本物のカリスマに憧れている。
終始彼の弟である生徒会補佐の観察記録調で語る、推し活と片思いの間で揺れる青春恋模様。
本編完結。番外編(after story)でその後の話や過去話などを描いてます。
(番外編、after storyで生徒会補佐✖️転校生有。可愛い美少年✖️高身長爽やか男子の話です)
悪役令息を改めたら皆の様子がおかしいです?
* ゆるゆ
BL
王太子から伴侶(予定)契約を破棄された瞬間、前世の記憶がよみがえって、悪役令息だと気づいたよ! しかし気づいたのが終了した後な件について。
悪役令息で断罪なんて絶対だめだ! 泣いちゃう!
せっかく前世を思い出したんだから、これからは心を入れ替えて、真面目にがんばっていこう! と思ったんだけど……あれ? 皆やさしい? 主人公はあっちだよー?
ユィリと皆の動画をつくりました!
インスタ @yuruyu0 絵も皆の小話もあがります。
Youtube @BL小説動画 アカウントがなくても、どなたでもご覧になれます。動画を作ったときに更新!
プロフのWebサイトから、両方に飛べるので、もしよかったら!
名前が * ゆるゆ になりましたー!
中身はいっしょなので(笑)これからもどうぞよろしくお願い致しますー!
ご感想欄 、うれしくてすぐ承認を押してしまい(笑)ネタバレ 配慮できないので、ご覧になる時は、お気をつけください!
主人公のライバルポジにいるようなので、主人公のカッコ可愛さを特等席で愛でたいと思います。
小鷹けい
BL
以前、なろうサイトさまに途中まであげて、結局書きかけのまま放置していたものになります(アカウントごと削除済み)タイトルさえもうろ覚え。
そのうち続きを書くぞ、の意気込みついでに数話分投稿させていただきます。
先輩×後輩
攻略キャラ×当て馬キャラ
総受けではありません。
嫌われ→からの溺愛。こちらも面倒くさい拗らせ攻めです。
ある日、目が覚めたら大好きだったBLゲームの当て馬キャラになっていた。死んだ覚えはないが、そのキャラクターとして生きてきた期間の記憶もある。
だけど、ここでひとつ問題が……。『おれ』の推し、『僕』が今まで嫌がらせし続けてきた、このゲームの主人公キャラなんだよね……。
え、イジめなきゃダメなの??死ぬほど嫌なんだけど。絶対嫌でしょ……。
でも、主人公が攻略キャラとBLしてるところはなんとしても見たい!!ひっそりと。なんなら近くで見たい!!
……って、なったライバルポジとして生きることになった『おれ(僕)』が、主人公と仲良くしつつ、攻略キャラを巻き込んでひっそり推し活する……みたいな話です。
本来なら当て馬キャラとして冷たくあしらわれ、手酷くフラれるはずの『ハルカ先輩』から、バグなのかなんなのか徐々に距離を詰めてこられて戸惑いまくる当て馬の話。
こちらは、ゆるゆる不定期更新になります。
転生したら、主人公の宿敵(でも俺の推し)の側近でした
リリーブルー
BL
「しごとより、いのち」厚労省の過労死等防止対策のスローガンです。過労死をゼロにし、健康で充実して働き続けることのできる社会へ。この小説の主人公は、仕事依存で過労死し異世界転生します。
仕事依存だった主人公(20代社畜)は、過労で倒れた拍子に異世界へ転生。目を覚ますと、そこは剣と魔法の世界——。愛読していた小説のラスボス貴族、すなわち原作主人公の宿敵(ライバル)レオナルト公爵に仕える側近の美青年貴族・シリル(20代)になっていた!
原作小説では悪役のレオナルト公爵。でも主人公はレオナルトに感情移入して読んでおり彼が推しだった! なので嬉しい!
だが問題は、そのラスボス貴族・レオナルト公爵(30代)が、物語の中では原作主人公にとっての宿敵ゆえに、原作小説では彼の冷酷な策略によって国家間の戦争へと突き進み、最終的にレオナルトと側近のシリルは処刑される運命だったことだ。
「俺、このままだと死ぬやつじゃん……」
死を回避するために、主人公、すなわち転生先の新しいシリルは、レオナルト公爵の信頼を得て歴史を変えようと決意。しかし、レオナルトは原作とは違い、どこか寂しげで孤独を抱えている様子。さらに、主人公が意外な才覚を発揮するたびに、公爵の態度が甘くなり、なぜか距離が近くなっていく。主人公は気づく。レオナルト公爵が悪に染まる原因は、彼の孤独と裏切られ続けた過去にあるのではないかと。そして彼を救おうと奔走するが、それは同時に、公爵からの執着を招くことになり——!?
原作主人公ラセル王太子も出てきて話は複雑に!
見どころ
・転生
・主従
・推しである原作悪役に溺愛される
・前世の経験と知識を活かす
・政治的な駆け引きとバトル要素(少し)
・ダークヒーロー(攻め)の変化(冷酷な公爵が愛を知り、主人公に執着・溺愛する過程)
・黒猫もふもふ
番外編では。
・もふもふ獣人化
・切ない裏側
・少年時代
などなど
最初は、推しの信頼を得るために、ほのぼの日常スローライフ、かわいい黒猫が出てきます。中盤にバトルがあって、解決、という流れ。後日譚は、ほのぼのに戻るかも。本編は完結しましたが、後日譚や番外編、ifルートなど、続々更新中。
転生悪役令息、雌落ち回避で溺愛地獄!?義兄がラスボスです!
めがねあざらし
BL
人気BLゲーム『ノエル』の悪役令息リアムに転生した俺。
ゲームの中では「雌落ちエンド」しか用意されていない絶望的な未来が待っている。
兄の過剰な溺愛をかわしながらフラグを回避しようと奮闘する俺だが、いつしか兄の目に奇妙な影が──。
義兄の溺愛が執着へと変わり、ついには「ラスボス化」!?
このままじゃゲームオーバー確定!?俺は義兄を救い、ハッピーエンドを迎えられるのか……。
※タイトル変更(2024/11/27)
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる