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3章 バーンデッドディザスター
519話 相撲
「これがタイガの国の建物かー」
「独特だな」
「オリエンタルだねー」
ざっくり形もできてきた神社を眺めてザーグとベリル、シモンがそれぞれ感想を漏らしていた。
神社の建築も進み、だいたい形ができてくると、建物が異質過ぎて見物人が増えた。
元々のこの村の建物はいわゆるログハウスの類で特に意匠も凝らしていないものだったので、神社みたいな変な形の建物は見慣れていない人たちばかりなのだ。
そんな見物人に見守られながら俺は1人でひたすら屋根に板を貼り付けていた。
こけら葺きというらしいが、この作業無限だ。
元々俺は瓦かなんかで適当にできないかとかざっくり考えていたのだが、ラグナが作るからにはしっかり過去の文明にならった再現がしたいとの熱い要望から採用した形なのだが、1人でやるには尋常じゃ無い労力がかかる。
外観作るだけならパーツも揃っていたしサクサク組み上がったのだが、屋根になって全然完成が見えなくなってしまった。
もちろん魔法を使ってやっているのだが、細かい作業って魔法でも神経使うので意外と進みがわるい。
「飽きたー・・・」
「何度目だよ」
「ベリルー相撲しようぜ!」
「・・・はあ、盛るなよ」
ベリルとは何かと競い合う遊びをしている。
元は手酷くやられて沈み切っていたベリルの気力を取り戻させる為に俺に対抗心を抱かせて始めた事なのだが、俺のお陰様ですっかりベリルの自信は本来の実力に即したものに戻っていると思う。
そして手足も得て実力を十分に発揮できるようになったベリルはガチで強い。
ベリルの年齢は72だそうで、俺よりも遥かに年上だ。
高齢のように思うがこれでも獣人としてはまだまだ中年。
そして殆どの時間を騎士として生きて修練に捧げてきている生粋の武人だ。
組み手、剣技ならベリルの方が俺より全然強く、相撲でならギリギリ勝てるかどうか。だから楽しい。
ベリルの承諾も得たので俺は上を脱いで上裸になるとベリルも合わせた格好になる。
最初は相撲は裸でやるもんだと教えたのだが、シモンとラグナがそれは違うと訂正されたせいで下は穿いたまま戦うルールになってしまった。
土俵は無いがお互い向かい合って体に本気の氣を纏う。お互い魂の覚醒状態により氣の質が高く、纏う氣はキラキラと輝き、姿が眩しく感じる。
ベリルは器用なもんで、魔法で作り出した手足にまで氣を巡らせてしっかりと纏っている。ベリルは自然とやっていた事だが、俺は魔法に氣を纏えるなんて知らなかったので最初めちゃくちゃびっくりした。俺の方は絶賛練習中だ。
お互いの状態が整うと、開始の合図はなくとも同時に動く。
まずはお互いの体に纏わせた氣と氣のぶつかり合い。氣の達人レベルなら体同士がぶつかり合っていないのに強く反発しあい、空気が震えギチギチと音が鳴る。
そこからが駆け引き、このまま我慢比べで粘るか、一旦受け流すか。今回の俺は粘り、ベリルに俺の力づくを押し付けたい。
その選択を感じたベリルの判断は受け流しか、一瞬脱力を感じたので逃さないように俺は踏み込み更に氣を高めてベリルを制圧しにかかる。でもベリルの脱力はフェイントだった。
俺が踏み込む一瞬でベリルも更に氣を高めてぶつけ鋭く踏み込んできた。その反動を受けて俺がのけぞる形になる。
ベリルの判断も力の押し付け合いだった。最高。
片足を大きく後ろに下げ大勢をすぐに戻しベリルを迎え受けて組み合う。
お互いの氣がすり減り体同士でも組み合う形になり全身に力を込める。
密着するとよりはっきりとベリルの強さ、闘争心、男気が感じ取れる。全てギンギンに研ぎ澄まされてて最高。
それを俺が制圧したくてしたくてたまらない。
ベリルは強い。俺の氣の力づくを押し返してしまう程に。でもこれで負けでは無い。相撲という勝負に勝てるかどうかだ。
力比べの劣勢を見極めると、なんとかベリルの組み合いをいなして技をかけに動く、しかしこの技もなかなか決まらない。逆にベリルからの技だって簡単に決めてやらない。
相撲だというのに勝負はなかなか決まらず結局20分ぐらいは戦っていたと思う。
決着は俺の投げを捌ききれずに体勢を崩したベリルの足を持ち上げ反撃の効かない状態にして押し倒した。小股掬いってやつだ。
「よーーーしゃ!!!!」
「また知らん技を!!」
「でも最後は押し勝ってただろ」
「またやるぞ!仕事の後でいい」
「上等!!」
雄と雄のバチバチのぶつかり合いを制したあとも俺の猛りは治らないので本当は今すぐ2回戦と行きたい所だ。多分ベリルもそうなのだろう。めちゃくちゃ負けず嫌いなやつだ。すぐに次の勝負決めてくるところ最高。
だが本当に残念ながらマジで仕事をせねばならん。
あのひたすら地味な作業が待っていると思うと憂鬱にもなるが、ベリルとの勝負も待っていると思うと単純ながらやる気も出るもんだ。
次の勝負はちんぽ勝負がいいな、ギンギンに昂った俺の猛りはそっちで活かしたい。
想像したらワクワクしてくる。
そして俺は仕事に戻り黙々と屋根葺き作業にうちこんだ。
ちんぽをギンギンにさせながら。
「独特だな」
「オリエンタルだねー」
ざっくり形もできてきた神社を眺めてザーグとベリル、シモンがそれぞれ感想を漏らしていた。
神社の建築も進み、だいたい形ができてくると、建物が異質過ぎて見物人が増えた。
元々のこの村の建物はいわゆるログハウスの類で特に意匠も凝らしていないものだったので、神社みたいな変な形の建物は見慣れていない人たちばかりなのだ。
そんな見物人に見守られながら俺は1人でひたすら屋根に板を貼り付けていた。
こけら葺きというらしいが、この作業無限だ。
元々俺は瓦かなんかで適当にできないかとかざっくり考えていたのだが、ラグナが作るからにはしっかり過去の文明にならった再現がしたいとの熱い要望から採用した形なのだが、1人でやるには尋常じゃ無い労力がかかる。
外観作るだけならパーツも揃っていたしサクサク組み上がったのだが、屋根になって全然完成が見えなくなってしまった。
もちろん魔法を使ってやっているのだが、細かい作業って魔法でも神経使うので意外と進みがわるい。
「飽きたー・・・」
「何度目だよ」
「ベリルー相撲しようぜ!」
「・・・はあ、盛るなよ」
ベリルとは何かと競い合う遊びをしている。
元は手酷くやられて沈み切っていたベリルの気力を取り戻させる為に俺に対抗心を抱かせて始めた事なのだが、俺のお陰様ですっかりベリルの自信は本来の実力に即したものに戻っていると思う。
そして手足も得て実力を十分に発揮できるようになったベリルはガチで強い。
ベリルの年齢は72だそうで、俺よりも遥かに年上だ。
高齢のように思うがこれでも獣人としてはまだまだ中年。
そして殆どの時間を騎士として生きて修練に捧げてきている生粋の武人だ。
組み手、剣技ならベリルの方が俺より全然強く、相撲でならギリギリ勝てるかどうか。だから楽しい。
ベリルの承諾も得たので俺は上を脱いで上裸になるとベリルも合わせた格好になる。
最初は相撲は裸でやるもんだと教えたのだが、シモンとラグナがそれは違うと訂正されたせいで下は穿いたまま戦うルールになってしまった。
土俵は無いがお互い向かい合って体に本気の氣を纏う。お互い魂の覚醒状態により氣の質が高く、纏う氣はキラキラと輝き、姿が眩しく感じる。
ベリルは器用なもんで、魔法で作り出した手足にまで氣を巡らせてしっかりと纏っている。ベリルは自然とやっていた事だが、俺は魔法に氣を纏えるなんて知らなかったので最初めちゃくちゃびっくりした。俺の方は絶賛練習中だ。
お互いの状態が整うと、開始の合図はなくとも同時に動く。
まずはお互いの体に纏わせた氣と氣のぶつかり合い。氣の達人レベルなら体同士がぶつかり合っていないのに強く反発しあい、空気が震えギチギチと音が鳴る。
そこからが駆け引き、このまま我慢比べで粘るか、一旦受け流すか。今回の俺は粘り、ベリルに俺の力づくを押し付けたい。
その選択を感じたベリルの判断は受け流しか、一瞬脱力を感じたので逃さないように俺は踏み込み更に氣を高めてベリルを制圧しにかかる。でもベリルの脱力はフェイントだった。
俺が踏み込む一瞬でベリルも更に氣を高めてぶつけ鋭く踏み込んできた。その反動を受けて俺がのけぞる形になる。
ベリルの判断も力の押し付け合いだった。最高。
片足を大きく後ろに下げ大勢をすぐに戻しベリルを迎え受けて組み合う。
お互いの氣がすり減り体同士でも組み合う形になり全身に力を込める。
密着するとよりはっきりとベリルの強さ、闘争心、男気が感じ取れる。全てギンギンに研ぎ澄まされてて最高。
それを俺が制圧したくてしたくてたまらない。
ベリルは強い。俺の氣の力づくを押し返してしまう程に。でもこれで負けでは無い。相撲という勝負に勝てるかどうかだ。
力比べの劣勢を見極めると、なんとかベリルの組み合いをいなして技をかけに動く、しかしこの技もなかなか決まらない。逆にベリルからの技だって簡単に決めてやらない。
相撲だというのに勝負はなかなか決まらず結局20分ぐらいは戦っていたと思う。
決着は俺の投げを捌ききれずに体勢を崩したベリルの足を持ち上げ反撃の効かない状態にして押し倒した。小股掬いってやつだ。
「よーーーしゃ!!!!」
「また知らん技を!!」
「でも最後は押し勝ってただろ」
「またやるぞ!仕事の後でいい」
「上等!!」
雄と雄のバチバチのぶつかり合いを制したあとも俺の猛りは治らないので本当は今すぐ2回戦と行きたい所だ。多分ベリルもそうなのだろう。めちゃくちゃ負けず嫌いなやつだ。すぐに次の勝負決めてくるところ最高。
だが本当に残念ながらマジで仕事をせねばならん。
あのひたすら地味な作業が待っていると思うと憂鬱にもなるが、ベリルとの勝負も待っていると思うと単純ながらやる気も出るもんだ。
次の勝負はちんぽ勝負がいいな、ギンギンに昂った俺の猛りはそっちで活かしたい。
想像したらワクワクしてくる。
そして俺は仕事に戻り黙々と屋根葺き作業にうちこんだ。
ちんぽをギンギンにさせながら。
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