49 / 542
序章 新天地と仲間との出会い
48話 魔法陣
治療を始めて15時間。
「眠い!クソ眠い!」
ふとした時に集中が乱れ睡魔が襲ってきた。
集中しようにも意識がちらくつ。
しかし寝てしまってはこれまでの努力が水の泡だ。
「これは・・自動化が必要だ。」
今からするのかと思うと面倒臭いが状況が許さない。
『自動化』
というのは魔道具技術でよく使われる用語なのだが、人の制御下から離れて動き続ける魔法のことを指す。
明かりの魔法などで最初に多くの魔力を消費するのだが、後は特に魔法の維持をしなくても光り続けてくれるものがある。
それも1つの魔法の自動化といえる。
魔道具とは魔法を発動するための魔法陣や呪文が描かれた道具のこと。
魔法陣と呪文の違いは、魔法陣は色々な魔法を複合させたり、いろんな条件をつけて制御出来たりする。だけど描き方が複雑でめんどくさい。
呪文は既存の魔法の呪文をそのままだ。
魔道具としては1つの魔法だけのシンプルなものになる。
それに呪文を描いて魔道具にできる魔法は初級魔法ぐらいで全然応用が効かない。
魔道具は魔力を込めると魔法陣や呪文に応じた魔法が発動する。
シンプルな魔法のものが多いが、最近は複雑なものが普及しだしている。
そもそも魔法とは人の想いや想像が魔力からマナ伝わって現象をなすものなのだが、魔道具はどうなのかというと、図形や文字にもイメージを込められ、魔力を通すとそのイメージに従った魔法が発動する。
ただし、適当な絵などではダメで人の中で連綿と使われてきたしっかりと意味を持った文字や図形でないといけない。
魔法陣を使った魔道具は、深い魔法の知識を要するので新規に作成することは難しいとされている。
そのため魔法陣の魔道具はやや高価なものが多い。
話が逸れた。
つまり俺がやりたいのは魔法陣を描き、俺の操作がなくても魔法を維持できるようにしたいということだ。
俺自身が魔力炉となり魔力を勝手に吸い上げる機構と、今維持している魔法をそのまま再現できる魔法陣をこの部屋に描いて部屋そのものを魔道具化すればいい。
魔法陣の作成だが、俺が前にいた場所、九孫の魔法学校で世話になった教授の収入源のために嫌ほど書かされた。
九孫の魔法学園は魔法陣に関しては世界の最先端だった。
だいたい碌な使われ方をしていなかったのだが・・・
まあそのお陰で俺はかなり自由に魔法陣を描くことができる。
複雑なものでも問題なし。
一応賢者だしな、出来て当然。
そうと決めればさっさとやるべし。
眠くてしょうがない。
「眠い!クソ眠い!」
ふとした時に集中が乱れ睡魔が襲ってきた。
集中しようにも意識がちらくつ。
しかし寝てしまってはこれまでの努力が水の泡だ。
「これは・・自動化が必要だ。」
今からするのかと思うと面倒臭いが状況が許さない。
『自動化』
というのは魔道具技術でよく使われる用語なのだが、人の制御下から離れて動き続ける魔法のことを指す。
明かりの魔法などで最初に多くの魔力を消費するのだが、後は特に魔法の維持をしなくても光り続けてくれるものがある。
それも1つの魔法の自動化といえる。
魔道具とは魔法を発動するための魔法陣や呪文が描かれた道具のこと。
魔法陣と呪文の違いは、魔法陣は色々な魔法を複合させたり、いろんな条件をつけて制御出来たりする。だけど描き方が複雑でめんどくさい。
呪文は既存の魔法の呪文をそのままだ。
魔道具としては1つの魔法だけのシンプルなものになる。
それに呪文を描いて魔道具にできる魔法は初級魔法ぐらいで全然応用が効かない。
魔道具は魔力を込めると魔法陣や呪文に応じた魔法が発動する。
シンプルな魔法のものが多いが、最近は複雑なものが普及しだしている。
そもそも魔法とは人の想いや想像が魔力からマナ伝わって現象をなすものなのだが、魔道具はどうなのかというと、図形や文字にもイメージを込められ、魔力を通すとそのイメージに従った魔法が発動する。
ただし、適当な絵などではダメで人の中で連綿と使われてきたしっかりと意味を持った文字や図形でないといけない。
魔法陣を使った魔道具は、深い魔法の知識を要するので新規に作成することは難しいとされている。
そのため魔法陣の魔道具はやや高価なものが多い。
話が逸れた。
つまり俺がやりたいのは魔法陣を描き、俺の操作がなくても魔法を維持できるようにしたいということだ。
俺自身が魔力炉となり魔力を勝手に吸い上げる機構と、今維持している魔法をそのまま再現できる魔法陣をこの部屋に描いて部屋そのものを魔道具化すればいい。
魔法陣の作成だが、俺が前にいた場所、九孫の魔法学校で世話になった教授の収入源のために嫌ほど書かされた。
九孫の魔法学園は魔法陣に関しては世界の最先端だった。
だいたい碌な使われ方をしていなかったのだが・・・
まあそのお陰で俺はかなり自由に魔法陣を描くことができる。
複雑なものでも問題なし。
一応賢者だしな、出来て当然。
そうと決めればさっさとやるべし。
眠くてしょうがない。
あなたにおすすめの小説
私たちの離婚幸福論
桔梗
ファンタジー
ヴェルディア帝国の皇后として、順風満帆な人生を歩んでいたルシェル。
しかし、彼女の平穏な日々は、ノアの突然の記憶喪失によって崩れ去る。
彼はルシェルとの記憶だけを失い、代わりに”愛する女性”としてイザベルを迎え入れたのだった。
信じていた愛が消え、冷たく突き放されるルシェル。
だがそこに、隣国アンダルシア王国の皇太子ゼノンが現れ、驚くべき提案を持ちかける。
それは救済か、あるいは——
真実を覆う闇の中、ルシェルの新たな運命が幕を開ける。
無能扱いされた実は万能な武器職人、Sランクパーティーに招かれる~理不尽な理由でパーティーから追い出されましたが、恵まれた新天地で頑張ります~
詩葉 豊庸(旧名:堅茹でパスタ)
ファンタジー
鍛冶職人が武器を作り、提供する……なんてことはもう古い時代。
現代のパーティーには武具生成を役目とするクリエイターという存在があった。
アレンはそんなクリエイターの一人であり、彼もまたとある零細パーティーに属していた。
しかしアレンはパーティーリーダーのテリーに理不尽なまでの要望を突きつけられる日常を送っていた。
本当は彼の適性に合った武器を提供していたというのに……
そんな中、アレンの元に二人の少女が歩み寄ってくる。アレンは少女たちにパーティーへのスカウトを受けることになるが、後にその二人がとんでもない存在だったということを知る。
後日、アレンはテリーの裁量でパーティーから追い出されてしまう。
だが彼はクビを宣告されても何とも思わなかった。
むしろ、彼にとってはこの上なく嬉しいことだった。
これは万能クリエイター(本人は自覚無し)が最高の仲間たちと紡ぐ冒険の物語である。
一妻多夫の獣人世界でマッチングアプリします♡
具なっしー
恋愛
前世の記憶を持つソフィアは、綿菓子のような虹色の髪を持つオコジョ獣人の令嬢。
この世界では男女比が極端に偏っており、女性が複数の夫を持つ「一妻多夫制」が当たり前。でも、前世日本人だったソフィアには、一人の人を愛する感覚しかなくて……。
そんな私に、20人の父様たちは「施設(強制繁殖システム)送り」を避けるため、マッチングアプリを始めさせた。
最初は戸惑いながらも、出会った男性たちはみんな魅力的で、優しくて、一途で――。
■ 大人の余裕とちょっと意地悪な研究者
■ 不器用だけど一途な騎士
■ ぶっきらぼうだけど優しい元義賊
■ 完璧主義だけど私にだけ甘えん坊な商人
■ 超ピュアなジムインストラクター
■ コミュ力高めで超甘々なパティシエ
■ 私に一生懸命な天才年下魔法学者
気づけば7人全員と婚約していた!?
「私達はきっと良い家族になれます!」
これは、一人の少女と七人(…)の婚約者たちが、愛と絆を育んでいく、ちょっと甘くて笑える逆ハーレム・ラブコメディ。
という異世界×獣人×一妻多夫×マッチングアプリの、設定盛りだくさんな話。超ご都合主義なので苦手な人は注意!
※表紙はAIです
十六歳の妹の誕生日、私はこの世を去る。
あいみ
恋愛
碌に手入れもされていない赤毛の伯爵令嬢、スカーレット。
宝石のように澄んだ青い髪をした伯爵令嬢、ルビア。
対極のような二人は姉妹。母親の違う。
お世辞にも美しいと言えない前妻の子供であるスカーレットは誰からも愛されない。
そばかすだらけで、笑顔が苦手な醜い姉。
天使のように愛らしく、誰からも好かれる可愛い妹。
生まれつき体の弱いルビアは長くは生きられないと宣告されていた。
両親の必死に看病や、“婚約者の献身的なサポート”のおかげで、日常生活が送れるようになるまで回復した。
だが……。運命とは残酷である。
ルビアの元に死神から知らせが届く。
十六歳の誕生日、ルビアの魂は天に還る、と。
美しい愛しているルビア。
失いたくない。殺されてなるものか。
それぞれのルビアを大切に思う想いが、一つの選択をさせた。
生まれてくる価値のなかった、醜いスカーレットを代わりに殺そう、と。
これは彼女が死ぬ前と死んだ後の、少しの物語。
【完結】転移先で日本語を読めるというだけで最強の男に囚われました
桜あずみ
恋愛
異世界に転移して二年。
言葉も話せなかったこの国で、必死に努力して、やっとこの世界に馴染んできた。
しかし、ただ一つ、抜けなかった癖がある。
──ふとした瞬間に、日本語でメモを取ってしまうこと。
その一行が、彼の目に留まった。
「この文字を書いたのは、あなたですか?」
美しく、完璧で、どこか現実離れした男。
日本語という未知の文字に強い関心を示した彼は、やがて、少しずつ距離を詰めてくる。
最初はただの好奇心だと思っていた。
けれど、気づけば私は彼の手の中にいた。
彼の正体も、本当の目的も知らないまま。すべてを知ったときには、もう逃げられなかった。
触手エイリアンの交配実験〜研究者、被験体になる〜
桜井ベアトリクス
恋愛
異星で触手エイリアンを研究する科学者アヴァ。 唯一観察できていなかったのは、彼らの交配儀式。
上司の制止を振り切り、禁断の儀式を覗き見たアヴァは―― 交わる触手に、抑えきれない欲望を覚える。
「私も……私も交配したい」
太く長い触手が、体の奥深くまで侵入してくる。 研究者が、快楽の実験体になる夜。
娘を毒殺された日、夫は愛人と踊っていた――聖女と呼ばれた私は、王家を静かに崩壊させる
唯崎りいち
恋愛
異世界に転移し、“聖女”として王太子ジークフリートに嫁がされたフェリシア。
愛のない結婚の中で、唯一の救いは娘シャルロットだった。
しかし五歳の娘は、父から贈られたネックレスによって毒殺される。
娘が死んだ日。
王宮では祝賀会が開かれ、夫は愛人と踊っていた。
誰も娘の死を悲しまない世界で、ただ一人涙を流したのは、第八王子リュカだけだった。
やがてフェリシアは知る。
“聖女は子を産んではならない”という王家の禁忌と、娘の死の裏にある政治的思惑を。
――これは、娘を奪われた聖女が、王家を静かに崩壊へ導いていく物語。
番に見つからない街で、子供を育てている
はちも
BL
目を覚ますと、腕の中には赤ん坊がいた。
異世界の青年ロアンとして目覚めた「俺」は、希少な男性オメガであり、子を産んだ母親だった。
現世の記憶は失われているが、
この子を守らなければならない、という想いだけははっきりと残っている。
街の人々に助けられ、魔石への魔力注入で生計を立てながら、
ロアンと息子カイルは、番のいない街で慎ましく暮らしていく。
だが、行方不明の番を探す噂が、静かに近づいていた。
再会は望まない。
今はただ、この子との生活を守りたい。
これは、番から逃げたオメガが、
選び直すまでの物語。
※本編のロアン編完結。
ヴィルヘルム編を連載中です。