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第7章 告白
文化祭の準備
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第7章:告白
喫茶アルカリアの帰り道、ナオは考え事をしていた。
リク「何か心配事か?」
ナオ「いや、そうは言ってみたものの、文化祭で劇をやるっているのは結構大変だなって。みんな賛成してくれるかな?」
ケント「大丈夫なんじゃない?ウチのクラス、結構ノリいいし!」
リク「まあ、学級委員長のナオが全責任を持つって言うんだったら、誰も反対しないんじゃない?」
ナオ「ええっ!私が全責任を持つのっ!?」
リク「冗談だよ。オレにアイデアがあるんだ!」
ナオ「アイデアって?」
リク「恋愛ものの劇にするんだよ!」
ナオ「恋愛もの?」
リク「そう。自分から言いにくいんだけど・・・。」
ケント「分かってるって!リクとアリスの恋物語にするんだろ!?」
ナオ「ああ、そういうこと!?」
リク「そういうことって、まるで知ってるかのように言うなよ・・・。」
ナオ「え?知ってるよ!」
ケント「リクとアリス、いろいろとあったよな?」
リク「え?そうなのかっ!?」
ナオ「そうなのか?ってバレバレだよ。」
ケント「そうバレバレ。」
リク「バレバレって、余計なことは思い出さなくていいよ!」
するとナオとケントは笑った。
ナオ「リアルな恋愛ものって分かったら、全校生徒が見に来てくれるかも。」
ケント「恋愛ものならみんな食いついてくること間違いなし。」
ナオ「そうだっ!それで比奈祭大賞取れたりして!?」
ケント「それいいなっ!クラスが盛り上がるっ!」
ナオ「じゃあ台本はリクが書いてよね!アリスとの恋物語!私たちが知らないことまで!」
リク「だったらオレ、ちょっと内容変えるわ。台本の内容は事実ではないからな!デフォルメしてあるから!何でオレ、こんな提案をしてしまったんだ・・・?」
ナオ「いいじゃん、私たち親友でしょ!」
ケント「恥ずかしくない、恥ずかしくない。それに、その話がリクとアリスのことだって知ってるのはオレたちだけだから!」
ナオ「楽しみになってきた!俄然やる気が出て来たわっ!」
ケント「心配すんな!骨はオレたちが拾ってやる!」
リク「それ失敗する前提だろ?」
ナオとケントは笑った。
ナオ「でも、実際はメイド喫茶だったよね?文化祭の出し物。」
ケント「アレはアレで最高に楽しかったな!」
3人は文化祭のときの思い出を共有し始めた。
――
アリスは放送室に来てヒナに話しかけた。
アリス「ヒナ、今から校内放送を使っていい?」
ヒナ「校内放送って?」
アリス「私のお気に入りの音楽をかけたいのよ。みんな文化祭の準備で大変でしょ。でも元気が出る音楽をかければ盛り上がると思って。」
ヒナ「いいね。じゃあ先生にちょっと聞いてくる。どんな曲なの?」
アリス「古い洋楽で”Keep The Fire Burnin”っていう曲なの。」
ヒナ「その炎を燃やし続けろ、か。ピッタリだね。」
アリスは校内放送でREOスピードワゴンの“Keep The Fire Burning”という曲をかけた。
――
4人のクラスは文化祭の出し物でメイドカフェを企画することになっていた。文化祭前日の夜、準備が遅れていたため、クラスメイトは教室に残って最後の仕上げをしていた。4人はメイド喫茶の装飾の作業を手伝うことになった。リクとケントは黒いカーテンを吊るしたり、小道具を配置したりしていると、アリスが話しかけてきた。
アリス「リク、見て!この骸骨、ちょっと可愛くない?」
リクがアリスの方を見ると、骸骨がメイド服を着ていた。
リク「どうしたの、その骸骨?」
アリス「隣のクラスがお化け屋敷をやるから、当日まで借りてきたの。こうしてれば服にしわが寄らないでしょ。」
リクは笑いながら言った。
リク「いやいや、そうだけど。それがかわいいって思うの、アリスくらいじゃない?」
それに対してケントが余裕げに言った。
ケント「フッ。アリスらしいな。」
リク「どこが?お前アリスの何を知ってるんだよ?」
そこにナオがやって来た。
ナオ「私も借りて来たー!」
アリスは理科室の人体模型を持ってきた。
リク「オレ、何か人体模型の方が嫌だ。」
ナオ「だって、骨だけで肉がないと服がしわになっちゃうでしょ。」
リク「いや、人体模型もたいがい肉がそがれてるぞ。」
ナオ「何言ってるのよ。無いのは皮だけじゃない。」
そこでケントが言った。
ケント「フッ。ナオらしいな。」
リク「ああ、これはナオらしいな。」
――
アリスが骸骨を飾りながらつぶやいた。
アリス「ここがちょっと寂しいね」
リクが「じゃあ、ライトをここに置いたら?」
リクは提案した。
2人で協力して骸骨に飾り付けを終えた。
アリス「わぁ・・・これ、思ったより怖い感じだね。リクのおかげだよ!」
リク「いや、アリスが頑張ったからだろ。オレはただ手伝っただけ・・・って、何でオレたち隣のクラスのお化け屋敷を手伝ってるのっ!?」
リクのノリツッコミにアリスは爆笑した。そして、アリスはリクの顔を見つめて言った。
アリス「リクって優しいよねっ!」
その言葉に不意を突かれたリクは、一瞬だけ目をそらしながら声を小さくして答えた。
リク「そんなことないよ。こういうのはお約束だろ。」
それを聞いてアリスはまた笑った。
喫茶アルカリアの帰り道、ナオは考え事をしていた。
リク「何か心配事か?」
ナオ「いや、そうは言ってみたものの、文化祭で劇をやるっているのは結構大変だなって。みんな賛成してくれるかな?」
ケント「大丈夫なんじゃない?ウチのクラス、結構ノリいいし!」
リク「まあ、学級委員長のナオが全責任を持つって言うんだったら、誰も反対しないんじゃない?」
ナオ「ええっ!私が全責任を持つのっ!?」
リク「冗談だよ。オレにアイデアがあるんだ!」
ナオ「アイデアって?」
リク「恋愛ものの劇にするんだよ!」
ナオ「恋愛もの?」
リク「そう。自分から言いにくいんだけど・・・。」
ケント「分かってるって!リクとアリスの恋物語にするんだろ!?」
ナオ「ああ、そういうこと!?」
リク「そういうことって、まるで知ってるかのように言うなよ・・・。」
ナオ「え?知ってるよ!」
ケント「リクとアリス、いろいろとあったよな?」
リク「え?そうなのかっ!?」
ナオ「そうなのか?ってバレバレだよ。」
ケント「そうバレバレ。」
リク「バレバレって、余計なことは思い出さなくていいよ!」
するとナオとケントは笑った。
ナオ「リアルな恋愛ものって分かったら、全校生徒が見に来てくれるかも。」
ケント「恋愛ものならみんな食いついてくること間違いなし。」
ナオ「そうだっ!それで比奈祭大賞取れたりして!?」
ケント「それいいなっ!クラスが盛り上がるっ!」
ナオ「じゃあ台本はリクが書いてよね!アリスとの恋物語!私たちが知らないことまで!」
リク「だったらオレ、ちょっと内容変えるわ。台本の内容は事実ではないからな!デフォルメしてあるから!何でオレ、こんな提案をしてしまったんだ・・・?」
ナオ「いいじゃん、私たち親友でしょ!」
ケント「恥ずかしくない、恥ずかしくない。それに、その話がリクとアリスのことだって知ってるのはオレたちだけだから!」
ナオ「楽しみになってきた!俄然やる気が出て来たわっ!」
ケント「心配すんな!骨はオレたちが拾ってやる!」
リク「それ失敗する前提だろ?」
ナオとケントは笑った。
ナオ「でも、実際はメイド喫茶だったよね?文化祭の出し物。」
ケント「アレはアレで最高に楽しかったな!」
3人は文化祭のときの思い出を共有し始めた。
――
アリスは放送室に来てヒナに話しかけた。
アリス「ヒナ、今から校内放送を使っていい?」
ヒナ「校内放送って?」
アリス「私のお気に入りの音楽をかけたいのよ。みんな文化祭の準備で大変でしょ。でも元気が出る音楽をかければ盛り上がると思って。」
ヒナ「いいね。じゃあ先生にちょっと聞いてくる。どんな曲なの?」
アリス「古い洋楽で”Keep The Fire Burnin”っていう曲なの。」
ヒナ「その炎を燃やし続けろ、か。ピッタリだね。」
アリスは校内放送でREOスピードワゴンの“Keep The Fire Burning”という曲をかけた。
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4人のクラスは文化祭の出し物でメイドカフェを企画することになっていた。文化祭前日の夜、準備が遅れていたため、クラスメイトは教室に残って最後の仕上げをしていた。4人はメイド喫茶の装飾の作業を手伝うことになった。リクとケントは黒いカーテンを吊るしたり、小道具を配置したりしていると、アリスが話しかけてきた。
アリス「リク、見て!この骸骨、ちょっと可愛くない?」
リクがアリスの方を見ると、骸骨がメイド服を着ていた。
リク「どうしたの、その骸骨?」
アリス「隣のクラスがお化け屋敷をやるから、当日まで借りてきたの。こうしてれば服にしわが寄らないでしょ。」
リクは笑いながら言った。
リク「いやいや、そうだけど。それがかわいいって思うの、アリスくらいじゃない?」
それに対してケントが余裕げに言った。
ケント「フッ。アリスらしいな。」
リク「どこが?お前アリスの何を知ってるんだよ?」
そこにナオがやって来た。
ナオ「私も借りて来たー!」
アリスは理科室の人体模型を持ってきた。
リク「オレ、何か人体模型の方が嫌だ。」
ナオ「だって、骨だけで肉がないと服がしわになっちゃうでしょ。」
リク「いや、人体模型もたいがい肉がそがれてるぞ。」
ナオ「何言ってるのよ。無いのは皮だけじゃない。」
そこでケントが言った。
ケント「フッ。ナオらしいな。」
リク「ああ、これはナオらしいな。」
――
アリスが骸骨を飾りながらつぶやいた。
アリス「ここがちょっと寂しいね」
リクが「じゃあ、ライトをここに置いたら?」
リクは提案した。
2人で協力して骸骨に飾り付けを終えた。
アリス「わぁ・・・これ、思ったより怖い感じだね。リクのおかげだよ!」
リク「いや、アリスが頑張ったからだろ。オレはただ手伝っただけ・・・って、何でオレたち隣のクラスのお化け屋敷を手伝ってるのっ!?」
リクのノリツッコミにアリスは爆笑した。そして、アリスはリクの顔を見つめて言った。
アリス「リクって優しいよねっ!」
その言葉に不意を突かれたリクは、一瞬だけ目をそらしながら声を小さくして答えた。
リク「そんなことないよ。こういうのはお約束だろ。」
それを聞いてアリスはまた笑った。
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