レーザー刻印式魔法紋様入り耐放射線ガラスコーティングアルミナCMCアルミナエアロゾルホウ素浸透コルク複合鎧

えびまよ

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その先

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五名はダンジョン入口の周囲に立ち、まず地形を確認する。丘陵の傾斜を利用して、敵や魔物の侵入を最小限に抑える土塁の配置を考える。蓮は魔力で軽く石を浮かせ、村人たちが運びやすくする。

村人たちは恐る恐るだが協力的だ。自衛隊出身の志願者たちは魔力と経験を駆使して、土塁や簡易石壁を素早く組み上げる。防壁の高さは約3メートル、厚みは人が二人並んで押しても耐えられる程度に設定。

「魔力の波動を感じる限り、この地点は安全ではない。入口から10メートル以内は特に警戒しろ」海斗が注意を促す。

蓮は地面に手を置き、魔力で地中の振動を感知する。「魔物が地下から出てくる可能性もある。防壁だけでなく、監視用の陣も作ろう」

村人と志願者たちは手分けして作業を進める。軽量の石を浮かせる魔力、木材の結合、土の硬化。魔力と人力が融合し、防壁は着実に姿を現していく。

夕刻、土塁と簡易石壁が完成する。防壁の外側には見張り用の小屋も設置され、夜間は警戒灯の代わりに魔力結晶で発光させる。

「これで初期防御は完了だ。ここからが本格的な探索だ」海斗が言う。蓮と他の三名はダンジョン入口を見つめ、暗黒の霧が揺れるのを確認する。

闇の奥から、微かに魔力の気配が漂う。まだ何も起きていないが、五名は知っている――この防壁が、村と人々を守る最初の砦になるのだ、と。

五名は増加耐性装備を回収し、軽装でダンジョン入口に立った。霧が立ち込めるその奥からは、じわじわと魔力が漂ってくる。普通の装備では到底耐えられないレベルだが、彼らは経験と魔力制御で臨む。

海翔が低く声を出す。「気を抜くな。魔物が潜んでいるはずだ」

最初の数歩は静寂に包まれた。しかし、足元の土が微かに震え、奥から低いうなり声が聞こえる。蓮が魔力を集中させ、手のひらに微光を帯びさせる。

突然、霧の中から小型の魔物が現れる。体長1メートルほど、鋭い牙と爪を持つ獣型の魔物だ。増加耐性装備なしでも、五名は慣れた動きで対応する。

「まずは突き!」海翔が槍を構え、魔力を込めた一撃を放つ。槍先が光を帯び、魔物の側面を深く突き裂く。

別の魔物も霧の奥から飛び出してくるが、蓮は剣に魔力を流し、盾で防ぎながら反撃する。彼らの連携は経験からくる自然な動きで、増加耐性装備に頼らずとも、確実に魔物を討つ。

一連の戦闘は短時間で終わるが、霧はさらに奥深くまで続き、魔力の濃さは増していく。五名は互いに息を整え、次の一歩を踏み出す準備をする。

海翔が言う。「ここからが本番だ。この先、どんな魔物が現れるか分からない。油断はできない」

霧の奥、光の輪から吹き出す魔力がわずかに揺らぎ、未知なる存在たちの気配を濃くしていた。

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