楽しい属性外魔法使い ―貴方の心臓いい形ですね!―

えびまよ

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5歳の属性鑑定

「顔洗ったか?」
「はい!」
「歯を磨いたな?」
「はい!」
「身だしなみは良いな!」
「はい!」


「じゃあ行こう、教会へ。今日はお前の魔法属性鑑定の日だからな。緊張してないか?」
「大丈夫だよ。父さんの方が緊張しているのバレバレだよ」
「全く、お前には隠し事が出来た試しがないな」
「見えるからね」


家から歩き15分ほどの教会を目指す。
周りには僕と同じ鑑定を受けに来た親子でいっぱいだ。


「父さん。まるで祭りの様だね」
「祭りだよ。属性鑑定は子供の晴れの日だ。お前も1番いい服着ているだろ」
「そんなもんか。⋯そろそろ列に並ぼうよ」
「そうだな。先頭まで結構あるみたいだ」


確かに列は長いな、僕の番になるまで昼頃になりそうだ。
この為に母さんは弁当を持たしてくれたのか。
ありがたいな。


「父さん。お弁当食べながら歩こうよ」
「サンドイッチか。これなら歩きながらでも良いな」


そして、ちょうど太陽が真上に来た時に僕達の番が来た。
賽銭をポケットから助祭の人に渡してっと。
金貨2枚は、なかなか庶民には高いが僕には小遣いがあるからね。


「では、エクシィ君の魔法属性鑑定を執り行う。手をこちらの神像に触れなさい。君の魔力を吸って像が光り属性と魔力の強さが分かるのです。」
「ほらエクシィやってみなさい」
「はい!では像に触れてっと」


「ヒュオッ」と魔力が僕から吸い出される。
⋯結構、だるくなるねコレは。
そして像はどうなった?


「あれ?司祭様、光ってないですよ」
「ふむぅ?いや、魔力は感じられますな。エクシィ君は無属性かもしれません」
「それは聞いた事はありませんが⋯」
「教会でも良く分かっておりません。ただ、口伝で存在が伝わるのみの属性です」


へ~、そんな属性あるんだね、
知らなかったよ。
でもね、どう見ても僕にはソレでは無い様に見えている。


「ねえ、父さん、司祭さま。僕には、光って見えているよ」
「「え?」」
「なんて、言って良いのかな。僕は人と違う色が見えているのは父さんは知っているよね」
「確かに、そう言ってるな」
「僕には虹はや夕暮れは見えないけど物が透けて見えたり風が見えるし吐く息さえも。それと同じ色が6色だよ」


父さんは、ある程度分かってくれたみたいだが、司祭さまはイマイチ良く分からないみたいだ。


「う~ん。司祭さま、これ以上は説明しにくいです見えないけどある。光ってるけど見えないと理解して貰うしか⋯」
「はぁ。とにかく新種の属性としか言えないと?」
「おそらくは、そうだと思います」
「何か魔法を使えそうかな?」


何が使えるだろうか?
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