2 / 25
5歳の属性鑑定
「顔洗ったか?」
「はい!」
「歯を磨いたな?」
「はい!」
「身だしなみは良いな!」
「はい!」
「じゃあ行こう、教会へ。今日はお前の魔法属性鑑定の日だからな。緊張してないか?」
「大丈夫だよ。父さんの方が緊張しているのバレバレだよ」
「全く、お前には隠し事が出来た試しがないな」
「見えるからね」
家から歩き15分ほどの教会を目指す。
周りには僕と同じ鑑定を受けに来た親子でいっぱいだ。
「父さん。まるで祭りの様だね」
「祭りだよ。属性鑑定は子供の晴れの日だ。お前も1番いい服着ているだろ」
「そんなもんか。⋯そろそろ列に並ぼうよ」
「そうだな。先頭まで結構あるみたいだ」
確かに列は長いな、僕の番になるまで昼頃になりそうだ。
この為に母さんは弁当を持たしてくれたのか。
ありがたいな。
「父さん。お弁当食べながら歩こうよ」
「サンドイッチか。これなら歩きながらでも良いな」
そして、ちょうど太陽が真上に来た時に僕達の番が来た。
賽銭をポケットから助祭の人に渡してっと。
金貨2枚は、なかなか庶民には高いが僕には小遣いがあるからね。
「では、エクシィ君の魔法属性鑑定を執り行う。手をこちらの神像に触れなさい。君の魔力を吸って像が光り属性と魔力の強さが分かるのです。」
「ほらエクシィやってみなさい」
「はい!では像に触れてっと」
「ヒュオッ」と魔力が僕から吸い出される。
⋯結構、だるくなるねコレは。
そして像はどうなった?
「あれ?司祭様、光ってないですよ」
「ふむぅ?いや、魔力は感じられますな。エクシィ君は無属性かもしれません」
「それは聞いた事はありませんが⋯」
「教会でも良く分かっておりません。ただ、口伝で存在が伝わるのみの属性です」
へ~、そんな属性あるんだね、
知らなかったよ。
でもね、どう見ても僕にはソレでは無い様に見えている。
「ねえ、父さん、司祭さま。僕には、光って見えているよ」
「「え?」」
「なんて、言って良いのかな。僕は人と違う色が見えているのは父さんは知っているよね」
「確かに、そう言ってるな」
「僕には虹はや夕暮れは見えないけど物が透けて見えたり風が見えるし吐く息さえも。それと同じ色が6色だよ」
父さんは、ある程度分かってくれたみたいだが、司祭さまはイマイチ良く分からないみたいだ。
「う~ん。司祭さま、これ以上は説明しにくいです見えないけどある。光ってるけど見えないと理解して貰うしか⋯」
「はぁ。とにかく新種の属性としか言えないと?」
「おそらくは、そうだと思います」
「何か魔法を使えそうかな?」
何が使えるだろうか?
「はい!」
「歯を磨いたな?」
「はい!」
「身だしなみは良いな!」
「はい!」
「じゃあ行こう、教会へ。今日はお前の魔法属性鑑定の日だからな。緊張してないか?」
「大丈夫だよ。父さんの方が緊張しているのバレバレだよ」
「全く、お前には隠し事が出来た試しがないな」
「見えるからね」
家から歩き15分ほどの教会を目指す。
周りには僕と同じ鑑定を受けに来た親子でいっぱいだ。
「父さん。まるで祭りの様だね」
「祭りだよ。属性鑑定は子供の晴れの日だ。お前も1番いい服着ているだろ」
「そんなもんか。⋯そろそろ列に並ぼうよ」
「そうだな。先頭まで結構あるみたいだ」
確かに列は長いな、僕の番になるまで昼頃になりそうだ。
この為に母さんは弁当を持たしてくれたのか。
ありがたいな。
「父さん。お弁当食べながら歩こうよ」
「サンドイッチか。これなら歩きながらでも良いな」
そして、ちょうど太陽が真上に来た時に僕達の番が来た。
賽銭をポケットから助祭の人に渡してっと。
金貨2枚は、なかなか庶民には高いが僕には小遣いがあるからね。
「では、エクシィ君の魔法属性鑑定を執り行う。手をこちらの神像に触れなさい。君の魔力を吸って像が光り属性と魔力の強さが分かるのです。」
「ほらエクシィやってみなさい」
「はい!では像に触れてっと」
「ヒュオッ」と魔力が僕から吸い出される。
⋯結構、だるくなるねコレは。
そして像はどうなった?
「あれ?司祭様、光ってないですよ」
「ふむぅ?いや、魔力は感じられますな。エクシィ君は無属性かもしれません」
「それは聞いた事はありませんが⋯」
「教会でも良く分かっておりません。ただ、口伝で存在が伝わるのみの属性です」
へ~、そんな属性あるんだね、
知らなかったよ。
でもね、どう見ても僕にはソレでは無い様に見えている。
「ねえ、父さん、司祭さま。僕には、光って見えているよ」
「「え?」」
「なんて、言って良いのかな。僕は人と違う色が見えているのは父さんは知っているよね」
「確かに、そう言ってるな」
「僕には虹はや夕暮れは見えないけど物が透けて見えたり風が見えるし吐く息さえも。それと同じ色が6色だよ」
父さんは、ある程度分かってくれたみたいだが、司祭さまはイマイチ良く分からないみたいだ。
「う~ん。司祭さま、これ以上は説明しにくいです見えないけどある。光ってるけど見えないと理解して貰うしか⋯」
「はぁ。とにかく新種の属性としか言えないと?」
「おそらくは、そうだと思います」
「何か魔法を使えそうかな?」
何が使えるだろうか?
あなたにおすすめの小説
『お前を愛する事はない』旦那様、それではごきげんよう
あんど もあ
ファンタジー
結婚初夜に「お前を愛する事はない」と言われたアレクシア。成金男爵令嬢が名門旧家の伯爵家の令息との恋を実らせたはずが、彼は贅沢を享受したいだけで、愛する女性は別にいた。それから三年。アレクシアは夫から家を追い出される事になるが……。
あなたがワインを浴びせた相手は、"子爵令嬢"じゃありませんわ
ばぅ
恋愛
公爵令息の恋人と噂されている「ルリア・ラズベルン子爵令嬢」と勘違いされ、夜会でワインを浴びせられた私。でも残念、完全な人違いです。
妻からの手紙~18年の後悔を添えて~
Mio
ファンタジー
妻から手紙が来た。
妻が死んで18年目の今日。
息子の誕生日。
「お誕生日おめでとう、ルカ!愛してるわ。エミリア・シェラード」
息子は…17年前に死んだ。
手紙はもう一通あった。
俺はその手紙を読んで、一生分の後悔をした。
------------------------------
【完結】あなたに知られたくなかった
ここ
ファンタジー
セレナの幸せな生活はあっという間に消え去った。新しい継母と異母妹によって。
5歳まで令嬢として生きてきたセレナは6歳の今は、小さな手足で必死に下女見習いをしている。もう自分が令嬢だということは忘れていた。
そんなセレナに起きた奇跡とは?
誠実な愛の紡ぎ方 一番誠実だったのはだあれ?
碧流
恋愛
月明かりの中、彼女の瞳の色のリボンを握りしめ、貴方は愛おしそうに口づけた。
「…アンジュ…」
その唇から紡がれた愛しい名は、苦しそうな、切ないような、そして隠しきれない愛が声に現れていた。
冷たい貴公子と呼ばれる貴方の姿は、まるで物語のワンシーンのようで、わたくしは胸を打たれました。
…ただ、貴方がわたくしが心からお慕いする婚約者でなければ…
幽閉王女と指輪の精霊~嫁いだら幽閉された!餓死する前に脱出したい!~
二階堂吉野
恋愛
同盟国へ嫁いだヴァイオレット姫。夫である王太子は初夜に現れなかった。たった1人幽閉される姫。やがて貧しい食事すら届かなくなる。長い幽閉の末、死にかけた彼女を救ったのは、家宝の指輪だった。
1年後。同盟国を訪れたヴァイオレットの従兄が彼女を発見する。忘れられた牢獄には姫のミイラがあった。激怒した従兄は同盟を破棄してしまう。
一方、下町に代書業で身を立てる美少女がいた。ヴィーと名を偽ったヴァイオレットは指輪の精霊と助けあいながら暮らしていた。そこへ元夫?である王太子が視察に来る。彼は下町を案内してくれたヴィーに恋をしてしまう…。