転生したみたいなので異世界生活を楽しみます

さっちさん

文字の大きさ
3 / 207
はじまり

3.

しおりを挟む
ドンドン
「おい、ククル飯行くぞ」
のっそり身体を起こす。
どうやら寝落ちてたみたいだ。
「はーい」
眠たい目を擦りながら部屋から出た
「寝てたか。悪いな」
「うん、大丈夫」
今回は自分からカイトに抱っこをせがみ食堂まで連れて行ってもらった
「兄さん、久しぶり」
マリアさんの旦那さんらしい。
「ククルちゃん、はじめまして。マイクです。よろしくね」
頭を撫でられた。
「ククルです。しばらくお世話になります。よろしくお願いします」
挨拶して食堂の端っ子のテーブルにつく。マリアさんが食事を運んでくれた。
「食事は好きな時にここまで食べに来てくれたら良いからね」
「ありがとうございます。いただきます」
とても美味しそうだ。
良く考えたら今日は一日中なにも食べてなかった。
思い出したらお腹が空いてきてとりあえず一生懸命食べた。
出してもらった食事の半分位食べたところでお腹が一杯になって食べれない。残すのも勿体ないしどうしようかな。
チラリとカイトに目を向ける
「腹が膨れたか。おおかったんだろ。残りカシなオレが食ってやる」
残り物をとっとと取り上げて続きを食べている
「ありがとうございます」
カイトが食べ終わるのを待っていた
「あら、おおかったのね。明日からは少し減らすわね」
マリアさんの声だ
「すいません。残してしまって。次から今日の半分位で大丈夫なのでお願いします」
お腹も膨れたしまた、眠たくなってきた。
「今日は疲れただろ。風呂に入るならそこの奥にあるからさっさと入って寝ろ」
半目で座ってたらカイトに注意されたのでお風呂に入って寝ることにした。


「ふぁ。良く寝た」
翌朝、快調に目覚めたのでとりあえず食堂に顔を出す
「おはようございます」
「ククルちゃん、おはよう。朝ご飯たべる」
「はい、お願いします」
マリアさんが用意してくれたのでとりあえずいただく。
「今日の予定は?兄さんは朝から出掛けたわよ」

今日はとりあえず街の中を歩いてみようと思う。夕食までには戻ると伝えて支度をし、外に出た。
まずは市場の方へ向かった。
こっちの世界の物価やら物の知識が無いと何かと不便だ。
次に商店街らしきところを見て回った。
ついでに着替えなど数着購入。
あとは冒険者ショップがあるらしいので覗きに行った。
店にはポーションやら干し肉からテントなど大小の雑貨が取り揃えてあった。
お昼を回ってお腹が空いて来たので屋台でサンドイッチを買って食べた。

ベンチに座って周りを眺める。
昨日いきなり森にいてなんとか街には着いたけどこれからどうしようか。
折角だし、いろんなところをみてまわりたい。手紙には定住したいならとか書いてた様な気もするし、一度どんなところかみてみるのも良いかな。

とりあえず一人旅はまだ早いしカイトに連れて行ってもらうのが無難かな。
てことはまずはランクを上げれば良いのか。
よし、当分の目標も決まったし明日からは頑張るぞ。
肩でプルが応援してくれている。
今日のところはマリアさんのところに帰って明日からギルドで依頼をこなす事にした。

帰ってしばらくするとカイトも戻った様だったので彼の部屋をたずねた。

「明日からとりあえず依頼を受けようと思います。で、ずっとただで置いてもらうのも申し訳無いのでせめて時間のある時だけでも宿のお仕事お手伝いしたいのだけど」

しばらくお世話になるにしても気が引けるのでカイトに相談してみた。

「後でマリアに伝えておく。依頼を受けるならまずは武器と防具を揃えた方が良いぞ。今から見に行くか」
そう言うが早いか私はカイトに抱っこされて店に向かうことになった。

カランカラン
「おやっさん。コイツ見繕ってやってけれ」
カイトの馴染みの店らしく店主に任せておけば良い物を揃えてくれるらしい。
自分では良くわからないのでお任せすることにした。

「なんだ、カイトか。そこのちっこいの用か。なら防具はこれでどうだ。」

魔物の革でできたベストに編み上げのブーツ、後は肘当てと指先のない手袋だ。

「武器はなにが良い」

「何がと言われても良くわからないのでお任せします」

「そうか、ちょっと待ってな」
奥に倉庫があるらしく見てくるとのこと。しばらく待つといくつかの武器を持って戻ってきた。
「この剣なんかどうだ」
その中から一本の剣を渡された。
見た目は中途半端な長さでシンプルなデザイン。持った感じは軽くて扱いやすそうだ。店主曰く、それなりの物らしいが長さが中途半端で売れないらしく奥に引っ込めてたらしい。カイトにもこれにする様に言われたのでこの剣に決めた。
後、採取や解体に使えそうなナイフも選ぶ。そして二本を収納できるベルトも選んだ
「よし、これで揃ったか。」
カイトがお金を払おうとしてるので慌てて止めた。
実は収納持ちで所持金があるから自分で払えますと横からが無理矢理お金を支払い荷物を収納に片付けた。
それを見ていた店主が収納持ちはたまにいるが目立つと利用されかれないからと教えてくれてカモフラージュ用のアイテムボックスになっているウエストポーチをおまけでくれた。
お礼をいって店を出る。
「子供なんだし金の心配なんてしなくて良いぞ、まったく」
カイトがぶつくさ文句を言っているが聞こえないフリをして家へと帰った。

マリアさんに明日から依頼を受けますと伝えるとお昼にお弁当を用意してくれるとのことで前日に声をかける様に言われた。
明日は初依頼。今日は早く寝て明日に備える事にした。
しおりを挟む
感想 133

あなたにおすすめの小説

憧れのスローライフを異世界で?

さくらもち
ファンタジー
アラフォー独身女子 雪菜は最近ではネット小説しか楽しみが無い寂しく会社と自宅を往復するだけの生活をしていたが、仕事中に突然目眩がして気がつくと転生したようで幼女だった。 日々成長しつつネット小説テンプレキターと転生先でのんびりスローライフをするための地盤堅めに邁進する。

転生したので、今世こそは楽しく生きます!~大好きな家族に囲まれて第2の人生を謳歌する~

結笑-yue-
ファンタジー
『可愛いわね』 『小さいな』 『…やっと…逢えた』 『我らの愛しい姫。パレスの愛し子よ』 『『『『『『『『『『我ら、原初の精霊の祝福を』』』』』』』』』』 地球とは別の世界、異世界“パレス”。 ここに生まれてくるはずだった世界に愛された愛し子。 しかし、神たちによって大切にされていた魂が突然できた輪廻の輪の歪みに吸い込まれてしまった。 神たちや精霊王、神獣や聖獣たちが必死に探したが、終ぞ見つけられず、時間ばかりが過ぎてしまっていた。 その頃その魂は、地球の日本で産声をあげ誕生していた。 しかし異世界とはいえ、神たちに大切にされていた魂、そして魔力などのない地球で生まれたため、体はひどく病弱。 原因不明の病気をいくつも抱え、病院のベッドの上でのみ生活ができる状態だった。 その子の名は、如月結笑《キサラギユエ》ーーー。 生まれた時に余命宣告されながらも、必死に生きてきたが、命の燈が消えそうな時ようやく愛し子の魂を見つけた神たち。 初めての人生が壮絶なものだったことを知り、激怒し、嘆き悲しみ、憂い……。 阿鼻叫喚のパレスの神界。 次の生では、健康で幸せに満ち溢れた暮らしを約束し、愛し子の魂を送り出した。 これはそんな愛し子が、第2の人生を楽しく幸せに暮らしていくお話。 家族に、精霊、聖獣や神獣、神たちに愛され、仲間を、友達をたくさん作り、困難に立ち向かいながらも成長していく姿を乞うご期待! *:;;;;;:*◈*:;;;;;:*◈*:;;;;;:*◈*:;;;;;:*◈*:;;;;;:*◈*:;;;;;:*◈ 小説家になろう様でも連載中です。 第1章無事に完走したので、アルファポリス様でも連載を始めます! よろしくお願い致します( . .)" *:;;;;;:*◈*:;;;;;:*◈*:;;;;;:*◈*:;;;;;:*◈*:;;;;;:*◈*:;;;;;:*◈

3歳で捨てられた件

玲羅
恋愛
前世の記憶を持つ者が1000人に1人は居る時代。 それゆえに変わった子供扱いをされ、疎まれて捨てられた少女、キャプシーヌ。拾ったのは宰相を務めるフェルナー侯爵。 キャプシーヌの運命が再度変わったのは貴族学院入学後だった。

神様のミスで死んだので、神獣もふもふと異世界インターネットで快適スローライフ始めます ~最強生活チートと1000万ポイントでポチりまくり!~

幸せのオムライス
ファンタジー
★HOTランキング1位獲得!(2026.1.23) 完結までプロット作成済み! 毎日更新中! なろう四半期ランクイン中!(異世界転生/ファンタジー/連載中)★ 山根ことり、28歳OL。私の平凡な毎日は、上から降ってきた神様の植木鉢が頭に直撃したことで、あっけなく幕を閉じた。 神様の100%過失による事故死ということで、お詫びにもらったのは3つのチート能力。 ①通販サイトや検索が使える【異世界インターネット接続】 ②もふもふ動物と話せる【もふもふテイマー&翻訳】 ③戦闘はできないけど生活は最強な【生活魔法 Lv.99】 私の願いはただ一つ。働かずに、可愛いペットともふもふしながら快適なスローライフを送ること! のはずが、転生先は森のど真ん中。おまけに保護された先の孤児院は、ご飯はまずいしお風呂もない劣悪環境!? 「私の安眠のため、改革します!」 チート能力を駆使して、ボロ屋敷がピカピカに大変身! 現代知識と通販調味料で絶品ごはんを振る舞えば、心を閉ざした子供たちも次々と懐いてきて……? 気づけばギルドに登録し、薬草採取で荒稼ぎ。謎の天才少女として街の注目株に!? あれ、私のスローライフはどこへ? これは、うっかりチートで快適な生活基盤を整えすぎた元OLが、最強神獣もふもふや仲間たちとのんびり暮らすために、ついでに周りも幸せにしちゃう、そんな物語。 【今後のストーリー構想(全11章完結予定)】 第1章 森の生活と孤児院改革(完結済) 第2章 ヤマネコ商会、爆誕!(連載中) 第3章 ようこそ、ヤマネコ冒険部へ! 第4章 王都は誘惑の香り 第5章 救国のセラピー 第6章 戦場のロジスティクス・イノベーション 第7章 領主様はスローライフをご所望です 第8章 プロジェクト・コトリランド 第9章 ヤマネコ式教育改革 第10章 魔王対策は役員会にて 第11章 魔王城、買収しました(完結予定)

(完結)もふもふと幼女の異世界まったり旅

あかる
ファンタジー
死ぬ予定ではなかったのに、死神さんにうっかり魂を狩られてしまった!しかも証拠隠滅の為に捨てられて…捨てる神あれば拾う神あり? 異世界に飛ばされた魂を拾ってもらい、便利なスキルも貰えました! 完結しました。ところで、何位だったのでしょう?途中覗いた時は150~160位くらいでした。応援、ありがとうございました。そのうち新しい物も出す予定です。その時はよろしくお願いします。

転生チート薬師は巻き込まれやすいのか? ~スローライフと時々騒動~ 

志位斗 茂家波
ファンタジー
異世界転生という話は聞いたことがあるが、まさかそのような事を実際に経験するとは思わなかった。 けれども、よくあるチートとかで暴れるような事よりも、自由にかつのんびりと適当に過ごしたい。 そう思っていたけれども、そうはいかないのが現実である。 ‥‥‥才能はあるのに、無駄遣いが多い、苦労人が増えやすいお話です。 「小説家になろう」でも公開中。興味があればそちらの方でもどうぞ。誤字は出来るだけ無いようにしたいですが、発見次第伝えていただければ幸いです。あと、案があればそれもある程度受け付けたいと思います。

三歳で婚約破棄された貧乏伯爵家の三男坊そのショックで現世の記憶が蘇る

マメシバ
ファンタジー
貧乏伯爵家の三男坊のアラン令息 三歳で婚約破棄され そのショックで前世の記憶が蘇る 前世でも貧乏だったのなんの問題なし なによりも魔法の世界 ワクワクが止まらない三歳児の 波瀾万丈

貴族令嬢、転生十秒で家出します。目指せ、おひとり様スローライフ

ファンタジー
第18回ファンタジー小説大賞にて奨励賞を頂きました。ありがとうございます! 貴族令嬢に転生したリルは、前世の記憶に混乱しつつも今世で恵まれていない環境なことに気が付き、突発で家出してしまう。 前世の社畜生活で疲れていたため、山奥で魔法の才能を生かしスローライフを目指すことにした。しかししょっぱなから魔物に襲われ、元王宮魔法士と出会ったり、はては皇子までやってきてと、なんだかスローライフとは違う毎日で……?

処理中です...