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到着
45.
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アイザックとシッコクに跨り騎士団の後に続く。騎士団員が4人と冒険者が私達を合わせて6人だ。
道ながらに団長がこの後の作戦を説明してくれた。どうやらこの人はルーズベルト公爵様から話を聞いている様で私に対してもとても丁寧だ。
後ろからついて来ている冒険者は此方の様子を伺っている。とりあえずは気にせず作戦に耳を傾けた。
団長さんから聞いたのはまず私達は先に待ち伏せ予定の草原に先に向かう。到着と同時に三方向から一気に攻めてくるとか。草原の先は崖になっているので後ろから魔物が現れる事はない。この辺りは空からの魔物が殆ど居ないので前さえ気にしていれば大丈夫とか。
アイザックにガルを呼ぶか聞いてみた。
「クロイスもとりあえず影で待機かな。ガルもそれで大丈夫だろう。」
「わかった。そうするね。」
そうこうしているうちに草原に到着。シッコクから降りてとりあえず準備をする。
「とりあえず小1時間ほどは何もない。今のうちに腹ごしらえしてといてくれ」
端っこの木陰に腰を下ろして軽食をつまむ。近くには騎士団の人達が休憩していた。他の冒険者は少し離れたところで雑談をしている。此方をチラチラ見ながら話しているので恐らくネタになっているのだろう。とうとう冒険者の一人がこちらに近づいてきて声をかけてきた。
「おい、そんなガキなんて邪魔になるだけだろ。なんで連れてきたんだ。ここは遊び場じゃないぞ」
「お前達の邪魔はしない。むしろ足を引っ張らないでくれよ」
「なに、クソ生意気なこと抜かしやがって」
今にも飛びかかろうとするのを団長が止めた。
「今、仲間割れしても仕方がない。場所を考えろ」
冒険者は気に食わない顔つきで離れていった。
「アイザック殿ククル殿すまないね。ああやって粋がっても今回の召集では実力は下の方の奴らだ。アイツら四人で一匹づつしか相手も出来ないから君達の負担が増えそうで、、」
「気にしないでください。こっちはククル共々単体で動けますから。魔物が出て来たら別行動で動きまわるのでアイツらの事も構う気はありません」
「すまん。そうしてくれると助かる。ククル殿は1人で大丈夫かい」
「はい、事前に調べましたがここの魔物くらいなら大丈夫です。危なくなったら従魔も居ますので」
「そうか、テイマーだったね君は。まあ、よろしく頼むよ」
そうこうしていると少し離れたところから戦闘音が聞こえる。
「そろそろみたいだな。おいお前ら、そろそろだぞ。持ち場につけ」
他の冒険者は一番魔物の少ない右に私とアイザックは真ん中、左を騎士団にと配置する。
右手から魔物が現れた。
チラッと見ると四人がかりで倒しているのが見える。
此方も前から気配がするので集中する事にした。
「ククル、きたぞ」
「はーい」
茂みから4匹の魔物が現れた為、私側の2匹を相手にした。
やはりと言うべきか。実力的には低い相手なのであっさりと倒すことが出来た。
それからは現れた魔物を次々に倒して行く。
暫くして一旦区切りがついたので周りの様子を伺った。
冒険者の方は相変わらずな感じではあるが今のところなんとかしている。騎士団は危なげなく魔物を倒していた。
アイザックも一区切りついたようだ。
「ククル、大丈夫かい」
「大丈夫。問題ないよ」
その時、ふと影が出来たので上を向くと匂いに釣られたのか小型のドラゴンが上空を飛んで居るのが目に入った。
「うわぁ、ど、ドラゴンだ」
向こうで冒険者達が騒いでいると思ったら森に向けて走り出した。
「あっ、逃げた」
あろう事が持ち場を放棄して逃げ出したのだ。
「ちっ、アイツら本当に役に立たん。」
団長の舌打ちが聞こえたが気にしてられない。
「アイザック、ガルを呼ぶよ」
「そうしろ」
同時に、此方はガル、向こうはクロイスを呼んだ。
団長さんには一応話してあったので一瞬びっくりした様だが此方の様子を伺っている。
#ククル、アイツが何か言ってるよ#
「えっ、そうなの?アイザック、団長さん、ドラゴンへの攻撃待ってください」
アイザックはクロイスに言われたのか警戒しつつも攻撃を止めている。今にも魔法を撃ち込みそうな騎士団にはガルの言葉を伝えてとりあえずマッタを掛けた。
ガルに話を聞くと人間を襲う気はないらしく、気配が騒がしいから谷から様子を伺いに飛んで来たと言ってるみたいだ。
草原にドラゴンが降り立った。
小型といってもゆうに3メートル位はあるように見えた。
みんなは最大に警戒している。
とりあえずガルの話を説明して少し下がってもらった。
「アイザック、ちょっと近づいてみるね」
「気をつけろよ」
「分かった。ガル乗せて」
#はーい#
ガルに跨りドラゴンに近づいてみる。
本当に攻撃してくる気は無いようで頭を地面に伏せた。
自然と怖さは無く、かなり近くまで寄る事ができた。
#ククル、コイツいつもは一人で退屈なんだって。俺が羨ましいと言ってるぞ。一緒に来たらダメかだってさ。#
うん、なんとなく頭を伏せた時点でそうじゃないかと思った。アイザックの方を見るとクロイスから状況を聞いているのか何とも言えない顔つきになっていた。
「こんにちは、ドラゴンさん。あなたは私と一緒に来たいのかしら?ちゃんと指示に従える?」
此方の言葉は理解できている様で大人しく話を聞いている。
「私はククル。あなたの名前はファルよ。これからよろしくね。」
契約紋が額に集まる。ドラゴンをテイム出来てしまった。
「「「おおっ、」」」
周りが騒がしいがとりあえず放置する事にした。
道ながらに団長がこの後の作戦を説明してくれた。どうやらこの人はルーズベルト公爵様から話を聞いている様で私に対してもとても丁寧だ。
後ろからついて来ている冒険者は此方の様子を伺っている。とりあえずは気にせず作戦に耳を傾けた。
団長さんから聞いたのはまず私達は先に待ち伏せ予定の草原に先に向かう。到着と同時に三方向から一気に攻めてくるとか。草原の先は崖になっているので後ろから魔物が現れる事はない。この辺りは空からの魔物が殆ど居ないので前さえ気にしていれば大丈夫とか。
アイザックにガルを呼ぶか聞いてみた。
「クロイスもとりあえず影で待機かな。ガルもそれで大丈夫だろう。」
「わかった。そうするね。」
そうこうしているうちに草原に到着。シッコクから降りてとりあえず準備をする。
「とりあえず小1時間ほどは何もない。今のうちに腹ごしらえしてといてくれ」
端っこの木陰に腰を下ろして軽食をつまむ。近くには騎士団の人達が休憩していた。他の冒険者は少し離れたところで雑談をしている。此方をチラチラ見ながら話しているので恐らくネタになっているのだろう。とうとう冒険者の一人がこちらに近づいてきて声をかけてきた。
「おい、そんなガキなんて邪魔になるだけだろ。なんで連れてきたんだ。ここは遊び場じゃないぞ」
「お前達の邪魔はしない。むしろ足を引っ張らないでくれよ」
「なに、クソ生意気なこと抜かしやがって」
今にも飛びかかろうとするのを団長が止めた。
「今、仲間割れしても仕方がない。場所を考えろ」
冒険者は気に食わない顔つきで離れていった。
「アイザック殿ククル殿すまないね。ああやって粋がっても今回の召集では実力は下の方の奴らだ。アイツら四人で一匹づつしか相手も出来ないから君達の負担が増えそうで、、」
「気にしないでください。こっちはククル共々単体で動けますから。魔物が出て来たら別行動で動きまわるのでアイツらの事も構う気はありません」
「すまん。そうしてくれると助かる。ククル殿は1人で大丈夫かい」
「はい、事前に調べましたがここの魔物くらいなら大丈夫です。危なくなったら従魔も居ますので」
「そうか、テイマーだったね君は。まあ、よろしく頼むよ」
そうこうしていると少し離れたところから戦闘音が聞こえる。
「そろそろみたいだな。おいお前ら、そろそろだぞ。持ち場につけ」
他の冒険者は一番魔物の少ない右に私とアイザックは真ん中、左を騎士団にと配置する。
右手から魔物が現れた。
チラッと見ると四人がかりで倒しているのが見える。
此方も前から気配がするので集中する事にした。
「ククル、きたぞ」
「はーい」
茂みから4匹の魔物が現れた為、私側の2匹を相手にした。
やはりと言うべきか。実力的には低い相手なのであっさりと倒すことが出来た。
それからは現れた魔物を次々に倒して行く。
暫くして一旦区切りがついたので周りの様子を伺った。
冒険者の方は相変わらずな感じではあるが今のところなんとかしている。騎士団は危なげなく魔物を倒していた。
アイザックも一区切りついたようだ。
「ククル、大丈夫かい」
「大丈夫。問題ないよ」
その時、ふと影が出来たので上を向くと匂いに釣られたのか小型のドラゴンが上空を飛んで居るのが目に入った。
「うわぁ、ど、ドラゴンだ」
向こうで冒険者達が騒いでいると思ったら森に向けて走り出した。
「あっ、逃げた」
あろう事が持ち場を放棄して逃げ出したのだ。
「ちっ、アイツら本当に役に立たん。」
団長の舌打ちが聞こえたが気にしてられない。
「アイザック、ガルを呼ぶよ」
「そうしろ」
同時に、此方はガル、向こうはクロイスを呼んだ。
団長さんには一応話してあったので一瞬びっくりした様だが此方の様子を伺っている。
#ククル、アイツが何か言ってるよ#
「えっ、そうなの?アイザック、団長さん、ドラゴンへの攻撃待ってください」
アイザックはクロイスに言われたのか警戒しつつも攻撃を止めている。今にも魔法を撃ち込みそうな騎士団にはガルの言葉を伝えてとりあえずマッタを掛けた。
ガルに話を聞くと人間を襲う気はないらしく、気配が騒がしいから谷から様子を伺いに飛んで来たと言ってるみたいだ。
草原にドラゴンが降り立った。
小型といってもゆうに3メートル位はあるように見えた。
みんなは最大に警戒している。
とりあえずガルの話を説明して少し下がってもらった。
「アイザック、ちょっと近づいてみるね」
「気をつけろよ」
「分かった。ガル乗せて」
#はーい#
ガルに跨りドラゴンに近づいてみる。
本当に攻撃してくる気は無いようで頭を地面に伏せた。
自然と怖さは無く、かなり近くまで寄る事ができた。
#ククル、コイツいつもは一人で退屈なんだって。俺が羨ましいと言ってるぞ。一緒に来たらダメかだってさ。#
うん、なんとなく頭を伏せた時点でそうじゃないかと思った。アイザックの方を見るとクロイスから状況を聞いているのか何とも言えない顔つきになっていた。
「こんにちは、ドラゴンさん。あなたは私と一緒に来たいのかしら?ちゃんと指示に従える?」
此方の言葉は理解できている様で大人しく話を聞いている。
「私はククル。あなたの名前はファルよ。これからよろしくね。」
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