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ふたたび王都へ
68.
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私は初めてのお城に少し緊張している。
おじいちゃんにエスコートと言うよりは手を引いてもらい中に入った。
公爵の入場まではまだ時間があるので一旦控室に行く。
ソファで緊張しながら座っているとワグリアナ一家が現れた。
「ルーズベルト公爵、失礼してもよろしいか」
「これはワグリアナ公爵、中にどうぞ」
ゴーライク様、ナタリア様、タニット様、ヤルバルト様、アイザックが入ってきた。
みんな各々挨拶をし、此方に向き直る。
「ククルちゃん、こんばんは。まあまあ可愛らしい事」
ナタリア様が一番乗りで褒めてくれる。
「カイザーが見たら腰を抜かしそうだな」
そういえば私が女の子な事自体言ってなかった。
「後で顔を合わすと思うわよ。」
ナタリア様まで面白がっている。
アストラ、カイザー、ランデク、リック、ナリタと5人ともが揃っている様だ。
ちなみにレオン団長にトーマスも来ている。ガキに囲まれない様気をつけよう。
また後でとワグリアナ一家は退室していった。
ボチボチ入場の時間となったのでおじいちゃんと扉に向かう。
中から声が聞こえた。
「ヒストラル・ルーズベルト公爵、ククル・ルーズベルト嬢、御入場」
ザワザワと一緒声がして静まり帰った。
おじいちゃんに手を引かれながら会場に足を踏み入れると周りからの視線が痛い。
基本、大人しくできない子供は王族の入場後に改めて入ってくる。私位の子供で入場するのは珍しい。
緊張しながらもゆっくりと足を進め、第七領の区画に到着した。
第一領から順番に入場する為、私達が公爵では一番最後だ。
この後は唯一の大公が入場され、王族が入場する。
おじいちゃんから王族への挨拶が済んだらアイザックが来てくれると聞いているのでもう少しの辛抱だ。
暫くすると王族が入場し、挨拶が始まった。
まるで高校の入学式の様でとりあえず話が長い。
漸く終わって乾杯となり顔見せの挨拶の為、陛下の元へ向かった。
「陛下、新年のご挨拶に伺いました。本年も良きに勤めさせて頂きます」
「ふむ、今年も頼むぞ。して、そこの幼な子は?」
「はい、実はダリアの子が生きておりました。アイザック・ワグリアナが保護してくれておりまして無事出会う事が出来ましたので本日紹介をと連れて参りました」
「陛下、お初にお目にかかります。ククル・ルーズベルトと申します」
「ほお、小さいのにしっかりした子だ。年はいくつだ」
「はい、5歳にございます。」
「それはそれは。ヒストラルと共に暮らしているのか」
「いえ、私はアイザック・ワグリアナと共に冒険者として旅をしております。」
「おおっ、其方が噂のアイザックの仲間か。ここまでその噂、飛び交っておるぞ。なんでも珍しい従魔を連れているとか。わしに見せてもらうことはできるか」
「はい、しかし今この場でお見せすると少々大騒ぎになるかと思いますが、、」
「確かにな。後程、呼び立ててもよいか」
「はい、仰せのままに」
このタイミングで御前を失礼した。
おかしい。ガル達を紹介する事になった。何故だ?
「おじいちゃん、なんでガル達を紹介する事になったんだろう?」
「はは、陛下はああ見えてテイマーなんだよ。興味深いんだろ。その腕の翠に目が釘付けだったしな」
どうやらホワイトパンサーでは無くグリーンスネイクがみたい様だ。
まっ。いっか。
暫くしたらアイザックが来たので先程の出来事を話し、後程呼ばれる事も伝えた。
「はぁ、なんでそうなる」
頭を抱えて唸っている。
王族が休憩の為、一時退室する様だ。すると近衛騎士が私を呼びに来た。
「ククル様、陛下がお呼びです」
「わかりました。アイザックも一緒で良いですか」
「大丈夫ですよ。どうぞ此方に」
正面では無い出入り口から出て、騎士の後をついていく。
時々、ちゃんとついて来れているか確認してくれるのが優しい。
とある一室にたどり着いた。
中に促されて入ると謁見の間だった。
「わざわざ呼び出して悪かったな。楽にしてくれ」
「失礼します」
「アイザックも悪いな」
「ご無沙汰しております。構いませんよ。いつもの事ですから」
「そう言うな。ククル、其方も他の者が居ない時は畏まらなくて良いぞ。未だにお忍びで冒険者をしてるからな。わしも」
「へっ」
思わず変な声が出た。
「ククル、だからこそ外での知らずが通るんだ。王族の殆どが冒険者だからな」
成る程。この国にはそんな事情があったのか。初めて知った。
「で、陛下は何が見たいのですか」
「ダックエルだ。ダックで良いぞ」
それは呼び方かしら?
「陛下と呼ぶな。ダックで良い」
「あ、はい。ダックさんは何が見たいのですか?」
「その、腕の子を見せてくれ」
おじいちゃんの言う通り翠目当てだった。
「ダックさんもテイマーって聞いたんですがどんな子が仲間ですか?」
「俺はな、シルバーウルフとバトルホースだ。馬っこは外にいるから無理だがシルバーウルフならここにいるぞ」
ダックさんの影から雪の結晶の様に綺麗な狼が出てきた。
「こいつはスノーだ。」
「凄く綺麗な子ですね。私のこの子は翠です」
翠が鎌首を上げる。
「うぉー、触っても良いか」
すると腕から外れてダックさんの方にスルスル登っていった。
声にならない声を漏らして両手に乗せている。
「俺もこいつが欲しかったんだが見事に捕まらんかった。どうやって仲間にしたんだ?」
「えっ、その子からよって来たよ」
「それ、ズルい。たまにいるんだ。好かれる子。羨ましい」
「ダック、俺もついに従魔ができたんだ。」
クロイスを影から出したアイザック。狼達はお互いが気になるのか鼻先をつけて匂いを嗅いでいる。
「なに、ブラックウルフじゃないか。」
羨ましそうにクロイスを眺めている。
恐らくだがガル達を出したら大騒ぎになりそうだ。
おじいちゃんにエスコートと言うよりは手を引いてもらい中に入った。
公爵の入場まではまだ時間があるので一旦控室に行く。
ソファで緊張しながら座っているとワグリアナ一家が現れた。
「ルーズベルト公爵、失礼してもよろしいか」
「これはワグリアナ公爵、中にどうぞ」
ゴーライク様、ナタリア様、タニット様、ヤルバルト様、アイザックが入ってきた。
みんな各々挨拶をし、此方に向き直る。
「ククルちゃん、こんばんは。まあまあ可愛らしい事」
ナタリア様が一番乗りで褒めてくれる。
「カイザーが見たら腰を抜かしそうだな」
そういえば私が女の子な事自体言ってなかった。
「後で顔を合わすと思うわよ。」
ナタリア様まで面白がっている。
アストラ、カイザー、ランデク、リック、ナリタと5人ともが揃っている様だ。
ちなみにレオン団長にトーマスも来ている。ガキに囲まれない様気をつけよう。
また後でとワグリアナ一家は退室していった。
ボチボチ入場の時間となったのでおじいちゃんと扉に向かう。
中から声が聞こえた。
「ヒストラル・ルーズベルト公爵、ククル・ルーズベルト嬢、御入場」
ザワザワと一緒声がして静まり帰った。
おじいちゃんに手を引かれながら会場に足を踏み入れると周りからの視線が痛い。
基本、大人しくできない子供は王族の入場後に改めて入ってくる。私位の子供で入場するのは珍しい。
緊張しながらもゆっくりと足を進め、第七領の区画に到着した。
第一領から順番に入場する為、私達が公爵では一番最後だ。
この後は唯一の大公が入場され、王族が入場する。
おじいちゃんから王族への挨拶が済んだらアイザックが来てくれると聞いているのでもう少しの辛抱だ。
暫くすると王族が入場し、挨拶が始まった。
まるで高校の入学式の様でとりあえず話が長い。
漸く終わって乾杯となり顔見せの挨拶の為、陛下の元へ向かった。
「陛下、新年のご挨拶に伺いました。本年も良きに勤めさせて頂きます」
「ふむ、今年も頼むぞ。して、そこの幼な子は?」
「はい、実はダリアの子が生きておりました。アイザック・ワグリアナが保護してくれておりまして無事出会う事が出来ましたので本日紹介をと連れて参りました」
「陛下、お初にお目にかかります。ククル・ルーズベルトと申します」
「ほお、小さいのにしっかりした子だ。年はいくつだ」
「はい、5歳にございます。」
「それはそれは。ヒストラルと共に暮らしているのか」
「いえ、私はアイザック・ワグリアナと共に冒険者として旅をしております。」
「おおっ、其方が噂のアイザックの仲間か。ここまでその噂、飛び交っておるぞ。なんでも珍しい従魔を連れているとか。わしに見せてもらうことはできるか」
「はい、しかし今この場でお見せすると少々大騒ぎになるかと思いますが、、」
「確かにな。後程、呼び立ててもよいか」
「はい、仰せのままに」
このタイミングで御前を失礼した。
おかしい。ガル達を紹介する事になった。何故だ?
「おじいちゃん、なんでガル達を紹介する事になったんだろう?」
「はは、陛下はああ見えてテイマーなんだよ。興味深いんだろ。その腕の翠に目が釘付けだったしな」
どうやらホワイトパンサーでは無くグリーンスネイクがみたい様だ。
まっ。いっか。
暫くしたらアイザックが来たので先程の出来事を話し、後程呼ばれる事も伝えた。
「はぁ、なんでそうなる」
頭を抱えて唸っている。
王族が休憩の為、一時退室する様だ。すると近衛騎士が私を呼びに来た。
「ククル様、陛下がお呼びです」
「わかりました。アイザックも一緒で良いですか」
「大丈夫ですよ。どうぞ此方に」
正面では無い出入り口から出て、騎士の後をついていく。
時々、ちゃんとついて来れているか確認してくれるのが優しい。
とある一室にたどり着いた。
中に促されて入ると謁見の間だった。
「わざわざ呼び出して悪かったな。楽にしてくれ」
「失礼します」
「アイザックも悪いな」
「ご無沙汰しております。構いませんよ。いつもの事ですから」
「そう言うな。ククル、其方も他の者が居ない時は畏まらなくて良いぞ。未だにお忍びで冒険者をしてるからな。わしも」
「へっ」
思わず変な声が出た。
「ククル、だからこそ外での知らずが通るんだ。王族の殆どが冒険者だからな」
成る程。この国にはそんな事情があったのか。初めて知った。
「で、陛下は何が見たいのですか」
「ダックエルだ。ダックで良いぞ」
それは呼び方かしら?
「陛下と呼ぶな。ダックで良い」
「あ、はい。ダックさんは何が見たいのですか?」
「その、腕の子を見せてくれ」
おじいちゃんの言う通り翠目当てだった。
「ダックさんもテイマーって聞いたんですがどんな子が仲間ですか?」
「俺はな、シルバーウルフとバトルホースだ。馬っこは外にいるから無理だがシルバーウルフならここにいるぞ」
ダックさんの影から雪の結晶の様に綺麗な狼が出てきた。
「こいつはスノーだ。」
「凄く綺麗な子ですね。私のこの子は翠です」
翠が鎌首を上げる。
「うぉー、触っても良いか」
すると腕から外れてダックさんの方にスルスル登っていった。
声にならない声を漏らして両手に乗せている。
「俺もこいつが欲しかったんだが見事に捕まらんかった。どうやって仲間にしたんだ?」
「えっ、その子からよって来たよ」
「それ、ズルい。たまにいるんだ。好かれる子。羨ましい」
「ダック、俺もついに従魔ができたんだ。」
クロイスを影から出したアイザック。狼達はお互いが気になるのか鼻先をつけて匂いを嗅いでいる。
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恐らくだがガル達を出したら大騒ぎになりそうだ。
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