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傲慢じゃない? 72
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72.
「うーあー、私の前でよくそういうこと話せるよねぇ~」
「何言っちゃってくれてんのよぉ……姫苺はりっぱな既婚者さまだろ?
生娘のようなこと言うなって」
「マリリン、あたしってほぼ生娘みたいなもんなんだよ?
だってさぁ、マリリンだから話すけど、私と冬也がSEXしてたのって
ほんの1年しかなくてしかも数えるほどだった。
もうあれから何年経ったかな?
処女みたいなものなのよ」
「そりゃまた、酷い男だなぁ。
SEXを楽しめる時間なんてあっという間に過ぎていくっていうのに。
もったいない」
「もったいない? ははっ、笑える。
私は無為な結婚生活を送ってたんだね。
マリリンの反応聞いてたら泣けてきた」
「俺、今人生の一大事な帰路に立ってる気分」
「いきなり、なんなのぉ?
ふふっ、先の読めない話を振られるのって嫌いじゃないけど」
「……」
「待ってるのにぃ、聞いてあげようって私めが待ってるのに何で
だんまりなのよ」
「それはな、ある意味緊張してるからだ」
「はぁ~? 何言ってんのよ。早くしゃべってみ」
「俺、高校生の時お前が男と初めて付き合って……自分の気持ちを
知って驚いた」
「初チュー頑張れって言ってたマリリンがなんぞよ?
あーーーっ、分ったぁ~。
やだなぁ~わたしの付き合ってた相手のことを好きになったとか?
言ってくれればよかったのに。
すぐにあいつとは駄目になったし、だから言ってくれてれば
紹介したのにさ」
「チガウ.……」
「聞こえない、何?」
「違うって言ったんだよ。
俺が、男が好きな俺が好きになったのはお前、オマエだったんだよ」
ぎゃあ~言ってもうたよ。
だけどここで言っておかないと俺はこの先一生 姫苺に告白できない
ような気がした。
はは、 姫苺 の顔見たら 目が点になってる。おかしぃ~。
まさかの俺からの告白だからなぁ~。
俺は半分襲われた形でママと初体験したわけだが、
普通に子供が持てる家庭が持てると思うとすんごくうれしかった。
諦めてたから。
けどいきなり己を知ったからと言って……
今まで同性としか付き合って来なかった俺には結婚を考えられる相手が
いなかった。
つまらんかった。
「うーあー、私の前でよくそういうこと話せるよねぇ~」
「何言っちゃってくれてんのよぉ……姫苺はりっぱな既婚者さまだろ?
生娘のようなこと言うなって」
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だってさぁ、マリリンだから話すけど、私と冬也がSEXしてたのって
ほんの1年しかなくてしかも数えるほどだった。
もうあれから何年経ったかな?
処女みたいなものなのよ」
「そりゃまた、酷い男だなぁ。
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もったいない」
「もったいない? ははっ、笑える。
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「……」
「待ってるのにぃ、聞いてあげようって私めが待ってるのに何で
だんまりなのよ」
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「はぁ~? 何言ってんのよ。早くしゃべってみ」
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知って驚いた」
「初チュー頑張れって言ってたマリリンがなんぞよ?
あーーーっ、分ったぁ~。
やだなぁ~わたしの付き合ってた相手のことを好きになったとか?
言ってくれればよかったのに。
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「チガウ.……」
「聞こえない、何?」
「違うって言ったんだよ。
俺が、男が好きな俺が好きになったのはお前、オマエだったんだよ」
ぎゃあ~言ってもうたよ。
だけどここで言っておかないと俺はこの先一生 姫苺に告白できない
ような気がした。
はは、 姫苺 の顔見たら 目が点になってる。おかしぃ~。
まさかの俺からの告白だからなぁ~。
俺は半分襲われた形でママと初体験したわけだが、
普通に子供が持てる家庭が持てると思うとすんごくうれしかった。
諦めてたから。
けどいきなり己を知ったからと言って……
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いなかった。
つまらんかった。
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