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傲慢じゃない? 74
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74.
" 急がないと(善は急げ)Strike while iron is hot. "
「なぁ、 姫苺ちゃん俺たち子供作ろう!」
今の俺は望めば子供を持てるのかもしれない。
ずっと叶わぬ夢と目を背け耳を塞ぎ見て見ぬ振りをしてきた。
普通の家庭を持ち、子を持つということを。
姫苺 との間の結婚話は、思ってた以上に俺の人生を明るいものに
してくれそうで、俺は今の自分の境遇に最大の感謝を……
心よりの感謝を、目には見えない心の拠り所とする存在にした。
絶大の信頼を寄せていたからこそのあの幼い日の姫苺への告白。
自分のアイデンティティーを正直に伝えた ……
「僕ね、 姫苺ちゃん……男の子のことが好きなんだ」
俺の告白を聞いた後もずっとずっと今まで通りでいてくれた 姫苺 。
姫苺の気持ちに気付いて傷ついた学生時代。
……って他の男とつきあったことなんだけどな。
いつも側にいた 姫苺ちゃんがよもや他の男と付き合うようになるなんて
天地がひっくり返るほどの衝撃だった。
そして翼の片方を失くした気分になった姫苺の結婚。
異性とは行為が出来ないのだから、諦めるしかないと己を
説得した日々。
それなりに同性との行為に耽るもある日突然夜這いをかけられ
異性との行為が成功した日の衝撃。
俺の中を様々なことが一瞬に走馬灯のように蘇った。
そんな走馬灯を脳内で見ている俺に向けられた 姫苺の顔が
驚き……そして泣き笑いの微妙な表情を紡ぎ出した。
そして 姫苺は俺にしがみ付いてきた。
俺は素敵に……驚いた。
「マリリン、すごいっ! マリリンってすごい奴だったんだ」
えっ?そっ、そんなに褒められてもぉ~ン 照れるだろっ?
だけど何で? 何で?
結婚したらまぁ普通に子供作るよな?
はっはぁ~ん! 閃いた。
そっか、 姫苺 は冬也と長い間レスだったと言ってたっけ。
姫苺 がいくら子供を欲しいと願っていたとしても、できるわけないよな。
「マリリン私さ、もう高齢出産になっちゃうけど3人くらい欲しいんだ。
どう思う? 欲張り過ぎかなぁ?」
「いいんじゃね、賑やかで」
「なら、善は急げだわね。
冬也と早く離婚しないと子作りが遅れちゃう~」
すごいよ 姫苺 、俺たち。
お互いにないもの、持てないはずのものを持てるかもしれないんだから。
ふたりでこの幸せな時間を一杯堪能したってバチは当たんないよな。
" 急がないと(善は急げ)Strike while iron is hot. "
「なぁ、 姫苺ちゃん俺たち子供作ろう!」
今の俺は望めば子供を持てるのかもしれない。
ずっと叶わぬ夢と目を背け耳を塞ぎ見て見ぬ振りをしてきた。
普通の家庭を持ち、子を持つということを。
姫苺 との間の結婚話は、思ってた以上に俺の人生を明るいものに
してくれそうで、俺は今の自分の境遇に最大の感謝を……
心よりの感謝を、目には見えない心の拠り所とする存在にした。
絶大の信頼を寄せていたからこそのあの幼い日の姫苺への告白。
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そんな走馬灯を脳内で見ている俺に向けられた 姫苺の顔が
驚き……そして泣き笑いの微妙な表情を紡ぎ出した。
そして 姫苺は俺にしがみ付いてきた。
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えっ?そっ、そんなに褒められてもぉ~ン 照れるだろっ?
だけど何で? 何で?
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そっか、 姫苺 は冬也と長い間レスだったと言ってたっけ。
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お互いにないもの、持てないはずのものを持てるかもしれないんだから。
ふたりでこの幸せな時間を一杯堪能したってバチは当たんないよな。
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