CRポーカー物語~最弱と言われたドクズが負けん気だけで世界の頂点に~

河島アドミ

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三章:ナッツ(nuts)

第三話『三流ホストと寸胴眉毛』1/3

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◆【学園教室】
授業終了のお知らせと同時に流れる校内放送。
『えー、竹原正明様。竹原正明様。大至急校長室まで起こしください』
ガララ。
高橋「ういっすー」
正明「……あのさ。前もそうだったけど拘束する気なら校内放送いらないんじゃね?」
高橋「オレに言うなよ。社員じゃねーし」
マジかよ。高橋さんってバイトかよ。


木葉「単刀直入に言うわ。あたしは今イライラしてるわ」
正明「つーか木葉っていつも担当直入に言うし基本イライラだよな」
木葉「うるさいわねッ! あんたはハイと返事すればいいの!」
正明「ハイ」
木葉「本当に返事してどうすんのよッ!?」
正明「どうすればいんだよ!?」
いつも思うけど滅茶苦茶だよなこいつ。

木葉「ふん。まあいいわ。正明。あんた暇よね」
正明「木葉って常識わかんねーからだと思うけど、その質問すっげえ失礼な」
木葉「遊びに連れてきなさい」
正明「あーん? この前カラオケ行ったばっかだろ」
正明「やべ、木葉誘ってなかったっけ……」
木葉「居たわよ! バリバリ居たわよ! あんたがマイク話さないから喧嘩したばっかりよ!」
うーん、ツッコミは二重丸をあげよう。

正明「ちょっとぐらいならいーけど、オレ19時には帰るぞ」
今は、少しでもポーカーの特訓を積みたい――!
木葉「ちょうどいいわ。あたしもその時間から予定あるのよ」
ピュアブラフの習得。
それに雀荘へのお目溢しも多少もらった。
賭場ができた以上活用しなければ。

木葉「ねえ。日本人の遊ぶところに興味があるのよ」
正明「木葉って何人だっけ?」
木葉「日本人よ」
正明「……」
面倒くせえ……。
木葉「なに? また差別? 日本人らしいわね」
正明「あ、ミスった! 今のツッコミポイントか!」
正明「外人やないかーい!」
木葉「日本人ゆーたろだらずが!」
おおっ、すげえ日本語! あれ、ダラズって日本語?
[※鳥取の方言で[馬鹿][愚か]を意味するそうです]

正明「あー……ま、オレも今日はやることねーし。最近訳あって家に帰りたくねーし。いっか」
正明「んじゃジャコス行くか」
木葉「ジャコス……?」
正明「でっかいスーパーだ。あれ? でっかいスーパーって表現であってる?」
木葉「うん。でっかいスーパーよね。そこで何するのよ」
正明「ブラブラ」
木葉「……」
木葉「正明。あんたもしかして、このあたしが暇だと思ってるの?」
正明「じゃあなんで呼び出したんかーい!」
木葉「三流芸人みたいなツッコミやめなさいッ!」
正明「ああんっ!? てめえちょっとツッコミ上手いからって調子乗んなよッ!」
正明「調子に乗るんかーい!」
木葉「……」
ちょんちょん、と自分の二の腕を指差す。
木葉「見て、鳥肌」
その冷たいリアクションに苛立ちと深い悲しみが胸を襲った。
そんな正明が取ったリアクション。
正明「鳥肌出るんかーい!」
木葉「これね。日本の特殊部隊が使う銃。ゴム弾で殺傷能力はないけど、骨ぐらいなら折れるみたいよ」
正明「わーったよ。んじゃとっととどっか行こうぜ」
木葉「とっととーはハム●郎……」
正明「あと木葉、そういうのやめような。マジでやめような。うん。本当に怒られるからな」
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