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最強の妖魔退魔師編
2011.シゲンの本気の力
しおりを挟む シゲンが構えを変えた瞬間、これまでより空気が引き締められたように感じられた。
その厳かな空気が流れ始めた中で、シゲンは基本となる中段の構えから、何かを掲げるかのように刀を上げ始める。
(袈裟斬り……か? あの距離から振り下ろそうというのであれば、初撃は風圧の類を利用するのかもしれぬな)
これまで近接戦闘のあらゆる型や戦術を見てきたソフィには、いくらシゲンの実力が凄まじいものであっても、その得物が刀である以上は、色々と予測立てる事が可能である。
そして経験があるという事は、予測に基づいた対策と行動を取る事が可能だという事を示すものであり、魔法使いである筈のソフィだが、一角の剣士のように止められる刀の技術力を秘めているのだった。
ソフィはこの後に直ぐにシゲンが攻撃を放つと踏んで、彼もまた『紅』を腕に纏わせながら『刀』のようなものを作り、その『紅』のオーラの上から『青』のオーラで形成付与を行い強化する。
大魔王ソフィの本職は『魔法使い』ではあるが、すでにこの『紅刀』を用いた『剣士』としての腕前も並外れている。
腕に纏わせたオーラの『刀』でシゲンの放つ一刀を受けきろうと考えたソフィが、腕を横にしようと動かした瞬間だった――。
シゲンの目が殺気を放つと同時、二歩分程の足を大きく踏み出しながら、ソフィが予測した通りに刀を斜めに振り下ろしてくるのだった。
(やはり袈裟斬りだったかっ!)
ソフィの左肩を目掛けて思いきり振り下ろしてくるシゲンの刀に合わせて、真っ向から受け止めようとソフィはオーラを用いた『紅刀』で構えた――が、いつまで経っても左腕に斬撃に合わせた筈の衝撃が来なかった。
ソフィはコンマ数秒の時間の消費と引き換えに、ミスズの剣技の一つを思い出す事に成功する。
(我の腕での防御を上手く素通りさせる技法が、シゲン殿の本当の狙いだったのか?)
しかしソフィはミスズの剣技を一度見ていた事で、どういったカラクリかまでは分からずとも、その効果の程を理解して直ぐに左脚をシゲンの身体より更に外側へと出しながら、思いきり地面を蹴って強引に身体を右へと流してシゲンの狙いである肩口からの袈裟斬りを行った刀の切先を視線に捉えようとする。
この状況からでも大魔王ソフィであれば、如何様にも回避を行う事が可能である。
左脚を軸に身体の向きを強引に変えたソフィは、再びシゲンと対面の形になるが、そのまま相手の袈裟斬りの為に振り下ろしてきている刀を流す為に後ろへ回避を行うのではなく、逆にオーラで纏った『刀』を消失させながらソフィは頭を下げ込みながら前へと前進して、オーラを消したまま左手で手刀を作ると、上手くシゲンの右脇を突き上げながら押し上げて、そのままシゲンの身体のバランスを狂わせて、刀への力の入れ具合を百から少しでも下げようと試みようとするのだった。
――ただそれだけで今の戦力値が10兆を超えているソフィには、致命傷を避ける事が可能となるからである。
この勝負は王琳の時のように互いに殺し合うような戦いではなく、如何にシゲンの攻撃による挑戦を防げるかに重きをおく戦いである。
相手を殺して動けなくする必要はないのだ――。
ソフィの狙いが上手く嵌れば、ある程度力を失った肩口からの斜め切りを体勢を崩しているソフィでも空いている右手で受けきれる筈である。
そう、ソフィが考えた瞬間であった。
――『流動頸尾』。
ソフィの手刀でシゲンの脇腹を押している感覚が消えたかと思えば、先程のようにまたもやシゲンの脇腹を押す感覚が掻き消えてしまい、狙い通りにバランスを狂わせた筈がソフィの目に映るシゲンは、斬りかかって来た当初の正確な動きのまま、ソフィの肩口を思いきり斬り裂き始めていく。
肩口から胸元まで一直線に斬られた事で皮膚が焼けるような痛みが伴い始めたが、ソフィはそのまま何もせずに切断されてしまう事を許さず、咄嗟に受けようと狙っていた右手で『紅刀』を用いて最短距離でシゲンの心臓目掛けて突き入れようとする――。
――これはまさに生存本能によるソフィの一撃だった。
咄嗟であった為に、ソフィもやろうと思って右腕を出したわけではなかったが、結果的にソフィが反撃を行う事となった――が。
そのソフィの突きの一撃が、シゲンの心臓を突き破る事はなかった。
――『華動椎頭』。
何と唐突に、ソフィの『オーラ』で包まれた『紅刀』を腕ごと、断面図が見える程綺麗にプッツリと切断されたのであった。
守る術がなくなったソフィにシゲンは、仕切り直しとばかりに今度は、左下から右上を斬り上げようと逆袈裟斬りを行い始めた。
あまりの速度の連続性の攻撃に、近くで見ている者が『イツキ』でなければ、今のシゲンとソフィのやり取りの中で何が行われたのか、全く知る事が叶わなかっただろう。
しかしイツキは何が起きているかを理解出来ており、すでに身を守る右腕も切断されてしまい、身体を守る事が出来ないソフィは、シゲンの手によって身体を真っ二つにされるだろうとこの先を予想した。
――だが。
切断されてコンマ数秒でソフィの右腕が緑色の光に包まれ始めたかと思えば、切断された筈の手が完璧に元通りになり、邪悪と呼べる程の笑みを浮かべたソフィは、下から掬い上げるかの如く振り上げるシゲンの刀を何とその右手で掴んで止めるのだった。
――そのシゲンの刀を掴んだソフィの右腕は、癒す為の『救済』の光ではなく、全く異なった『金色の光』に包まれていた。
ソフィがシゲンの刀を止めた事で今回のシゲンの挑戦は終わりを告げたかと思えたが、再びソフィの右手からシゲンの刀の感覚が消え失せると同時、目の前に居るというのにソフィはシゲンの気配が気薄になるような違和感を覚えた。
――『流動頸尾』。
そしてまた追撃の構えを取り始めたシゲンは、三度ソフィに攻撃を繰り出し始めた――が。
先程までとは全く異なる形相を浮かべたソフィは、恐るべき速度で動き始めたシゲンよりも尚速く、先程シゲンの刀を掴んでいた右腕で勢いよくシゲンの首を掴み上げると、そのままシゲンの身体が宙に浮く程の力で無理やり首ごと身体を持ち上げたかと思えば、ソフィはそのまま力いっぱい地面に向けて、シゲンの身体を叩きつけるのだった。
戦力値『10兆』を優に超えているソフィが、シゲンを全力で地面に叩きつけた事で、掘削機を用いたかのように大きく地面を削り掘り進みながら、出来た大穴に呑み込まれるように姿を消してしまうのだった。
慌ててイツキは大穴を覗き込もうと身を乗り出した。
そして『魔神』も『結界』に『魔力』を注いで、これ以上の被害を出さないように尽力し始めるのだった。
その厳かな空気が流れ始めた中で、シゲンは基本となる中段の構えから、何かを掲げるかのように刀を上げ始める。
(袈裟斬り……か? あの距離から振り下ろそうというのであれば、初撃は風圧の類を利用するのかもしれぬな)
これまで近接戦闘のあらゆる型や戦術を見てきたソフィには、いくらシゲンの実力が凄まじいものであっても、その得物が刀である以上は、色々と予測立てる事が可能である。
そして経験があるという事は、予測に基づいた対策と行動を取る事が可能だという事を示すものであり、魔法使いである筈のソフィだが、一角の剣士のように止められる刀の技術力を秘めているのだった。
ソフィはこの後に直ぐにシゲンが攻撃を放つと踏んで、彼もまた『紅』を腕に纏わせながら『刀』のようなものを作り、その『紅』のオーラの上から『青』のオーラで形成付与を行い強化する。
大魔王ソフィの本職は『魔法使い』ではあるが、すでにこの『紅刀』を用いた『剣士』としての腕前も並外れている。
腕に纏わせたオーラの『刀』でシゲンの放つ一刀を受けきろうと考えたソフィが、腕を横にしようと動かした瞬間だった――。
シゲンの目が殺気を放つと同時、二歩分程の足を大きく踏み出しながら、ソフィが予測した通りに刀を斜めに振り下ろしてくるのだった。
(やはり袈裟斬りだったかっ!)
ソフィの左肩を目掛けて思いきり振り下ろしてくるシゲンの刀に合わせて、真っ向から受け止めようとソフィはオーラを用いた『紅刀』で構えた――が、いつまで経っても左腕に斬撃に合わせた筈の衝撃が来なかった。
ソフィはコンマ数秒の時間の消費と引き換えに、ミスズの剣技の一つを思い出す事に成功する。
(我の腕での防御を上手く素通りさせる技法が、シゲン殿の本当の狙いだったのか?)
しかしソフィはミスズの剣技を一度見ていた事で、どういったカラクリかまでは分からずとも、その効果の程を理解して直ぐに左脚をシゲンの身体より更に外側へと出しながら、思いきり地面を蹴って強引に身体を右へと流してシゲンの狙いである肩口からの袈裟斬りを行った刀の切先を視線に捉えようとする。
この状況からでも大魔王ソフィであれば、如何様にも回避を行う事が可能である。
左脚を軸に身体の向きを強引に変えたソフィは、再びシゲンと対面の形になるが、そのまま相手の袈裟斬りの為に振り下ろしてきている刀を流す為に後ろへ回避を行うのではなく、逆にオーラで纏った『刀』を消失させながらソフィは頭を下げ込みながら前へと前進して、オーラを消したまま左手で手刀を作ると、上手くシゲンの右脇を突き上げながら押し上げて、そのままシゲンの身体のバランスを狂わせて、刀への力の入れ具合を百から少しでも下げようと試みようとするのだった。
――ただそれだけで今の戦力値が10兆を超えているソフィには、致命傷を避ける事が可能となるからである。
この勝負は王琳の時のように互いに殺し合うような戦いではなく、如何にシゲンの攻撃による挑戦を防げるかに重きをおく戦いである。
相手を殺して動けなくする必要はないのだ――。
ソフィの狙いが上手く嵌れば、ある程度力を失った肩口からの斜め切りを体勢を崩しているソフィでも空いている右手で受けきれる筈である。
そう、ソフィが考えた瞬間であった。
――『流動頸尾』。
ソフィの手刀でシゲンの脇腹を押している感覚が消えたかと思えば、先程のようにまたもやシゲンの脇腹を押す感覚が掻き消えてしまい、狙い通りにバランスを狂わせた筈がソフィの目に映るシゲンは、斬りかかって来た当初の正確な動きのまま、ソフィの肩口を思いきり斬り裂き始めていく。
肩口から胸元まで一直線に斬られた事で皮膚が焼けるような痛みが伴い始めたが、ソフィはそのまま何もせずに切断されてしまう事を許さず、咄嗟に受けようと狙っていた右手で『紅刀』を用いて最短距離でシゲンの心臓目掛けて突き入れようとする――。
――これはまさに生存本能によるソフィの一撃だった。
咄嗟であった為に、ソフィもやろうと思って右腕を出したわけではなかったが、結果的にソフィが反撃を行う事となった――が。
そのソフィの突きの一撃が、シゲンの心臓を突き破る事はなかった。
――『華動椎頭』。
何と唐突に、ソフィの『オーラ』で包まれた『紅刀』を腕ごと、断面図が見える程綺麗にプッツリと切断されたのであった。
守る術がなくなったソフィにシゲンは、仕切り直しとばかりに今度は、左下から右上を斬り上げようと逆袈裟斬りを行い始めた。
あまりの速度の連続性の攻撃に、近くで見ている者が『イツキ』でなければ、今のシゲンとソフィのやり取りの中で何が行われたのか、全く知る事が叶わなかっただろう。
しかしイツキは何が起きているかを理解出来ており、すでに身を守る右腕も切断されてしまい、身体を守る事が出来ないソフィは、シゲンの手によって身体を真っ二つにされるだろうとこの先を予想した。
――だが。
切断されてコンマ数秒でソフィの右腕が緑色の光に包まれ始めたかと思えば、切断された筈の手が完璧に元通りになり、邪悪と呼べる程の笑みを浮かべたソフィは、下から掬い上げるかの如く振り上げるシゲンの刀を何とその右手で掴んで止めるのだった。
――そのシゲンの刀を掴んだソフィの右腕は、癒す為の『救済』の光ではなく、全く異なった『金色の光』に包まれていた。
ソフィがシゲンの刀を止めた事で今回のシゲンの挑戦は終わりを告げたかと思えたが、再びソフィの右手からシゲンの刀の感覚が消え失せると同時、目の前に居るというのにソフィはシゲンの気配が気薄になるような違和感を覚えた。
――『流動頸尾』。
そしてまた追撃の構えを取り始めたシゲンは、三度ソフィに攻撃を繰り出し始めた――が。
先程までとは全く異なる形相を浮かべたソフィは、恐るべき速度で動き始めたシゲンよりも尚速く、先程シゲンの刀を掴んでいた右腕で勢いよくシゲンの首を掴み上げると、そのままシゲンの身体が宙に浮く程の力で無理やり首ごと身体を持ち上げたかと思えば、ソフィはそのまま力いっぱい地面に向けて、シゲンの身体を叩きつけるのだった。
戦力値『10兆』を優に超えているソフィが、シゲンを全力で地面に叩きつけた事で、掘削機を用いたかのように大きく地面を削り掘り進みながら、出来た大穴に呑み込まれるように姿を消してしまうのだった。
慌ててイツキは大穴を覗き込もうと身を乗り出した。
そして『魔神』も『結界』に『魔力』を注いで、これ以上の被害を出さないように尽力し始めるのだった。
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