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第1話 嘘から本気にさせられちゃった恋のおはなし。
1−19 *
「動かすが……大丈夫か?」
ラルフが囁くように聞いてきて、わたしはこくこくと頷く。
その反応を見ながら彼が腰を動かすと、なんだか、ローションのせいかな? ぽかぽかしてるとこが、もっと熱くなるような感覚がして。
「ぁ……、ら、ラルフ……」
「ん?」
「すご……なんか、すご……っ」
奥にごちごちぶつけられると、なんだかお腹の奥がきゅんきゅん疼く。
円を描くようにしばらく揺すられてから、彼はゆっくりと、腰を前後に振りはじめて――。
彼の太いモノがわたしのなかを擦るような感覚に、体がびくびくと跳ねそうになる。
「っ、っ、っ、っ……!」
「これがいいのか……?」
「ぁっ、まっ……」
「そーか」
にやあ、と彼はゆっくりとモノを引き抜いていく。かと思うと、ギリギリで動きを止めてから、今度は一気にモノを奥まで押し込んで。
「あっ!」
長いストロークでなかを擦られるのも、それがドンって奥に当たるのも全部気持ちよくて、わたしは仰け反った。
「オマエのなか、めちゃくちゃ締めつけてくる」
「すご、くて……」
どんっ、ともう一度突かれ、体が震えた。
「イイみてーだな……?」
味をしめたのか、彼はそうやって腰を前後に大きく振りはじめる。
わたしはひゃあ、とか、ふぁ、とか……意味をなさない言葉しかいえなくて、わけもわからないまま必死でしがみついてる。
でも、そのうち、たくさんの刺激の中から気持ちいい感覚をひろいはじめて、そしたら、もっと、っておねだりしたくなる。
ラルフは昔からずっと、いじわるだったけど。でも。
「も……っと……」
「!」
「もっと、き、て……?」
いまだったら、甘やかしてくれるような気がして。
「ラルフが、もっと……ぁ……」
「くっ……」
「ほしい……よぉ……っ……」
口づけをねだるように唇をとがらせると、彼は一度そっぽむいて、かわいすぎるだろ、と言葉をもらしてて。
ねっとりとしたキスで舌を絡めあいながら、彼は強く腰を振る。
いつの間にかわたしのなかは、彼のモノをすっかりと受け入れていて、彼を離すまいときゅんきゅんと締めつけて。
「すげ……きもち……ィ」
「ほんと……?」
「オマエんなか、ヤベエ……」
「うれし……い……」
彼が気持ちよくなってくれていることも嬉しくて、わたしの体は幸せで、上りつめてく。
わたしだけじゃなくて、ラルフも余裕なくなってきちゃったのかな。
気がつけば、必死に腰を振ってて。それが、めちゃくちゃ気持ちよくて。
激しくて。
……たぶん。これ。全然初心者用じゃない。
唇も、耳も、胸も、おへそも、そして繋がった場所も。全部全部、いっぱい触られて、擦られて、高められて、わけがわかんなくなる。
なんかこのまま溶けちゃいそうで。でも、彼が気持ちよさそうなの見てると、幸せだなって。うれしいなって、思う。
小さい頃からずっと隣にいて、いるのが当たり前すぎて気がつかなかったけど。
ほんとに、彼はずっと、わたしのこと好きでいてくれたんだっていうなら。
わたしも、その気持ちに応えたいなって。
おもう。
わけで。
「ラルフ……ラルフ……」
手を伸ばして、触れて、笑って。
彼の頭を抱えて、もう世界がちかちか、トびそうになってて。
「わたし……なんか、もうっ」
「ん。イけ。オレも、そろそろ――」
「ぅ……ん! あっ、ラルフっ、らるふっ」
ちかちか。
ちかちか。
はじける。
「くっ、イク…………っ!」
びゅくって、体の奥底に、彼の精が吐き出される。
どくっどくってそれは強く脈打ってて。あ、彼のがなかにあるんだなーって、ぼんやり思う。
わたしの視界はまだちかちか、ちかちか、なんかまばらで。でも、幸せで、笑う。
「リリー、かわいい」
「?」
「オマエ、エッチのとき、スゲエ素直なんだな……?」
「ぅ……?」
そうかな。
そうかも。
もうとろとろとした心地よさのなかで、意味も頭に入ってこないからパチパチと瞬いて。
「きす……」
欲だけがでる。
「くっ……!」
彼はぐしゃって顔を強ばらせてから、何が面白いのか笑って。
「リョーカイ。オレの、かわいいリリー?」
「ん…………もっと、しよ?」
「くくくっ――オマエ、ほんと、素直だな」
なんて鼻頭つままれるけど、ただ、わかっただけだよ?
アナタに甘えていいんだって。
アナタはちゃんと受け止めてくれるからって。
それがわかったから、好きに甘えてるだけ。
たぶん。
きっと。
そういうことなんじゃないかなと思う。
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