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第一章
13
「……いい具合に解れてきました。クゥ、準備はいいですか?」
ドウザキが指を引き抜くと、クチュンと濡れた音が響きました。
クインテスの開かれた足はガクガクと震え、瞳はこれからの行為を期待するようにウルウルとドウザキを見つめていました。
「……ん……さくらぁ……おねがい……俺もオトナになりたい」
「っ……そのオネダリは相手を悦ばせられますが……今回限りのオネダリですね」
「うん……サクラが初めてで良かった……。俺を……俺を、めちゃくちゃに……して……」
(ってコレもBL界で良く聞くセリフぅぅう!!!)
自分で言っておきながら、恥ずかしくなり、両手で顔を覆いました。
しかし、その直後。
ドウザキは羽織っていたシャツをバサリと勢いよく脱ぎ捨てました。そして露わになったドウザキのドウザキ。クインテスは目を見張りました。
(狂気!!!違う!!!凶器!!!まぁどっちでもいいっ!!!)
猛々しく反り返ったドウザキのドウザキは、身体の割にはヤンチャな姿をしていたのです。
「……ぴ……ぴぇ……、サクラ……それ、ちょっと一回タイム。休憩しよ……俺……初めて……だからココら辺で……」
「休憩?全てが終わったらいくらでもしましょう。……今は、褥教育の時間じゃないですか……」
「ひぃぃぃっ! ごめんなさい、めちゃくちゃにしてとか言ってごめんなさいぃぃあぁああん!!きもちいいい!!!!」
クインテスの悲鳴にも似た喘ぎ声が響きます。
そう、これから彼の「ピクとかシブとかアルパカ警察で100万回見たし読んだ」を超越した、本当の意味での「褥教育」が始まるのでした。
◆◆◆◆◆
「んぁぁぁん♡♡ 待って!♡♡待ってサクラ! その……お前のエクスカリバーは無理! 鞘が! 俺の鞘が壊れちゃうぅぅ!!」
クインテスはドウザキのドウザキがあまりにもアレだったので、前世の記憶で良く見た読んだ単語を交えながら涙目で必死に後ずさろうとしました。
(マジでエクスカリバー!!!)
しかし、両足首を掴んでいるドウザキの腕は、まるで万力鎖で縛り上げるような強固さでそれを許しませんでした。
「また良く分からない事を言って……慌てっぷりは可愛らしいですけど……もう少し、しおらしくしていてください」
ドウザキの瞳は、もはや獲物を追い詰める肉食獣のそれでした。
彼はクインテスの震える膝の内側に、優しく、しかし有無を言わせぬ強引さでキスを落とすと、ついにドウザキの先端を、オイルでテラテラと光った窄まりへと押し当てました。
「クゥ、力を抜いて。息を吐いて。……そう、上手です」
「ふぅ……ふぅ……あ……ぁ……」
クインテスが覚悟を決めて息を吐き出した瞬間。
ヌ……ズ……ズズ……ッ。
「ひぐっ!?!?!?」
声にならない悲鳴がクインテスの喉を駆け抜けました。
内側からミシミシと押し広げられ、異物がじわじわと侵食してくる、未知の感覚が全身を支配します。
(入っ……てくるぅぅぅ……入るのぉぉ??全部入るのぉぉ??サクラのソレ……入るのぉぉ??)
「……っ、クゥ……狭い……」
ドウザキの額にも、汗が浮かんでいます。
彼は一度動きを止め、更に奥へと進めるように優しく腰を撫で、何度も唇を重ねました。
「サクラ……なんか、熱い……あついよぉぉ」
「えぇ、えぇ、俺も熱いです。クゥの中、とても熱い……」
「サクラぁ……サクラぁ……きもちい?サクラぁ……」
「うん……うん……熱くて……きつくて……きもちいい」
「よかったぁ……♡」
ニヘラ……とクインテスが笑うと、良い感じに力が抜けました。
そしてその隙を狙う様に、ドチュンっとドウザキは奥に腰を進めました。
「んにゃぁぁぁぁんん♡♡♡」
その瞬間、クインテスの脳内で何かが弾けました。
ドウザキのドウザキが、先ほど指で散々弄りまくった良い所を、力強く踏み抜いたのです。
「あ……ぁ、ぁああ! にゃ…………にゃにこれぇぇぇ……も、もう、ダメ、俺、死ぬっ!!死んじゃう……!!」
「死なせません。……ここからが、本番ですよ」
ドウザキの腰が動き始めました。
一度引き抜かれ、また深く、さらに奥深くへ⋯⋯
突かれる度に、クインテスの意識は「前世で見た読んだ」では無く「抱かれる自分」へと強制的に書き換えられていきます。
(もう……ピクとかシブとか……アルパカ警察とか……どうでもいい……)
クインテスの頭から前世の記憶がポロポロとこぼれ落ちていきました。
今感じているのは自分を貫くドウザキの体温であり、触れ合う肌に、情熱的で少しだけ余裕を無くしているドウザキの吐息。
「クゥ……俺の名前を呼んで……」
「さくら……サクラぁぁ…… ああぁ♡♡そっそこぉ……♡ もっと……もっとおぉ♡♡」
クインテスはドウザキの首に腕を回し、自分からその快楽を求めるように腰を揺らし始めました。
「……クゥ……クゥ……俺のクゥ……かわいいクゥ……」
ドウザキの激しいピストンの衝撃に、クインテスは意識を飛ばして乱れました。褥教育とは名ばかりで、ただただ行為の熱に溺れていく2人なのでした。
◆◆◆◆◆
そして朝チュンです。
チュンとか言ってますが、しっかりとアレソレした後の朝です。
「しゅ⋯⋯しゅごい⋯⋯」
「どうでしたか?俺の教育?」
「べ⋯⋯勉強になりましたぁぁぁ♡♡」
クインテスは、結局朝方まで鳴かされました。
ありとあらゆる所から、ありとあらゆる体液を搾り取られ、全身カラッカラです。
「色は、あらゆる場面で役立ちます。これを使いこなせれば、欲しい情報を得られますし、相手を意のままに操る事だって可能です」
「は⋯⋯はぃ~~」
「俺と、これからも一緒に居てくれますよね?」
「は⋯⋯はぃ~~」
「って感じに⋯⋯ですかね」
ドウザキはニヤリと笑ってクインテスの乳首をキュムっと抓りました。
「あぁっん♡♡」
すっかり敏感に仕上がった身体への刺激に、クインテスは堪らず喘ぎました。
(もう俺……ドウザキと結婚しゅるぅ~~♡♡)
「サクラぁ~♡♡」
パッカーンと足を開いてドウザキを誘います。
「いいこ……」
勿論、ドウザキもその誘いに応えます。
朝方まで散々喘がされたと言うのに……とお思いかと思いますが、これでもSランク冒険者のクインテスです。
体力気力もSランク。
そして性欲を持て余す15歳。
いくらでもおかわりができてしまうのです。
甲斐性を見せてドウザキを囲うつもりでいたクインテスでしたが、囲われたのはクインテスなのでした。
第一章 おしまい
----------------
ここまでお読み頂きありがとうございました。
次からはドコカノ王国を目指す冒険編になります。
進捗3割ほど。
完結の目処が付きましたら、連載いたしますので、引き続き2人をよろしくお願いします。
ドウザキが指を引き抜くと、クチュンと濡れた音が響きました。
クインテスの開かれた足はガクガクと震え、瞳はこれからの行為を期待するようにウルウルとドウザキを見つめていました。
「……ん……さくらぁ……おねがい……俺もオトナになりたい」
「っ……そのオネダリは相手を悦ばせられますが……今回限りのオネダリですね」
「うん……サクラが初めてで良かった……。俺を……俺を、めちゃくちゃに……して……」
(ってコレもBL界で良く聞くセリフぅぅう!!!)
自分で言っておきながら、恥ずかしくなり、両手で顔を覆いました。
しかし、その直後。
ドウザキは羽織っていたシャツをバサリと勢いよく脱ぎ捨てました。そして露わになったドウザキのドウザキ。クインテスは目を見張りました。
(狂気!!!違う!!!凶器!!!まぁどっちでもいいっ!!!)
猛々しく反り返ったドウザキのドウザキは、身体の割にはヤンチャな姿をしていたのです。
「……ぴ……ぴぇ……、サクラ……それ、ちょっと一回タイム。休憩しよ……俺……初めて……だからココら辺で……」
「休憩?全てが終わったらいくらでもしましょう。……今は、褥教育の時間じゃないですか……」
「ひぃぃぃっ! ごめんなさい、めちゃくちゃにしてとか言ってごめんなさいぃぃあぁああん!!きもちいいい!!!!」
クインテスの悲鳴にも似た喘ぎ声が響きます。
そう、これから彼の「ピクとかシブとかアルパカ警察で100万回見たし読んだ」を超越した、本当の意味での「褥教育」が始まるのでした。
◆◆◆◆◆
「んぁぁぁん♡♡ 待って!♡♡待ってサクラ! その……お前のエクスカリバーは無理! 鞘が! 俺の鞘が壊れちゃうぅぅ!!」
クインテスはドウザキのドウザキがあまりにもアレだったので、前世の記憶で良く見た読んだ単語を交えながら涙目で必死に後ずさろうとしました。
(マジでエクスカリバー!!!)
しかし、両足首を掴んでいるドウザキの腕は、まるで万力鎖で縛り上げるような強固さでそれを許しませんでした。
「また良く分からない事を言って……慌てっぷりは可愛らしいですけど……もう少し、しおらしくしていてください」
ドウザキの瞳は、もはや獲物を追い詰める肉食獣のそれでした。
彼はクインテスの震える膝の内側に、優しく、しかし有無を言わせぬ強引さでキスを落とすと、ついにドウザキの先端を、オイルでテラテラと光った窄まりへと押し当てました。
「クゥ、力を抜いて。息を吐いて。……そう、上手です」
「ふぅ……ふぅ……あ……ぁ……」
クインテスが覚悟を決めて息を吐き出した瞬間。
ヌ……ズ……ズズ……ッ。
「ひぐっ!?!?!?」
声にならない悲鳴がクインテスの喉を駆け抜けました。
内側からミシミシと押し広げられ、異物がじわじわと侵食してくる、未知の感覚が全身を支配します。
(入っ……てくるぅぅぅ……入るのぉぉ??全部入るのぉぉ??サクラのソレ……入るのぉぉ??)
「……っ、クゥ……狭い……」
ドウザキの額にも、汗が浮かんでいます。
彼は一度動きを止め、更に奥へと進めるように優しく腰を撫で、何度も唇を重ねました。
「サクラ……なんか、熱い……あついよぉぉ」
「えぇ、えぇ、俺も熱いです。クゥの中、とても熱い……」
「サクラぁ……サクラぁ……きもちい?サクラぁ……」
「うん……うん……熱くて……きつくて……きもちいい」
「よかったぁ……♡」
ニヘラ……とクインテスが笑うと、良い感じに力が抜けました。
そしてその隙を狙う様に、ドチュンっとドウザキは奥に腰を進めました。
「んにゃぁぁぁぁんん♡♡♡」
その瞬間、クインテスの脳内で何かが弾けました。
ドウザキのドウザキが、先ほど指で散々弄りまくった良い所を、力強く踏み抜いたのです。
「あ……ぁ、ぁああ! にゃ…………にゃにこれぇぇぇ……も、もう、ダメ、俺、死ぬっ!!死んじゃう……!!」
「死なせません。……ここからが、本番ですよ」
ドウザキの腰が動き始めました。
一度引き抜かれ、また深く、さらに奥深くへ⋯⋯
突かれる度に、クインテスの意識は「前世で見た読んだ」では無く「抱かれる自分」へと強制的に書き換えられていきます。
(もう……ピクとかシブとか……アルパカ警察とか……どうでもいい……)
クインテスの頭から前世の記憶がポロポロとこぼれ落ちていきました。
今感じているのは自分を貫くドウザキの体温であり、触れ合う肌に、情熱的で少しだけ余裕を無くしているドウザキの吐息。
「クゥ……俺の名前を呼んで……」
「さくら……サクラぁぁ…… ああぁ♡♡そっそこぉ……♡ もっと……もっとおぉ♡♡」
クインテスはドウザキの首に腕を回し、自分からその快楽を求めるように腰を揺らし始めました。
「……クゥ……クゥ……俺のクゥ……かわいいクゥ……」
ドウザキの激しいピストンの衝撃に、クインテスは意識を飛ばして乱れました。褥教育とは名ばかりで、ただただ行為の熱に溺れていく2人なのでした。
◆◆◆◆◆
そして朝チュンです。
チュンとか言ってますが、しっかりとアレソレした後の朝です。
「しゅ⋯⋯しゅごい⋯⋯」
「どうでしたか?俺の教育?」
「べ⋯⋯勉強になりましたぁぁぁ♡♡」
クインテスは、結局朝方まで鳴かされました。
ありとあらゆる所から、ありとあらゆる体液を搾り取られ、全身カラッカラです。
「色は、あらゆる場面で役立ちます。これを使いこなせれば、欲しい情報を得られますし、相手を意のままに操る事だって可能です」
「は⋯⋯はぃ~~」
「俺と、これからも一緒に居てくれますよね?」
「は⋯⋯はぃ~~」
「って感じに⋯⋯ですかね」
ドウザキはニヤリと笑ってクインテスの乳首をキュムっと抓りました。
「あぁっん♡♡」
すっかり敏感に仕上がった身体への刺激に、クインテスは堪らず喘ぎました。
(もう俺……ドウザキと結婚しゅるぅ~~♡♡)
「サクラぁ~♡♡」
パッカーンと足を開いてドウザキを誘います。
「いいこ……」
勿論、ドウザキもその誘いに応えます。
朝方まで散々喘がされたと言うのに……とお思いかと思いますが、これでもSランク冒険者のクインテスです。
体力気力もSランク。
そして性欲を持て余す15歳。
いくらでもおかわりができてしまうのです。
甲斐性を見せてドウザキを囲うつもりでいたクインテスでしたが、囲われたのはクインテスなのでした。
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