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第二章:本編
28-カナタキリ は、再び会話する
弟が、サガリ君にケチョンケチョンに言われて、逆ギレからの一方的に電話を電話を切られた次の日の夜、妹から電話がかかってきた。
えぇ~……嘘でしょ?昨日の今日なのに?
「救いようの無いアホか、強靭なメンタルの持ち主か、あとは弟が何も話してないか、まぁどっちにしろ、出たくねぇな」
着信音が鳴ってる僕のスマホを眺めてる。
ちなみに、僕のスマホの着信音はラキちゃんの曲が流れるように設定している。
とてもテンションの上がる着信音なのに、その先を考えると気持ちが重くなっちゃって、感情が迷子だ。
「うぅ~……なんか、気が進まないなぁ~」
なんて言っても、無視するのも逆に面倒くさい事になりそうだから、弟の時と同じ設定で電話に出る。
「もしもし」
『やっと出た。ほんと鈍臭いよね。ねぇ、お兄ちゃんアイツに何言ったの?すっごい荒れて面倒くさいんだけど?』
アイツって言うのは弟の事だろう。
と、言う事は、弟は妹に何も話して無いのかな。
「仕事を紹介して欲しいって言われたよ。でも、僕が紹介出来る仕事は無かったから断っただけ」
英会話のスキルが足りなかったとかは言わない方が良いよね。
電話の向こうでは、妹がゲラゲラ笑ってる。
『マジウケる!!お兄ちゃんに仕事の口利きして貰うとか終わってるわー!』
うーん?この様子だと弟妹の仲も良いって感じでは無いのかな?僕が実家に居た頃は良く2人揃って色々と僕に言ってきたりしてたのに。
「それで、そっちの用事は何?」
誰かを貶さないと気が済まないのか、あまり聞きたくない内容ばかり話す妹との会話を終わらせたくて、用事を聞いた。
『あ、そうそう。前にお兄ちゃんがこっち来た時、イケメン居たでしょ?彼誘って合コンしない?お兄ちゃんだって彼女欲しいでしょ?こっちは私が用意するから、そっちのセッティングやっといて』
…………僕は言葉が出て来なかった。
サガリ君の顔を見ると、変なモノを食べた時みたいな顔してる。
そして、昨日みたいに両手で大きくバッテンを作っている。
「そ……そう言うのは、出来ないかな……?」
僕もサガリ君に向かって大きくバッテンを作って、2人でウンウンと頷いている。
「はぁ?だったらお兄ちゃんは来なくていいよ。あのイケメンとその友達何人か用意してよ」
「いや、だからそれが無理なんだって。サガリ君は付き合ってる人居るの」
僕、とは言わないけど。
妹の強引な話し方に少しイラっとしてしまった。
普段は聞き流せるのに。
サガリ君を取られる……って思っちゃったからかな。
『はぁ?彼女持ちだって合コンくらい来るでしょ?何言ってんの?取り敢えず彼に聞いてみてよ』
会話についていけない……。
サガリ君も怖い顔してるし……。
「無理だって」
相変わらずサガリ君が手をバッテンにしてるから、妹に返事をした。
『だから聞けって言ってんの!』
妹の口調が強くなった。
これはいつもの事。
妹は自分の思い通りにならないとすぐ怒るんだ。
今の返事がサガリ君の答えだった事に気付いてない妹は、僕が一方的に断ってるのだと思い込んでいる。
……僕も上手に伝えられなかったのも悪いんだけどね。でも乱暴な口調は止めて欲しいんだけどなぁ……サガリ君も聞いてるのに。
あ、これは言ってないから妹には分からないよね。
サガリ君は、昨日みたいに自分のスマホのメモ帳に素早く文字を打って僕に見せてくれた。
なるほど、コレを言うんだね。
えぇ~……嘘でしょ?昨日の今日なのに?
「救いようの無いアホか、強靭なメンタルの持ち主か、あとは弟が何も話してないか、まぁどっちにしろ、出たくねぇな」
着信音が鳴ってる僕のスマホを眺めてる。
ちなみに、僕のスマホの着信音はラキちゃんの曲が流れるように設定している。
とてもテンションの上がる着信音なのに、その先を考えると気持ちが重くなっちゃって、感情が迷子だ。
「うぅ~……なんか、気が進まないなぁ~」
なんて言っても、無視するのも逆に面倒くさい事になりそうだから、弟の時と同じ設定で電話に出る。
「もしもし」
『やっと出た。ほんと鈍臭いよね。ねぇ、お兄ちゃんアイツに何言ったの?すっごい荒れて面倒くさいんだけど?』
アイツって言うのは弟の事だろう。
と、言う事は、弟は妹に何も話して無いのかな。
「仕事を紹介して欲しいって言われたよ。でも、僕が紹介出来る仕事は無かったから断っただけ」
英会話のスキルが足りなかったとかは言わない方が良いよね。
電話の向こうでは、妹がゲラゲラ笑ってる。
『マジウケる!!お兄ちゃんに仕事の口利きして貰うとか終わってるわー!』
うーん?この様子だと弟妹の仲も良いって感じでは無いのかな?僕が実家に居た頃は良く2人揃って色々と僕に言ってきたりしてたのに。
「それで、そっちの用事は何?」
誰かを貶さないと気が済まないのか、あまり聞きたくない内容ばかり話す妹との会話を終わらせたくて、用事を聞いた。
『あ、そうそう。前にお兄ちゃんがこっち来た時、イケメン居たでしょ?彼誘って合コンしない?お兄ちゃんだって彼女欲しいでしょ?こっちは私が用意するから、そっちのセッティングやっといて』
…………僕は言葉が出て来なかった。
サガリ君の顔を見ると、変なモノを食べた時みたいな顔してる。
そして、昨日みたいに両手で大きくバッテンを作っている。
「そ……そう言うのは、出来ないかな……?」
僕もサガリ君に向かって大きくバッテンを作って、2人でウンウンと頷いている。
「はぁ?だったらお兄ちゃんは来なくていいよ。あのイケメンとその友達何人か用意してよ」
「いや、だからそれが無理なんだって。サガリ君は付き合ってる人居るの」
僕、とは言わないけど。
妹の強引な話し方に少しイラっとしてしまった。
普段は聞き流せるのに。
サガリ君を取られる……って思っちゃったからかな。
『はぁ?彼女持ちだって合コンくらい来るでしょ?何言ってんの?取り敢えず彼に聞いてみてよ』
会話についていけない……。
サガリ君も怖い顔してるし……。
「無理だって」
相変わらずサガリ君が手をバッテンにしてるから、妹に返事をした。
『だから聞けって言ってんの!』
妹の口調が強くなった。
これはいつもの事。
妹は自分の思い通りにならないとすぐ怒るんだ。
今の返事がサガリ君の答えだった事に気付いてない妹は、僕が一方的に断ってるのだと思い込んでいる。
……僕も上手に伝えられなかったのも悪いんだけどね。でも乱暴な口調は止めて欲しいんだけどなぁ……サガリ君も聞いてるのに。
あ、これは言ってないから妹には分からないよね。
サガリ君は、昨日みたいに自分のスマホのメモ帳に素早く文字を打って僕に見せてくれた。
なるほど、コレを言うんだね。
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