ユメセカイ

クライン・トレイン

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少女とユメセカイ

15話 サイキックとの行方

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議長
「あぁ怠かったですな マナブ君が行ってから批判はなくなったものの
議員がねー
はぁ」


ビルで
議長が自販機でコーヒーを飲みながら窓の景色を眺める

そこには空中バイクに乗ったマナブの姿
そしてそこには最上級指名手配のサイキック


議長
「ぶっ!?」


議長はコーヒーを吹く


景色の向こうの空中バイクに乗ったマナブは
ヘルトンネル空間のあった場所へ向かう


マナブ
「あった!」


ヘルトンネル空間が開いていたままだった
すぐさまにマナブは空中バイクでユメセカイへ戻った




~ユメセカイ~


ヨキナ
「わお 連れてきたの」


ヨキナと集団がその光景に驚いた
瞬間、サイキックを無数の柵で動きを封じる


サイキック
「こんな事しても無駄だぞ?(笑)
俺みたいな奴は他にいくらでもいるんだ
いずれ世紀末な世界がやってくるぞ」


ヨキナ
「そんな事させない為に統括者がいるってだけ」


ヨキナは自分の無力をフルに使い
サイキックの無力自体を上書きして消滅させる


ヨキナ
「さすがに今の無力の力でやばい力使った
世界が崩壊しかねない」


ユメセカイがぐらぐらと地震が起きている


マナブ
「すごい大地震みたいになってるけど大丈夫なの?」


ヨキナ
「大丈夫だよ だから後は任せたから」


ヨキナは笑顔でそう言って、マナブに触れる
瞬間、マナブにヨキナの無力が引き寄せられる
するとユメセカイの大地震はおさまった


マナブ
「いやーちょっとまってくれないか
これって俺が統括者になったって事だよね しかも許可なしに」


ヨキナ
「決まっていた事だけどね
これからはマナブが統括者だから
色々断罪頼むよ
リアルセカイからの異世界人だからそんなに使わなかったら崩壊しないから大丈夫問題ない」


マナブは統括者となった
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