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1話 生誕と開幕
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デザイアはいつもマスターの腕の中だ
花園咲き乱れる場所でマスターであるブルーは住んでいた
ブルーは命の咲き乱れる荒野を見てきた戦争軍人であった
しかし戦争軍人を辞めたのは
荒れ地で探し当てた一つの人形であった
「人形に命もある」
「俺はこんな荒れ狂いに加担していたのか」
一つ思う事があった
人間がいくら死んでもブルーは何とも思わなかった
ただ、動物の死骸などを見ている内に吐き気を催していた
命あるものは人間ではなく動物など目に見えない形で生きている者達
そして一つの心理を紐解いていた
「人形は生命体として有り得る
その回答を得られた私は人形師に逢った
そこで分かった 私が限りある命よりも永遠の命を持たれるその現に賛美を連ねている事に」
ブルーは人形師となった
傀儡化を図る者達だ
人形師によって、傀儡化された人形は命を得る
代償は自分達の妄想力等に連なる物事だ
命の貸し借りのようなものだ
だからその危険なやり取りだからこそ人形師はあまり存在しない
「今は魔法や能力や妖刀などに纏わるのに執着する者が後を絶たない
レア度が高ければ高いほど奴らは食いつく
恐ろしく野蛮で
恐ろしく盗賊的だ
だがそれでも君らは私が守るからね」
人形をこよなく愛していた
そこでまた生命体として宿る人形がいた
神秘的な色合いをしてから渦巻きを描いて声明を宿して人形SDから
そのままリアル等身になっていき少女のような格好をする
「あくまでこれはマスターの意向によるもの
私の妄想も兼ね備えているが
極めて煌びやかで素敵な音色ね」
「ふむ 今宵の人形も美しきかな
では、私の晩餐会を祝おうかな」
晩餐会に招待される
人形に名前をまだ記されていない
晩餐会の会場を開くと
そこは煌びやかな光の羅列
スポットライトを浴びるマスター
スポットライトの照明を当てるのは使役した人形だ
傀儡化されたその人形たちで自作自演的に作られた遊び場を
人形はマスターへと駆け寄る
「私の晩餐会は死を招く
何故なら私は軍人だからね」
マスターと人形は一緒に踊った
手を取り合って踊った
その中で人形達は銃撃を繰り広げていた
手持ちの銃を持って機敏に動く者や
上階にいる者は固定機関銃で撃ち続ける者がいた
なぜこのような恐怖に塗れた血肉にマスターが湧き立つのか分からなかった
しかしそれはその場所へと惨状するメイドによって分かった
「掃除屋です!そんじゃ死んでくださいね!マスターの意向ですので!」
扉を開いたメイドが
笑顔でそう言うと
掃除機によって脆弱な肉体となった損傷の激しい人形は掃除機に吸い取られた
小さな掃除機に対して大きな人形は渦を描くように吸い込まれていく
物理的な概念が、概念的な要素として吸い込まれていくようだ
「最後の晩餐会に君が出席してくれて良かったよ
私の愛するデザイア 君は私みたいに堕ちていく世界でなければいいね」
「掃除しますね!」
マスターであるブルーは人形に名前を託してこの世を去った
人形の銃撃の的になった事で一気に頭に何発か撃たれていた
サイボーグ化していないブルーの肉体は直ぐに意識を失う
デザイアは命を失うマスターに駆け寄り涙する
「いや、いやああああああ!」
「うるせぇよオタンコナス ほら、どけどけ掃除するのだから私は」
掃除屋のエトセトラはデザイアを蹴飛ばした
蹴飛ばされたデザイアは他の人形まで飛ばされて壁へと激突した
反動に遭う人形はそのまま銃弾を上空へと飛ばしてシャンデリアを壊していた
一部の光が失われて、一部が光る空間となった
「マスター
また私は人の命を掃除出来ましたね 褒めてくださいねマスター」
「許さない!絶対に!貸してよこれ!」
デザイアは一緒に激突した人形から銃を奪い取ると
エトセトラへと銃弾を放つ
「それならオウム返ししちゃいますね!逆転ホームランっと!」
エトセトラは掃除機の他に金属バットを持っていた
金属バットを振りかぶって銃弾を弾き返す
「私に直接銃弾がなだれ込んでくる
痛いよマスター
でもマスターの命はもっと痛かったんだ
私はめげないよマスター」
エトセトラによってオウム返しされた銃弾の餌食に遭っていたが
デザイアの覚悟力が身に纏いその銃弾がそのまま弾かれる
デザイアの身体は貫通せずに命を絶たれる事も無かった
「ほーどうやらマスター
あれがご乱心された魂の拠り所のようですよ
マスターが探し求めていたコアはあの中にあるようです
だったら私は生命力を使ってでも求めます」
エトセトラは自身の使命の目的であるコアを見つけた
それがデザイアのコアだった
デザイアの魂であるコアは特別なものだった
戦争軍人であったブルーは何故デザイアをこよなく愛していたか
それはデザイアがあの日拾った人形だからだ
戦争の目的も至って普通だった
「コアを探すのだ」
「特別な魂をだ」
ブルーは特別な日常を堪能した
それは軍備に守られた花園
つまり収容所みたいなものだった
全ては過密的な区域だった
デザイアはそれを今まで知らなかった
「至って普通の少女として送らせてもらった甘い子は
私のように至極過酷な日常舞台で踊った私に殺されるのです!
中々に楽しいひとときでしょう?
ねぇ、マスター」
エトセトラは掃除機で他の人形を吸い尽くす
そして吸い尽くしている余り物の残骸をそのまま金属バットでデザイアへと打つ
デザイアはその度に、テーブルを利用して壁替わりにしたり
戦闘経験のようにこなす
「うぃいいい…やっぱり正当なコアはやりづらいですね
だったら私も可能な限り力を付け加えさせていただきますから
覚悟いいですか?」
問答無用でエトセトラは金属バットで打つそれは重火器だった
そこから放たれたのは銃弾であった
銃弾は重火器にあるものを融合化した銃弾であり
デザイアへダメージを負わせていた
「これは…炎と手榴弾の融合化
私の足が焦がされる」
憔悴したが遅かった
既にエトセトラは地面に這いつくばっているデザイアを見下していた
そして金属バットの形を変え出した
金属バットはエトセトラにとって二重構造化を構築されていた
金属バットはそのままチェーンソーへと再構成されていた
「そんじゃ運悪くあの世へ堕ちてください
なぁに、マスターと一緒の道でしょうからきっと苦はないはずですよ!
一緒に仲良くね」
狂気の目でエトセトラはチェーンソーを振り上げて叩き落す
叩き落した地面が潰れる しかしそこには誰もいなかった
「あれ?虫がいなくなってますね 逃げられたのですか?
どうやって?あの子も二重構造化していたのでしょうか?
それとも多重構造化ですか?
ますますゲットするのが難しくなりますね
けどマスター
私達はいつでも一緒ですから何も怖くありませんよね?
ねぇマスター」
エトセトラは自分のお腹をなでるとそう言った
エトセトラのマスターは既に存在していない
蛻の殻である エトセトラは自分の身体に死にゆくマスターの精子を垂れ流した
そしてエトセトラには人工授精したそれが腹の子宮の中で蠢いている
「マスターはいつでも一緒ですから
私はマスターの為にも正統的なコアを入手してやるのです」
花園咲き乱れる場所でマスターであるブルーは住んでいた
ブルーは命の咲き乱れる荒野を見てきた戦争軍人であった
しかし戦争軍人を辞めたのは
荒れ地で探し当てた一つの人形であった
「人形に命もある」
「俺はこんな荒れ狂いに加担していたのか」
一つ思う事があった
人間がいくら死んでもブルーは何とも思わなかった
ただ、動物の死骸などを見ている内に吐き気を催していた
命あるものは人間ではなく動物など目に見えない形で生きている者達
そして一つの心理を紐解いていた
「人形は生命体として有り得る
その回答を得られた私は人形師に逢った
そこで分かった 私が限りある命よりも永遠の命を持たれるその現に賛美を連ねている事に」
ブルーは人形師となった
傀儡化を図る者達だ
人形師によって、傀儡化された人形は命を得る
代償は自分達の妄想力等に連なる物事だ
命の貸し借りのようなものだ
だからその危険なやり取りだからこそ人形師はあまり存在しない
「今は魔法や能力や妖刀などに纏わるのに執着する者が後を絶たない
レア度が高ければ高いほど奴らは食いつく
恐ろしく野蛮で
恐ろしく盗賊的だ
だがそれでも君らは私が守るからね」
人形をこよなく愛していた
そこでまた生命体として宿る人形がいた
神秘的な色合いをしてから渦巻きを描いて声明を宿して人形SDから
そのままリアル等身になっていき少女のような格好をする
「あくまでこれはマスターの意向によるもの
私の妄想も兼ね備えているが
極めて煌びやかで素敵な音色ね」
「ふむ 今宵の人形も美しきかな
では、私の晩餐会を祝おうかな」
晩餐会に招待される
人形に名前をまだ記されていない
晩餐会の会場を開くと
そこは煌びやかな光の羅列
スポットライトを浴びるマスター
スポットライトの照明を当てるのは使役した人形だ
傀儡化されたその人形たちで自作自演的に作られた遊び場を
人形はマスターへと駆け寄る
「私の晩餐会は死を招く
何故なら私は軍人だからね」
マスターと人形は一緒に踊った
手を取り合って踊った
その中で人形達は銃撃を繰り広げていた
手持ちの銃を持って機敏に動く者や
上階にいる者は固定機関銃で撃ち続ける者がいた
なぜこのような恐怖に塗れた血肉にマスターが湧き立つのか分からなかった
しかしそれはその場所へと惨状するメイドによって分かった
「掃除屋です!そんじゃ死んでくださいね!マスターの意向ですので!」
扉を開いたメイドが
笑顔でそう言うと
掃除機によって脆弱な肉体となった損傷の激しい人形は掃除機に吸い取られた
小さな掃除機に対して大きな人形は渦を描くように吸い込まれていく
物理的な概念が、概念的な要素として吸い込まれていくようだ
「最後の晩餐会に君が出席してくれて良かったよ
私の愛するデザイア 君は私みたいに堕ちていく世界でなければいいね」
「掃除しますね!」
マスターであるブルーは人形に名前を託してこの世を去った
人形の銃撃の的になった事で一気に頭に何発か撃たれていた
サイボーグ化していないブルーの肉体は直ぐに意識を失う
デザイアは命を失うマスターに駆け寄り涙する
「いや、いやああああああ!」
「うるせぇよオタンコナス ほら、どけどけ掃除するのだから私は」
掃除屋のエトセトラはデザイアを蹴飛ばした
蹴飛ばされたデザイアは他の人形まで飛ばされて壁へと激突した
反動に遭う人形はそのまま銃弾を上空へと飛ばしてシャンデリアを壊していた
一部の光が失われて、一部が光る空間となった
「マスター
また私は人の命を掃除出来ましたね 褒めてくださいねマスター」
「許さない!絶対に!貸してよこれ!」
デザイアは一緒に激突した人形から銃を奪い取ると
エトセトラへと銃弾を放つ
「それならオウム返ししちゃいますね!逆転ホームランっと!」
エトセトラは掃除機の他に金属バットを持っていた
金属バットを振りかぶって銃弾を弾き返す
「私に直接銃弾がなだれ込んでくる
痛いよマスター
でもマスターの命はもっと痛かったんだ
私はめげないよマスター」
エトセトラによってオウム返しされた銃弾の餌食に遭っていたが
デザイアの覚悟力が身に纏いその銃弾がそのまま弾かれる
デザイアの身体は貫通せずに命を絶たれる事も無かった
「ほーどうやらマスター
あれがご乱心された魂の拠り所のようですよ
マスターが探し求めていたコアはあの中にあるようです
だったら私は生命力を使ってでも求めます」
エトセトラは自身の使命の目的であるコアを見つけた
それがデザイアのコアだった
デザイアの魂であるコアは特別なものだった
戦争軍人であったブルーは何故デザイアをこよなく愛していたか
それはデザイアがあの日拾った人形だからだ
戦争の目的も至って普通だった
「コアを探すのだ」
「特別な魂をだ」
ブルーは特別な日常を堪能した
それは軍備に守られた花園
つまり収容所みたいなものだった
全ては過密的な区域だった
デザイアはそれを今まで知らなかった
「至って普通の少女として送らせてもらった甘い子は
私のように至極過酷な日常舞台で踊った私に殺されるのです!
中々に楽しいひとときでしょう?
ねぇ、マスター」
エトセトラは掃除機で他の人形を吸い尽くす
そして吸い尽くしている余り物の残骸をそのまま金属バットでデザイアへと打つ
デザイアはその度に、テーブルを利用して壁替わりにしたり
戦闘経験のようにこなす
「うぃいいい…やっぱり正当なコアはやりづらいですね
だったら私も可能な限り力を付け加えさせていただきますから
覚悟いいですか?」
問答無用でエトセトラは金属バットで打つそれは重火器だった
そこから放たれたのは銃弾であった
銃弾は重火器にあるものを融合化した銃弾であり
デザイアへダメージを負わせていた
「これは…炎と手榴弾の融合化
私の足が焦がされる」
憔悴したが遅かった
既にエトセトラは地面に這いつくばっているデザイアを見下していた
そして金属バットの形を変え出した
金属バットはエトセトラにとって二重構造化を構築されていた
金属バットはそのままチェーンソーへと再構成されていた
「そんじゃ運悪くあの世へ堕ちてください
なぁに、マスターと一緒の道でしょうからきっと苦はないはずですよ!
一緒に仲良くね」
狂気の目でエトセトラはチェーンソーを振り上げて叩き落す
叩き落した地面が潰れる しかしそこには誰もいなかった
「あれ?虫がいなくなってますね 逃げられたのですか?
どうやって?あの子も二重構造化していたのでしょうか?
それとも多重構造化ですか?
ますますゲットするのが難しくなりますね
けどマスター
私達はいつでも一緒ですから何も怖くありませんよね?
ねぇマスター」
エトセトラは自分のお腹をなでるとそう言った
エトセトラのマスターは既に存在していない
蛻の殻である エトセトラは自分の身体に死にゆくマスターの精子を垂れ流した
そしてエトセトラには人工授精したそれが腹の子宮の中で蠢いている
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