ナイトメアメイズ2 ~悪夢迷宮庭園(ナイトメアラビリンス)~

クライン・トレイン

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仮想メイズ10人斬り編

56話 彷徨える光の陶酔

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転送ポータルは暗闇でいっぱいだ
どこに何があるか分からない

その光景を二人はずっと走っていた
そこに何かが現れてくる


「久しいですねリリーナ」


仮想ポータルから聞こえるのはチェスの声だった


「私はね
世界について考えていたんですよ
私もそしてグロウベットと同じ意見を持ちました
全ての答えは其処に会った

再び相まみえるその日を夢見てね」



「全ての人が再び相まみえるという夢を
私は抱いていたんですよ

それはどうでしたか…?
間違いだと思いますか…?
いえ、間違いでは無かったはずです

世界がこんなにそれを望んでいたのだから…」




「それでも…ラウドは世界の闇に立ち向かう事を選ばれた
ならば私はその運命を世界の管理の下で見守ろうと思いますよ
もう出会える事も無いでしょうが…

それでも言わせていただきます
信じていますよ ラウドの夢我を」




それは何のための言葉かは分からなかった
しかしチェスは残った力を光の道しるべの為に使っていた

二人はその光の道しるべの先へと走っていった
そこにこそ現実世界という希望の光が存在しているからだ

世界についてラウドは未だに分からない
しかし自身の運命はきっとそこに存在しているのだろう


ラウドはリリーナと手を繋いで二人で光へと歩んでいく中
そう深く思ったのだった
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