ナイトメアメイズ2 ~悪夢迷宮庭園(ナイトメアラビリンス)~

クライン・トレイン

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戦争の勝利者編

100話 本当の敵の狙い

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ラウド
「俺達は…勝ったのか…?
だが奴の言い分が気になるぞ

王を討ち取られれば負けるんだろ?
だったら何故…ハイルドは破れたのだ?」


ハイルドの企みはその先を行くはずだ
だとしたら…ラウドはそう思い上空を見上げた

学園生徒の声に頼る事もなく
ラウドは上空へと真空メイズで飛んでいった

そこから見えたものは
敵味方が取り合っている光景であった

ラウド
「待て…これは何だ?
これがハイルドの望んだ光景か…」


ラウドはその孕んだ情報を頼りに敵を討っていた
それはマギノテック学園生徒と握手をする瞬間であった

握手を横切り上空から真空剣で裁いた腕は見事に切断されていた


「ラウドさん…!どうしてですか…!?」
「誰かこいつを捉えろ…!」


ラウドは学園生徒に捉えられる訳にはいかなかった
ラウドは一目散に全員に声を掛けられる装置を目指していた
しかしそこから声が聞こえていた
戦艦内のオペレータだ


「現在敵を確認
敵はラウド・オブ・ダークネス――」


オペレータのその発言はラウドの情報を知っている
その情報を何故知っているのか
それは染色体を操ったハイルド以外に有り得ないのだ




ラウド
「王というのは死んではならない
だから必ず影武者がいる…

ハイルドは今、戦艦のマスター場所にいる…!」


学園生徒はラウドの裏切りに悲しんでいた

学園生徒
「ラウドさんどうして裏切ったのですか」
「敵味方がやっと歩み寄ったのに…」
「あなたはその闇で敵を討ったのではなく最初から愉快犯だったのですね」


学園生徒は魔法メイズでラウドを攻撃していた
炎魔法による火炎の渦
それはラウドは真空風で振り払っていたが

天候を変更しながら撃たれた雷魔法でラウドはダメージを受けていた
反撃する事はラウドにとっては避けたいのだ

学園生徒
「何故あなたは攻撃しないのです」
「こいつ…笑っていやがるんだ」
「いつでも俺達殺せるってね」


氷魔法によって氷漬けをされかける
ラウドは回避運動を続ける
それだけは避けたい光景だからだ

ラウド
「今…俺が欠けてしまえば
こいつらも…あいつらも…敗北を喫するだろうな」


雷魔法に対して
ラウドは受けていた土魔法を真空風で上空へ振り払って相殺していた
その一瞬の魔法メイズの隙で真空加速で飛んでいった

学園生徒
「何故だ…何故ラウドは何もせずに…」
「いつだってラウドは…何かを思い考えて敵を倒していた…」
「今回は…今回も…」


学園生徒はそのラウドの意図を探っていた
ラウドは敵の陣営へと入り込んでいった
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