ナイトメアメイズ ~悪夢の迷宮~

クライン・トレイン

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機械天使編

17話 再浮上する迷宮

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ビシター
「エールは俺からの生活を苦だと思ったのだろう
だからラウド お前の能力を知って
暴発メイズ道具を使って
ラウドの真空メイズを発動させて俺を殺したんだ

ラウドの悪夢を殺したのはせめてもの罪滅ぼしだろう」

ラウド
「そうなんだ
エールにも感情があったんだな」

ビシター
「はは
そいつはひでぇな」

ラウド
「でも俺、エールと会話してなかったし」






ラウドは思い出していた
そこには会話が無かった

ビシター
「上空世界に魂の状態で戻った俺は
機械天使として再構築された
その時に名付けられたあだ名が初期番号だった事もあってオンボロ機械天使だったんだ」

巨神暴走はそのままイレスを殺そうとする
しかしイレスには共鳴した機械天使たちが守る




ビシター
「ラウド
悪いが、私に力を貸してくれ
イレスは共鳴メイズによって楽園の扉を強引に開くことが出来る
共鳴の出来るイレスだから

だからイレスは
イルと共鳴させる事で殺す事が出来る」

イレス
「それはどういう事だ」

巨神暴走のまま
ビシターは機械祭殿を壊していった





イレスは憔悴する

イレス
「何故だ!
機械祭殿を壊せば地上世界は混乱を巻き散らす」

ビシター
「いや、大丈夫だ
自動再構築付きの機械祭殿だからな
だから私はその分、機械天使からの怨念を呼び起こさせる」

イレス
「機械天使は感情が無いから無理だろう」




ビシター
「いや?
感情が動く光景と動かない光景がマニュアル化されているんだよ
だから機械天使はその反動で私を襲ってくる

しかし、今は襲わない
何故ならイレスに共鳴されているからだ」

イレスはそこで気付く
自身が共鳴メイズをオフにする事で
機械天使から一斉攻撃される事に

しかし、共鳴メイズをオフにしなければ
イルに囲まれる事に気付く




イレス
「どっちにしても
僕は死ぬのか?僕はここで終わるのか
没落王子として…
僕は終わるという概念を知った

だから僕は終わらない悪夢を皆に見せようと思った
それは間違いだったのか!?」




ビシター
「間違いではない
だがそれはまたお前の探し当てたナイトメアメイズだったんだ
お前の永遠は悪夢付きの永遠だった

だからこそ、機械天使としても地上世界の一住人としても
私はイレス 君を殺させてもらう」





機械祭殿を全て壊して機械祭殿が崩壊して
上空から落ちていく

落ちていく中
機械天使達は怨念の塊イルへと変貌していく
そしてイレスを忽ち共鳴メイズで飲み込んでいく


一体化したイルは巨神を描いていた




ビシター
「いやいや、これはまた私と同じような大きさなようで
後は分かるだろう?ラウド」

巨神暴走の上に乗っかったラウドは
上空から落ちるイルを巨神暴走と真空メイズで一体化




ラウド
「イレス!
俺は俺の中にある追及でこれからもナイトメアメイズを追わせてもらう

だから俺はイレスを殺して
イルを殺して、地上世界を救済させてもらう!」

そのまま巨神暴走のプレスによってイルを地上に叩き潰す事でイルを強制的に抹消した




~砂漠~

砂漠の土地に叩き落されたその反動は
砂漠の一体化を催した

そこには崇拝者達の成仏していった魂が上空へと上がっていく

ラウド
「俺は結局犠牲者を生んでしまったよ」

ビシター
「いいんだよそれで
私はこのまま機械天使として再構築される

今度こそレインとなって、そのまま機械祭殿を立て直す事になるだろう」

初期化されて、今度こそ綺麗さっぱり忘却するという

ラウド
「ビシター

俺は俺の追及を迷宮をめぐる事にするよ」

ビシターもそのまま巨神暴走の消失と共に上空へと魂が上がっていく
ラウドは感情として涙を流していた




ラウド
「俺にも感情が残っていたのか
これは…ローズ…君にも流れた愛というものなのか?」

その愛というのは
イレスにも機械天使にもレインにもビシターにもメイドにも砂漠の住人にも
それを全て包んだ上の愛だ
ラウドはそう感じていた
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