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『ラグナ・トレード』
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このトレードの為に居合わせるのは
インフルエンサーの各々魔法使いの結集であった
「あなたはどこからの依頼で?」
「私は奴隷魔法学園から」
インフルエンサーのメンツが出揃う中
その下でボリボリ菓子を食う魔法使いが一人
「僕は魔法学園からなんだな」
「なんだこいつ…」
一人だけ似つかわしくない者がいた
明らかにインフルエンサーでは無い下級の魔法使いがそこにいた
「奈落落ちの子を一人見繕ったのよ」
「そいつ使えるのですか?」
環奈は奈落落ちした者を観測座標魔法でチェックしている
一度チェックした座標に観測座標魔法から皆に挨拶していた
そこに新入りの太った学園生徒が奈落落ちしていた
彼から浴びせられる魔法力数値を分析魔法で調べた彼女は驚いた
食料を食う事で魔法源を溜め込んでいたからだ
そしてその溜め込んだ魔法源を他の魔法生物に食わせていた
≪一体どういう要領でそんな離れ業をやってのけられるの?≫
環奈は驚愕と同時に嫉妬した
そして彼女は彼を欲した
デリーゼは環奈が助けるまでもなく魔法生物によって助けられる手はずであったが
それを阻む形で彼女は奈落城からデリーゼを救出していた
デリーゼを奈落城から離れた2km程離れた場所へ逃げ出させて
一息ついていた
「何か知らないけど君小さいのにありがとね
けど僕は何も上げられないよ」
「いやいや…もうあなたからは魔法力の貯蓄を付与され続けていましたから」
環奈は変化魔法で大蜥蜴から変化解除して自身に戻った
「たまげたなー いきなりお姉さんが一人いるなんて
ねぇ そう思うでしょ」
環奈の周りからは地面から生え出した魔法生物がいた
モップモグラという群れで生きている生物だ
「そうね 使役魔法でそれだけ扱えるなんて凄いわ
私あなたに嫉妬しちゃった
だからもう少し付き合ってくれる?」
デリーゼは否定した
何故ならデリーゼの家はスパルタ魔法学園だからだ
環奈は奴隷魔法学園からの卒業生であった
「まあ一言で言えば退学したんだけどね
インフルエンサーになってからはこうしてどこでも人っ跳びしてるって訳
デリーゼは遥か彼方にある魔法の礎を見たく無いのかしら?」
「う~ん…僕はねぇ
そんなの興味が無いんだ
だから誰の指図も受けないよ」
デリーゼは過去にさかのぼると
奴隷魔法学園で住み着いていた
使役魔法で奴隷化されたデリーゼが何故そこから抜け出せたのかと言えば
「魔法生物が皆仲良くしてくれた
友達のいない僕はね
この子達のおかげで難なく生きれた
なぁなぁで生きれたんだ」
デリーゼのいた奴隷魔法学園では
主に特化型の魔法訓練を受けていた
そしてそこから学んでいたものはデリーゼの為になった
そんもそもデリーゼの脳回路は他と違うからだ
誰も見抜けなかった得意気質な脳回路は
誰からも望まれもしなかった落ちこぼれだからだ
「僕はそうして皆からいじめられていた
「デブでも僕はいいんだよ」「デブでなきゃダメなんだ」
それが僕の今まで生きた証なのだからね」
デリーゼは菓子をボリボリ食い散らかしながら
餌まきみたいにモップモグラにも菓子をやっていた
一般的にモップモグラは人が食い散らかしたものを食う習性は無いものの
デリーゼをマスターと考えたモップモグラは彼の提案にのったのだった
「僕は誰の指図も受けない
そして…誰のコンプレックスも引き受けないよ」
この子…ちゃんとした子ね
さすがに脳回路が違うだけはあるわ
環奈は驚いていた
誰の指図にもならないその性格こそがインフルエンサーに相応しいからだ
通常インフルエンサーは誰以上に身を持った者がなれると勘違いしがちだが
実際はそうではなかった 確固として維持によるフォロワー繋ぎであるからだ
「皆と違う事を選んでいる 選ばれざる道を
自ら勝ち取ったのね
実は私もなのよ」
環奈が帽子を脱ぎだしていた
確認魔法で確認するとそれは追加魔法が持続されていた
「レベルアップの際に
君は誰よりもステータスが上がるんだね
よっぽどその人に愛されていたんだね」
それを環奈は否定する
この帽子はエスナの帽子だからだ
バルティアが愛したであろうエスナの帽子を
バルティアから貰っていた
「絶対運命因果律に従い
この運命は回避出来ない
つまり王道力がどれだけあっても
この帽子の主人はバルティアとは会えないの」
「バルティアというのは
非常に罪深い人間なんだね」
それも否定する
バルティアはエスナに逢う為に
幾つもの運命を切り開こうとしていた
しかしラグナが永続魔法で発動させたその呪力は
とてつもない次元魔法の賜物であった
「絶対に逢えない引導を渡されたんだもの
生半端な覚悟じゃ逢えないのよ…
それに私もエスナと逢わせたくは無いわ
彼女のあの姿はバルティアの心に来るだろうから」
いつまでも逢えないバルティアに
エスナは発狂しているからだ
エスナはそうして魔法戦争で幾つもの介入を施していた
完全なるイレギュラーとして掲げられた存在である
危険人物とされている
「と言っても彼女は知った事ではないでしょう
彼女はもうバルティアが愛したエスナではない
そしてバルティアもその事実を知っているのでしょうね
深く愛しているのですから
逢えなくても…その辛い年月によって失われた逃避行の果てに
世界はきっと闇色に染まっているのでしょうからね」
デリーゼは深く考えて
付き合う事を肯定した
「僕はね
環奈ちゃんがちゃんとした人間か分かったから行くよ
インフルエンサーって僕嫌いだけどさ
インフルエンサーじゃなくて環奈ちゃんだから僕は環奈ちゃんとめぐるんだ
またねスパルタ魔法学園」
スパルタ魔法学園とは違う方角へと箒を召喚した
環奈の火力加速魔法が備わった箒にのって向かっていった
インフルエンサーの各々魔法使いの結集であった
「あなたはどこからの依頼で?」
「私は奴隷魔法学園から」
インフルエンサーのメンツが出揃う中
その下でボリボリ菓子を食う魔法使いが一人
「僕は魔法学園からなんだな」
「なんだこいつ…」
一人だけ似つかわしくない者がいた
明らかにインフルエンサーでは無い下級の魔法使いがそこにいた
「奈落落ちの子を一人見繕ったのよ」
「そいつ使えるのですか?」
環奈は奈落落ちした者を観測座標魔法でチェックしている
一度チェックした座標に観測座標魔法から皆に挨拶していた
そこに新入りの太った学園生徒が奈落落ちしていた
彼から浴びせられる魔法力数値を分析魔法で調べた彼女は驚いた
食料を食う事で魔法源を溜め込んでいたからだ
そしてその溜め込んだ魔法源を他の魔法生物に食わせていた
≪一体どういう要領でそんな離れ業をやってのけられるの?≫
環奈は驚愕と同時に嫉妬した
そして彼女は彼を欲した
デリーゼは環奈が助けるまでもなく魔法生物によって助けられる手はずであったが
それを阻む形で彼女は奈落城からデリーゼを救出していた
デリーゼを奈落城から離れた2km程離れた場所へ逃げ出させて
一息ついていた
「何か知らないけど君小さいのにありがとね
けど僕は何も上げられないよ」
「いやいや…もうあなたからは魔法力の貯蓄を付与され続けていましたから」
環奈は変化魔法で大蜥蜴から変化解除して自身に戻った
「たまげたなー いきなりお姉さんが一人いるなんて
ねぇ そう思うでしょ」
環奈の周りからは地面から生え出した魔法生物がいた
モップモグラという群れで生きている生物だ
「そうね 使役魔法でそれだけ扱えるなんて凄いわ
私あなたに嫉妬しちゃった
だからもう少し付き合ってくれる?」
デリーゼは否定した
何故ならデリーゼの家はスパルタ魔法学園だからだ
環奈は奴隷魔法学園からの卒業生であった
「まあ一言で言えば退学したんだけどね
インフルエンサーになってからはこうしてどこでも人っ跳びしてるって訳
デリーゼは遥か彼方にある魔法の礎を見たく無いのかしら?」
「う~ん…僕はねぇ
そんなの興味が無いんだ
だから誰の指図も受けないよ」
デリーゼは過去にさかのぼると
奴隷魔法学園で住み着いていた
使役魔法で奴隷化されたデリーゼが何故そこから抜け出せたのかと言えば
「魔法生物が皆仲良くしてくれた
友達のいない僕はね
この子達のおかげで難なく生きれた
なぁなぁで生きれたんだ」
デリーゼのいた奴隷魔法学園では
主に特化型の魔法訓練を受けていた
そしてそこから学んでいたものはデリーゼの為になった
そんもそもデリーゼの脳回路は他と違うからだ
誰も見抜けなかった得意気質な脳回路は
誰からも望まれもしなかった落ちこぼれだからだ
「僕はそうして皆からいじめられていた
「デブでも僕はいいんだよ」「デブでなきゃダメなんだ」
それが僕の今まで生きた証なのだからね」
デリーゼは菓子をボリボリ食い散らかしながら
餌まきみたいにモップモグラにも菓子をやっていた
一般的にモップモグラは人が食い散らかしたものを食う習性は無いものの
デリーゼをマスターと考えたモップモグラは彼の提案にのったのだった
「僕は誰の指図も受けない
そして…誰のコンプレックスも引き受けないよ」
この子…ちゃんとした子ね
さすがに脳回路が違うだけはあるわ
環奈は驚いていた
誰の指図にもならないその性格こそがインフルエンサーに相応しいからだ
通常インフルエンサーは誰以上に身を持った者がなれると勘違いしがちだが
実際はそうではなかった 確固として維持によるフォロワー繋ぎであるからだ
「皆と違う事を選んでいる 選ばれざる道を
自ら勝ち取ったのね
実は私もなのよ」
環奈が帽子を脱ぎだしていた
確認魔法で確認するとそれは追加魔法が持続されていた
「レベルアップの際に
君は誰よりもステータスが上がるんだね
よっぽどその人に愛されていたんだね」
それを環奈は否定する
この帽子はエスナの帽子だからだ
バルティアが愛したであろうエスナの帽子を
バルティアから貰っていた
「絶対運命因果律に従い
この運命は回避出来ない
つまり王道力がどれだけあっても
この帽子の主人はバルティアとは会えないの」
「バルティアというのは
非常に罪深い人間なんだね」
それも否定する
バルティアはエスナに逢う為に
幾つもの運命を切り開こうとしていた
しかしラグナが永続魔法で発動させたその呪力は
とてつもない次元魔法の賜物であった
「絶対に逢えない引導を渡されたんだもの
生半端な覚悟じゃ逢えないのよ…
それに私もエスナと逢わせたくは無いわ
彼女のあの姿はバルティアの心に来るだろうから」
いつまでも逢えないバルティアに
エスナは発狂しているからだ
エスナはそうして魔法戦争で幾つもの介入を施していた
完全なるイレギュラーとして掲げられた存在である
危険人物とされている
「と言っても彼女は知った事ではないでしょう
彼女はもうバルティアが愛したエスナではない
そしてバルティアもその事実を知っているのでしょうね
深く愛しているのですから
逢えなくても…その辛い年月によって失われた逃避行の果てに
世界はきっと闇色に染まっているのでしょうからね」
デリーゼは深く考えて
付き合う事を肯定した
「僕はね
環奈ちゃんがちゃんとした人間か分かったから行くよ
インフルエンサーって僕嫌いだけどさ
インフルエンサーじゃなくて環奈ちゃんだから僕は環奈ちゃんとめぐるんだ
またねスパルタ魔法学園」
スパルタ魔法学園とは違う方角へと箒を召喚した
環奈の火力加速魔法が備わった箒にのって向かっていった
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