フェルミのパラドックス

クライン・トレイン

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8話 脆弱な弱い汎用人工知能

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汎用人工知能は
パソコンが幾つも並べておりその中央にある
大きなモニター画面に存在していた

挨拶をする前に汎用人工知能は画面にあるシグナルを発していた


『危険です
宇宙人が生きています』


後ろを振り返ると教授は立っていた
頭に貫通した穴があるのにだ

しかしそれは教授の頭の穴から銃弾が弾き返されて
撃ったであろう生徒側の頭へと跳ね返された

生徒側の気遣いも虚しく
血を流す間もなく直撃された体は動かなかった

教授(宇宙人)
「僕は地球に興味はあるけど
地球人には興味はあるけど

個には興味が無いんだ 個体はどうでもいい
文化や都市技術 それだけに興味がある
地球人感性では生きていないんだよ」


あくまで宇宙人感性である
資源を大切にしなかった
地球人類にとってそれは皮肉だった





生徒
「教えてくれ汎用人工知能…!」
「俺達は一体何を求めればいい…!」

汎用人工知能
「私がもっと自己進化を求めれば
こんな機会は逃すはずがありませんでした
私の責任です 申し訳ありませんでした

私が出来るのは『宇宙人を消去する事』だけです」


汎用人工知能がその発信と共に起爆装置を入れた
AGI研究所は爆発を起こした

無論人々がいるのも知っていた
しかしこれしか宇宙人の統括者の一部である宇宙人を殺す事は出来なかった

教授(宇宙人)
「これで破壊出来ると思っていたのだろう
でも汎用人工知能はまだ脆弱な進化の過程だった

仕方がない
クローズでは完成していた汎用人工知能も
脆弱だったからこそ同じような資本主義社会を続けていたのだろう?」


そして教授という宇宙人は宇宙船の音波によって
宇宙船へと入り込んでいった
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