寝取りの夜と婚約破棄

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その4

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数日して、キャシーは王子様の元を離れました。私と王子様の一晩に腹を立てたことがきっかけになって、その後もたびたび癇癪を起したみたいです。

キャシーは後に、複数の貴族の元へ嫁いだそうですが、人一倍プライドの高いキャシーの相手が務まる者などいるはずもなく、最後は孤独の道を選択したそうです。悲しみを自らの手で慰めることしか出来ない人生を、若干25の年で決断するわけですから、それはそれは儚いものです。

王子様はと言うと、キャシーがいなくなって、すっかり寂しくなってしまったようです。私に復縁を迫ることもありましたが、当然断りました。私は新たな幸せをつかむことができたのです。ですから、もう迷うことはありません。

さようなら、王子様。
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