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その12
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私はミクリッツ様とキニーネ様の会議に列席した。キニーネ様を始め、あちらの方々は皆驚いていた。無理もないだろう。しかしながら、キニーネ様は私のことを一度見ると、それ以降はミクリッツ様の方ばかりを見ていた。確かに、ドクダミと桜ほどの違いがあるのだから、これについてとやかく言うことはできなかった。
なによりも、キニーネ様から、
「出て行け!」
と言われることだけを心配していた。それはどうも大丈夫そうで、一安心だった。
「ミクリッツ殿、あなたの来訪を心からお待ちしておりましたよ……」
キニーネ様の表情がすごく和らいだ。私が最初に会った日とは、だいぶ違っていた。結局、キニーネ様は私のことを利用するだけ利用して、いらなくなったらポイ捨てする魂胆だったことをもっと早く見抜くべきだった。
そうすれば、私も、ミクリッツ様も、そして、キニーネ様みんなが別の運命をたどることになっただろう。どんな運命が一番いいのか、それを決めるのは難しいが、これは最悪だった。
「お近付きの印に……」
キニーネ様は積極的に、ミクリッツ様とアイコンタクトを取り、ついには手をつないで見せた。
それにしても……これほど女らしく、それでいておしとやかなお嬢様の心の内が読めるのは、不思議だった。
いやです、あなたのような人は嫌いです……ミクリッツ様の本音が漏れ聞こえた。
なによりも、キニーネ様から、
「出て行け!」
と言われることだけを心配していた。それはどうも大丈夫そうで、一安心だった。
「ミクリッツ殿、あなたの来訪を心からお待ちしておりましたよ……」
キニーネ様の表情がすごく和らいだ。私が最初に会った日とは、だいぶ違っていた。結局、キニーネ様は私のことを利用するだけ利用して、いらなくなったらポイ捨てする魂胆だったことをもっと早く見抜くべきだった。
そうすれば、私も、ミクリッツ様も、そして、キニーネ様みんなが別の運命をたどることになっただろう。どんな運命が一番いいのか、それを決めるのは難しいが、これは最悪だった。
「お近付きの印に……」
キニーネ様は積極的に、ミクリッツ様とアイコンタクトを取り、ついには手をつないで見せた。
それにしても……これほど女らしく、それでいておしとやかなお嬢様の心の内が読めるのは、不思議だった。
いやです、あなたのような人は嫌いです……ミクリッツ様の本音が漏れ聞こえた。
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