婚約破棄するんだったら、その代わりに復讐してもいいですか?

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その14

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「ミクリッツ様。私はあなたのために、自分の身を犠牲にするのは、それほど悪いことだと思いません。最後にいろいろお話をしていただいて、ありがとうございました。そして、キニーネ様……」

私はキニーネ様の方を向いて、

「もう終わりにしましょう」

と言った。

「パミーナ……いきなり何を言い出すのかと思えば……」

キニーネ様は最後まで油断していた。私が何かするなんて、とても考えていなさそうだった。

「キニーネ様……さようなら……」

ピストルを懐から取り出した。キニーネ様の胸元を狙った。何発打ったのかわからない。いくつか命中した。キニーネ様はその場に倒れこんだ。それからは非常に慌ただしかった。キニーネ様を救うため、側近たちが医者を探した。ミクリッツ様は涙を流した。

私は、一人静かに時間の流れを眺めていた。誰も私に気を止めるものはいない。よかった。これでようやく全て終わらせることができる。

さようなら。

銃声がもう2発響いた。
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