2 / 5
その2
しおりを挟む
そんな私が密かに王子様を愛していたというのは内緒の話。それでも、王子様は聖女という女と婚約することに固執した。
「君と婚約したところで、手に入るのは所詮金くらいだ。つまらない!私は永遠の命と幸福が欲しいのだ!そのためには聖女と結婚すればいいのだ!」
幻想に取り憑かれた王子様を救う手立てなんて、なかった。
「それでは、いったい、その聖女とやらはどこにいるのですか?」
私は王子様に質問してみた。
「君と婚約したところで、手に入るのは所詮金くらいだ。つまらない!私は永遠の命と幸福が欲しいのだ!そのためには聖女と結婚すればいいのだ!」
幻想に取り憑かれた王子様を救う手立てなんて、なかった。
「それでは、いったい、その聖女とやらはどこにいるのですか?」
私は王子様に質問してみた。
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
22
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる