悪役令嬢の終わらせ方~1年の恋物語~

tartan321

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その19

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私はいつもいつも、こうして孤独な夜を過ごすことになる。今回ばかりは、チャールズと一緒に過ごすことができると期待したのに……まあ、いまさら嘆いても遅い。

とりあえず、寝ることにしよう。ベッドメイキングだって、本来は自分でやるんだけど、侍女たちがみんなやってくれた。後は乗っかってただ寝るだけ……これなら、婚約なんかしないで、両親と一緒に空を眺めている方がまだ楽しかったかしら?

「そんなことはないはずだ。パミーナ。君はいつもより、満足そうに私のことを見ているじゃないか?」

「だれ?」

空の遠くから、誰かが私に話しかけているような感じがした。私は思わず聞き返してしまった。空耳に違いない、そう思ったのだが、なんとなく反射的に?

「私は空の上から話しかけているんだ。パミーナ。君はもう止めてしまったが、両親はまだ健在のようだね?」

ひょっとして……神様が私に直接語りかけているのかしら?

そんな、バカな!!

「本当のことだよ」

「…………?」

神様がいるのだとしたら、私は心の内を全て読まれていた。もちろん、いれば、の話である。
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