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その23
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「最近の令嬢たちは自意識過剰すぎるんだ。元元は貴族たる男たちの従属たる所有物に過ぎなかった。そうだろう?それがなんだ。悪役令嬢だって?君みたいな人間のことを言うらしいが……」
「お待ち下さい。悪役令嬢とはなんですの?」
「君みたいに、いじっぱりで、男を尻に敷き、愛よりも金を求める令嬢のことを言うそうだ。ねえ、ぴったりだろう?」
「そんなもの、何も欲してなんかいませんよ。くだらない。世界が亡んじゃったら、そんなもの、何も意味がないじゃないですか?」
「世界が亡ぶ……君はよくわかっているじゃないか?」
「はあっ?」
「君の行動によっては、世界が亡ぶということさ……」
「お待ち下さい。悪役令嬢とはなんですの?」
「君みたいに、いじっぱりで、男を尻に敷き、愛よりも金を求める令嬢のことを言うそうだ。ねえ、ぴったりだろう?」
「そんなもの、何も欲してなんかいませんよ。くだらない。世界が亡んじゃったら、そんなもの、何も意味がないじゃないですか?」
「世界が亡ぶ……君はよくわかっているじゃないか?」
「はあっ?」
「君の行動によっては、世界が亡ぶということさ……」
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