妹に婚約者を奪われたので、田舎暮らしを始めます

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その17

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ゲルストマンは一人、ソフィアのことについて考えていた。外では、体裁よく振る舞っていたが、やはり、不安を感じることはあった。

「ソフィア様……経過は知っているが、中々興味深い人なのかな……」

そう思って、色々と調査をしていたのだった。その結果は……詳細不明。何をどのように調べても、全部無駄だった。

「ああ、でも、私にとって彼女は運命の人なのだ。仮に人殺しをした令嬢だとしても、それが何か弊害にでもなるというのだろうか???????我々の方が、よっぽど多くの人民を見殺しにしていると言うのに……。おそらく、それは、彼女なりの正義なのだろう。だから……私の想像が事実だとしても、私には全てそれらを受け入れる準備ができていると……こういうことなのだ……。最初から全て分かり切ったことじゃないか……。だから、何も心配することはないのさ。後はただ……考えたことを、実行に移すまでだ……」

ゲルストマンはそう心に決めていた。以降、侍従たちにも言いつけをした。つまり、いかなることがあっても、ソフィアに対して侮蔑の念を抱いてはならない、ということだった……。
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