妹に婚約者を奪われたので、田舎暮らしを始めます

tartan321

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その23

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「私は……非常に罪深き人間なのでございますから……」

ソフィアは、大体いつも、このような話から始まった。もちろん、自分に何か罪があるわけではないが、貴族社会の世間はみな、ソフィアにその事実を認めるようにうるさく言っている。だからこそ、余計にソフィアはふさぎ込んでしまったのだ。そんな時、ゲルストマンは、常に、自分が力になろうと率先した。

「それは……仮にそれが事実だとしても、ここでは関係ないことですよ???????」

こんな感じで話を始め、そして、最後はソフィアのことをきちんと肯定するのだった……。

「少なくとも……私には、あなた様がそのようなことをなさるとは、とても思えませんね。何か深い事情があることなのでしょうが……それにしましても、私は必ずあなたのことを信じております。ですから……何も心配なさることはありませんよ。私は必ず……あなたのことを信じているのですから……」

ゲルストマンが何度も何度も、信じている、と語りかけるうちに、ソフィアの心は少しずつ和やかなものになっていった。そして、それを邪魔するものはどこにもなかった。最初は疑いの目を向けていたクライストも、次第に、ソフィアのことを信頼するようになり、また、メイドたちも、陰ながら、二人の仲がもっと深まることを望み、そのための努力を惜しまなかった……。
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