上 下
3 / 16

その3

しおりを挟む
そんな私が、ある種の運命を受け入れることになるのは、これもまた必然だった。

あれ?おかしいな。魔物たちの侵攻が始まったのだろうか?王子様たちが魔物に討伐されている。

普通は逆だよね?違うかな?

これは夢?

「マリアンヌ。君との婚約をこの場に置いて破棄しようと思うんだ……」

ああ、やっぱり夢だった。こっちの方がよっぽど必然的なのだ。

しおりを挟む

処理中です...